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オメガラビリンスZ 評価・レビュー

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プレイ時間:29時間10分6秒

 

評価ゲームタイトル

『オメガラビリンスZ』
D3パブリッシャー 2017年7月6日 発売
対応機種:PS4/VITA

 

このゲームってどんなゲーム?

やたらと女性のお胸に重点を置いたゲーム。なぜオメガラビリンスというゲームタイトルなのかというと、オメガの記号(ω)がお胸に見えるからである。それでお察しの通り、ギャルゲー寄りのネタゲーである。一応ゲームとしては、ローグライクゲームに分類されるが、ローグライクゲームの完成度はそんなに高く無いうえ、ネタゲーとしても一発ネタである。つまりこのゲームはギャルゲーである。

 

前作やってなくても大丈夫? 今作からでも大丈夫?

前作のキャラがそのまま続投しているが、前作の詳しい解説などはない。ただ、凝ったストーリーを楽しむゲームではないので、今作からのプレイでも問題無し。

 

総合得点 38/100点 ランクC

38/100点 ランクC

個人評価13/40点 ランクD
個別評価25/60点 ランクC

 

レーダーチャート

 

個人的評価 13/40点 評価D

『CGだけzipファイルで欲しい』

人が死んだり追いかけられたり、ストーリーが難解だったり複雑だったり。そういったゲームばかりやっていたので、意図的に明るいゲームを買おうと思って買ったのが、この『ωラビリンスZ』というソフト。ゲームを長年親しんできた人ならわかると思うが、買う前から「そんなに面白そうなゲームじゃなさそう」という感じはしていたが、実際そんなに面白くはない。しかし、このゲームを買う人は「ゲーム性」で選んでいる訳ではなく、たぶん「ギャルゲー」か「なんかネタ的にやってみようかな」という感じであろう。そういう意味では期待通りのゲーム。終始明るい物語であり、荒んだ心が癒やされたのは確かだ。こういう遊び心というのは、ゲームにおいて絶対に忘れてはならない要素の一つなので、たまにはこういうゲームに触れるのも良い物である。ただ、ゲーム評価は、ゲームの完成度の高さを評価する場所なので、点数は厳しくなるのも必然。

 

 

システム面 4/15点 評価D

『新しさ』 1点

胸にひたすら焦点をあてたゲーム・・・だが、そういった所謂「スケベ」を全面に押し出したゲームは、今の時代新しいとはいえない。ゲームシステムは普通のローグライクゲームなので、そちらの方も新鮮さを感じない。胸の大きさでステータスアップは少し新しいが、正直一発ネタの域を出ない。最後に出て来る誰得キャラまで胸が揺れるのだけは、一発ネタを貫いたということで評価したい。

 

『快適さ 』 2点

操作に関してそれほど不満点は無いが、女の子を強化する『悶絶香』を使う時のミニゲームが面倒。スケベな一枚絵が表示されるのは非常に嬉しいが、強化をする度にこのミニゲームをやらされる。種類がたくさんあってミニゲームが面白ければ良いのだが、種類は2つしかないうえ面白くもない。一応ミニゲームをやらずにスキップする機能もついているが、スキップをするとミニゲームをやった時に比べて、習得出来るポイントが大幅に減ってしまう。悶絶香を集める手間暇を考えると、やらざるを得ない。この悶絶香による強化は、最初から最後まで続くので困り物。

 

『システムのおもしろさ 』 1点

このゲームをやると、いかに昔のローグライクゲームの出来が良かったのかがわかる (スーパーファミコンのトルネコの大冒険や風来のシレン等)ただ、面白くはないが普通に遊べるレベル。ローグライクゲームをやったことない人であれば、少しは楽しめるかも知れない。他のローグライクゲームと比べ、一番重要なゲームバランスが微妙なので、適切なアイテムを使ってピンチを切り抜けていくということはほとんど無く、基本強化してゴリ押し。ローグライクゲームというより、ハクスラゲーといった方が正しいかも知れない。

 

ストーリー面 6/15点 評価D

『ストーリーのおもしろさ』 1点

ものすごく平凡。詳しい世界観の説明等はなく、わずか数名の登場人物で進んでいく。女の子同士の緩い日常会話を楽しむタイプのゲームなので、ストーリーは面白くない。たぶんストーリーだけ説明すると、400文字くらいで終わる内容。キャラの設定掘り下げ等もない。 『胸の大きさで悩んでいる女の子がいました。その女の子は、学園の近くの聖洞内にある、願いを叶えてくれる美の聖杯に、貧乳にして欲しいと願います。しかしそれは、願いを叶えてくれる美の聖杯ではなく、人間の欲望に呼応する欲望の聖杯でした。プレイヤーは、女の子を助ける為洞窟へと潜ります。女の子を無事助けたプレイヤーでしたが、欲望の聖杯から欲望の魔女が登場。欲望の魔女を止めるべく、なぜかこの世界に普通にいる妖精二人と協力。美のニューリングの力によって、欲望の魔女は封印されたのでした。めでたしめでたし』(約250文字)

 

『ストーリーのボリューム』 2点

ダンジョンは長いが、ストーリーのボリューム自体は短め。せっかくキャラクターを二人選んで冒険出来るんだから、組み合わせによって各キャラ同士の高感度が上がってたりして、特殊会話とか発生すれば良いのにと思う。

 

『グラフィックと音楽 』 3点

悶絶香によるミニゲームは、プレイヤーも悶絶するくらいつまらないが、ここで表示されるスケベな一枚絵は実に素晴らしい。重要なことなので二回言いますが、実に素晴らしい。このゲーム最大の評価点はコレで間違いない。昔のようにB地区規制が入っていない時代を除けば、今まで発売されたソフトの中で上位に入る過激さかも知れない。絵の方も万人(男性オタ限定)受けする感じなので、実用性もある。家庭用ゲームなので重要なところは 隠れているが、そこしか隠れていないレベル。男と絡ませて、エ○ゲーで販売すれば良かったのかも知れない。この絵はゲーム内で手に入るポイントを使って、いつでも鑑賞して使うことが出来る…っと思いきや、いちいち例のミニゲームをやらないと、スケベな状態になってくれない。これは酷い。こちとらすぐに使用したいのに、ミニゲームをやってる間に萎え萎えである。ギャラリーなんだから、ボタン一つで絵の切り替えくらいしろと言いたい。規制外して、zipファイルが貰えるなら、500円くらい払ってでも欲しい。一枚絵は素晴らしいうえ数も多いが、通常の冒険中のデフォルメグラフィックはPS(プレステ)レベルである。音楽の方は、各キャラ一つのテーマソングがあって非常に豪華・・・なのだが、全くもっ て聞く機会がない。ダンジョン内によく落ちている『マイク』というアイテムを使えば聞けるのだが、効果は「その階層だけこちらの攻撃が必中」という物なので、次の階層にいったら歌も効果も切れる。せっかくのテーマソングなのに、使い方がもったいなさすぎる。

 

 

キャラクター面 8/15点 評価C

『個性』 4点

優等生・可愛い後輩・ゆるふわ系・ツンデレ・古風女子・ギャル等、ツボを抑えた面子。登場シーンや会話等は少ないが、キャラ自体は個性的。チチとパイという、名前がもうアレな妖精たちもかなりキャラが立っている。周りの色々な意味で個性的な面々と違い、主人公はかなり真面目でまともであり、最初から最後までブレない良い娘であり、とても好感がもてる。もっとキャラ別のストーリーが欲しかったところ。

 

『スポットライト』 2点

主人公無しで仲間同士が会話をすることもあるが、作中で1シーンくらいしかないことも多々ある。特に生徒会の二人は、キャラが被っているからなのか出番が少なめ。主人公と妖精、続編なので新キャラ(茜崎さんやうららちゃん)の出番は多いが、他の仲間同士の会話が少ない。一応プレイヤーが全キャ ラ操作出来るのが救い。

 

『キャラ数』 2点

登場人物は主要キャラのみ。モンスターの数は普及点だが、あまり印象に残る敵がいない。やりこみ要素を含め、ボリュームの割にキャラは少ないといえる。

 

 

ゲーマー面 8/15点 評価C

『やりこみ』 5点

一枚絵は、ゲーム中に手に入る『ωポイント』という物を消費して購入可能。一枚絵が多いので、当然集めがいがあり、前作イラストらしき物も幾つか購入可能。温泉シーンや、鑑定シーン等も集められる。プレイ記録もある。本人を強くしていくタイプだからなのか、日本産ローグライク恒例の、もっと不思議系(初期レベルアイテム持ち込み無し)ダンジョンはない。99Fダンジョンや、ボスと連戦していくようなオマケダンジョンはある。ストーリーはぬるすぎる難易度だったが、こちらはキチンと化しないとクリア出来ないレベル。面白いかは別として、やりこみ要素は豊富。

 

『次回作の期待』 1点

既に完成されたローグライクゲームが世の中にはたくさん出ているので、このレベルのゲーム内容だと次回作を期待するのは厳しい。

 

『ゲームバランス』 2点

ローグライクゲームにおいて非常に重要な要素なのだが、とてもバランスが悪い。まず敵が弱すぎる。悶絶香である程度強化して、道中拾った装備で戦うだけで、敵の攻撃が1ダメージとかざらにある。フロアボスでさえ1ダメージ。それでいて、なぜかやたらと強いモンスターも配置されていたりと、バランスが良いとはいえない。最大HPが100の時に、他の敵は1ダメージしか与えてこないのに、固定ダメージで40くらい与えてくる敵もいる。ゲームクリア後のやりこみ要素は、一転して高難易度になるが、これはやりこみ要素なので良い。とにかくキャラと武器を強化して進んでいくという感じのバランスなので「ここでこのアイテムを使って切り抜ける!」という感じではない。ローグライクゲームは、そういったピンチを知恵や選択で乗り切るが良いと思うのだが。逆に言うと、時間さえかければ結果となって返ってくるゲームでもある。強化アイテム自体は手に入りやすいので、強化し易いのは良い点。

 

コメント

  1. 更新乙であります。評価乙であります。もう休みが1日しか残っていない不幸せ!(笑)
    台風は酷い所は本当に酷そうだ……自分の所が軽いと後ろめたいけどね、どことなく。

    何やて工藤ッ!せやかて工藤!平次かよ。(コナンではツノねーちゃんより灰原ちゃん派さ)
    でも、38点ってマジすか?……まあ、実は想定の範囲内ですが。今まででワーストだ!
    行灯/46点、絵入庵/43点、死~不/43点。最低40点をマナーとして出していた師匠が……
    しかしまあ、本来は38点どころではないソフトがありますからね(笑)。実質はブービーさね。

    システム4点にはワロタ。最低点が3点だから、もう最低評価だと言えますよね。うみゅう。
    でもギャルゲーや乙女ゲーは、システム的には既に完成されているジャンルですからね……
    えっちいギャ……エ〇ゲーに至っては「ゲーム性はどうでもいい」と割り切った豪の者も。
    そもそも万人受けを狙っているソフトではないので、これはこれで良いのである。たぶんね。
    購入してみようかなーとも思ったのですが、乳に拘る趣味はさほど無いので諦めました(笑)

    「巨影都市」と同日に「いたスト」が出る事に気付く。こっちだろぉ〜予約はぁ〜このXX〜
    まあクソゲー・チェッカーとしてはチャレンジあるのみ。でも既に日本一さn……げふげふ。

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      もう休ががががががg・・・!!!
      トモイナは家でヒッキーマンなので、生活が天候に左右されませんw

      38点・・・マジです。
      お察しの通り、トモイナはあまり低得点(40点以下)と高得点(90点以上)を付けたくはありません。
      っが、PS4でこの完成度の低さは問題。立ち絵等も表情が変わるだけですし、イベント絵も全てスケベ絵で、日常系一枚絵は全くないです。背景立ち絵も少ないですし、完全にスケベだけのゲーム。スケベ度は素晴らしいですが、ゲームとしては・・・

      仰る通りエ〇ゲーなら問題ないですが、これは家庭用ゲーム。
      ウィッチャー4と同じ土俵(PS4ソフト)に立っているとは思えません。

      (最低点が3点
      最近気が付いたのですが、最低点3点なので総合得点10点以下ってないですよねw
      なので最低点は一応0点ということで。

  2. 更新&ω完走乙でーす(*・ω・)ノ

    女の子は可愛いけどねって感じですかねw
    設定は、ばかばかしくも面白かったと思うの。よく考えるよねww
    まあでもこーいうゲームも大事!
    特に最近重い内容の多いから、箸休めに丁度良かったw
    次はドラクエに頑張って貰いたい。

    なになにボツ雑談面白そうじゃないですかー。
    今どうなってるかってのは、要するに彼女がいないって事ではないのだろうか…気になる。

    • >しかさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      女の子が可愛くてスケベですが、それだけのゲームです。
      それならゲーム性のあるエ〇ゲーで良いじゃないかといったところ。
      ただこういったアイディアやゲームから、稀に良ゲーが産まれます。
      チャレンジ精神重要。

      (ボツ雑談
      ヤったりヤられたり非常に生々しい内容なので・・・
      ボツになる可能性も。

  3. うぽつです(`・ω・´)ゝ
    やっぱりゲームの評価としてはあんまり良い点はつかないですよね。でもおっぱいが揺れるそれだけでトモイナさんは結構満足されたのでは… それはさておき、トモイナさんのゲームの評価はどこか(ファミ〇)のレビューとは違って、いい点と悪い点がしっかり書いてあって点数もシビアなので、とても参考になります。(*´∇`)ノ ではでは~

    • >ひろきちさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      ゲームの評価としては低いですが、そこに期待してプレイしていた訳じゃないで個人的には満足です。
      普通に30時間もプレイしてますしね。

      ファ〇通は一応企業ですしね・・・色々とあるのでしょう。
      それにゲームを全て通してプレイしているはずないですからね。
      一番参考になるのは、プラチナトロフィーをゲットしている人の個人ブログだと思いますw

  4. うーーん正直なんとなく予想していたけどローグライクのハラハラ感を楽しむというよりか、キャラの掛け合いとかを楽しむゲームだったようですねw
    ギリギリのところでルーラ草を食べて危機回避するとかそういうゲームがやりたいですね・・・

    一枚絵のスケベバージョンがいつでも見られないのは謎ですねw
    開発者は気づかなかったのだろうか

    • >マサキさん
      コメントありがとうございます!

      まあそんな感じですw
      キャラの掛け合いも、ギャルゲーと考えたら少ないんですよね・・・
      もっとそこらへんを見たかったです。

      一枚絵のスケベバージョンがいつでも見られないのは超マイナスポイントです。
      このゲーム最大の評価点なのに・・・これが一番ありえないです。

      (ギリギリのところでルーラ草を食べて危機回避
      そう! そんな感じがローグライクゲームの楽しみ。