今回の記事について一言
『歴代ゲームの中でも、かなり可哀そうなラスボス』
※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。
本編感想
前回までのあらすじ:ずっとずっと家族が欲しかっただけのエブリン
ドロドロになったエヴリン。
ドロドロになったと思いきや、顔だけの生物に。
近づくと食べられて一撃死だったので、ひたすらマシンガンで攻撃。
すると普通に撃退。
その後ドアノブ職人リスペクトのひじきになって
イーサンを襲いかかってきました。
外に放り出されたイーサン。
いつの間にか夜が明けていました。
ここも普通にマシンガンで攻撃。
足を掴まれて身動きのとれなくなったイーサン。
ここも普通にマシンガンで攻撃。
この状態になってもエヴリンは
「私は家族がほしかったの」と言います。
イーサン側(プレイヤー側)で回避行動等が出来ないので
ラスボスはもしかしてイベント戦闘っぽいのか?
地面に放り投げられるイーサン。
どこからか「これを使え!」という声が聞こえたので
近くを見てみると『アルバート-01』という銃がありました。
アルバートは、ドアノブ職人の上の名前ですね。
(アルバート・ウェスカー)
『アルバート-01』はかなりの威力だったらしく
7発くらい当てると、エヴリンを倒せました。
アルバートの力ではなく、元々あの注射でこうなったんでしょうけど
最後の力を振り絞って「私は家族がほしかったの」と
暴れまわっていたのでしょう。
いつの間にか周囲を飛んでいたヘリ。
そのヘリから隊員らしき人が降りて来て
イーサンに「無事でよかった」と言います。
って最初は思っていましたが
なんとこの人物は『クリス』らしい。
バイオ1の主人公です。
・バイオハザードHD ▲
イーサンはクリスに
「ずいぶん遅かったじゃないか」と言います。
まさか知り合い?
あの船でエヴリンに捕まるシーンから生きてるってことは
エヴリンはミアさんを殺す気なんて全く無かったんでしょうね・・・・・・
泣けるぜ。byレオン。
ここでイーサン声のナレーション。
イーサン
「どんなに暗い夜もいつかは明ける」
「ようやく夜明けが訪れた」
「気が遠くなるほど長い夜だった」
「苦しめられたのは俺とミアだけじゃない」
「ベイカー家もそうだ」
「あの化け物『エヴリン』に変えられてしまった」
※アンブレラ社
Tウィルスを流出させ、バイオハザードを起こした企業。
クリスはアンブレラ社と敵対しているはずですが
バイオ7は、バイオワールドでいうパラレルワールドなのかな?
イーサンナレーション続き。
イーサン
「だがあいつはもういない」
「あとのことは彼らに任せればいい」
「俺はミアを失ったと思ってた」
「だが彼女は戻り、全てを乗り越え歩みだそうとしている」
「ここから新しい日が始まる」
納得いかねええええええええええええ!!!
「あの化け物『エヴリン』に変えられてしまった」
とかイーサンはぬかしてるけど、エヴリンも被害者だろうが。
ただひたすらにエヴリンが可哀そうすぎるんですが。
DLCでジャックの誕生日なんか祝ってないで
エヴリンの誕生日祝えよゴラア!!!
ちなみにストーリー自体は普通です。
ただエヴリンが可哀そうなだけです。
誤解のないように書いときますが
イーサンは自分の嫁さんを滅茶苦茶にされていますし
命辛々脱出したので、エヴリンのことを可哀そうなんて思う余裕なんでないので
「あの怪物」扱いも無理ないです。
ただエヴリンが可哀そうなだけです。
重要なことなので二回言いました。
FF15のラストは感動泣きですが
バイオ7のラストは可哀そう泣きです。
エヴリンが一切救われないエンド。
バイオで可哀そうな少女といえば
『リサ・トレヴァー』が有名ですが
エヴリンを負けちゃいないです。
(意識がハッキリあった分エヴリンの方が可哀そうかも)
しかしエヴリンは加害者的な側面もあるので
それ考えたらリサの方が可哀そうなのかな?
まあどっちも可哀そうってことで。
リスタート回数多いのは
途中で箱の中身どうなるか確認していたからのはず。
(それでも20回くらいリスタートはしている)
バイオ7の製作者は、クリア時間10時間とかいっていましたが
ちょうどピッタリですね。やりますな。
っていうか『マグナム』も『グレネードランチャー』も
一発も使うことなく終わったのですが・・・・・・
ラスボス戦はイベント戦のような感じで、若干ものたりないかな。
まあそういうのは評価にて。
クリスによる物語を描くっぽい。
これがちゃんとフリー(無料)なのは評価出来ます。
まあ謎が多いので、これは無料で当たり前なんですけど。
家族紹介
エヴリン
歴代ゲームの中でも、かなり可哀そうなラスボスに分類されるキャラ。
家族を欲したのに誰からも愛されず生涯を終えた。
ベイカー家で家族ごっこをしていたが、真の家族にはなれなかった。
それどころか、度重なる実験により(?)細胞が劣化。
幼くして車椅子が必要なお婆さんの姿に。
最後はイーサンに
エヴリン始末用注射『E-ネクロトキシン』を投与される。
研究者の資料によると
『E-ネクロトキシン』はほんの少量で■■■■■■と書いており
エヴリンが投与された時に「苦しい!」と何回も叫んでいたことから
かなり激痛の伴う物であったのだろう。
エヴリンは細胞劣化の関係で
イーサンが来なくてもいつか死んでしまうはずだったんでしょうけど
激痛を与えられながら死んでしまったのです。
『E-ネクロトキシン』を投与され、石灰化して死んでしまう直前まで
「家族が欲しかった」と叫び続ける彼女は可哀そうでならない。
追い打ちをかけるように最後はイーサンに
「ただの化け物」扱いされて終わってしまった。
バイオシリーズでも類をみない不幸な少女である。
(それどころかゲーム史上でも不幸な部類に入る)
一応不幸少女といっても
ベイカー一家や観光客(モールデッド化)にしたことは
到底許される行為ではない。
しかしエヴリンはそういった善悪もわからない子供のまま
ずっと生きてきたことも忘れないで欲しい。
あまりにも可哀そうなので
せめて絵の中だけでも家族にしてあげたかった。
上手いとか下手とかじゃなくて、こういうのは気持ちが大事だと
トモイナは思うんだ。
誰かハイクオリティな絵ください・・・・・・
エヴリンは生物兵器に利用された、というよりはそもそも最初から生物兵器として誕生した存在だった気が……まあ可哀想なのは変わらないのですがね
エヴリンは多分最初のビデオレターでミアさんに鬱陶しそうに見られたり、アランさんにはクソガキ呼ばわりされ、ルーカスには小馬鹿にされ、客観的な立場であるイーサンには終始化け物呼ばわりされ……ホント周りの大人酷すぎ。そんな中でもエヴリンを本当に理解してくれていたのはジャックだけなのかな?