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ライザのアトリエ 感想41話 『クーケン島の秘密』

今回の記事について一言
『伏線回収よくできとる』

 

※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。

 

本編感想

前回のあらすじ:塔塔塔に塔着。

ボオスの先祖が、球を採って来た場所が判明。

1:クリント王国人が、異界に住むオーレン族から球を盗む。
(この時オーレン族と色々争いににならなかったのかは不明)

2:球が無くなり、オーレン族の住む場所の水が消滅。
3:フィルフサによって、オーレン族滅亡。
4:フィルフサは勢いにのって、クリント王国も滅亡させる。
5:時が経ち、ボオスの先祖が球を見つけてクーケン島へ持ち帰る。
6:クーケン島は、球の恩恵により今に至る。

っという感じか。
クリント王国を滅ぼすためにこっちにやってきたフィルフサは
最終的にどうなったのか・・・・・・餓死かな?

 

 

~ 塔を詳しく探索 ~


塔を登っていくと、書庫のような部屋を見つけました。
その部屋の本棚にて、陣中日記を発見。

日記の内容は
「フィルフサに攻め込まれてもう駄目だわ」
という感じ。

しかし日記には
フィルフサを率いている頭
つまり『女王』さえ倒せば、群れは崩壊して逆転も可能、と書かれていました。

アンペル
「この後のページは、破られているな」
「一体、何を書いたのか・・・・・・」


なるほど。
大侵攻を防ぐため
ライザちゃん達が『女王』を討伐するって流れになるな。
このゲームのサブタイトル『常闇の女王』とも繋がりましたね。

 

 

~ 塔の最上階に到着 ~

タオ
「ここにも、フィルフサに踏み荒らされたっぽい跡が残ってるね・・・・・・」

リラ
「当然、誰一人生き残りはいないだろうな」

アンペル
「陥落した城塞跡なんて、そんなものだ」
「相手がフィルフサなら、なおさらだ」

ライザ
「瓦礫の下に、こんなものが・・・・・・」


瓦礫の下から、銀の輪っかのような物を見つけたライザちゃん。
アンペル師匠曰く、クリント王国の遺跡で稀に使われる形式の鍵との事。

鍵のあった場所には封書があり
この辺り一帯を仕切っていた錬金術士の遺言が書かれていました。
それを読み上げるアンペル師匠。

アンペル
「胡散臭い呪いと侮(あなど)られ続けた我らが錬金術士は
長き時をかけ、王国の中心となる地位を得た」
「我らは王国の力となり、光となり、糧となった」
「王国の誇りに、叡智(えいち)に、剣に、鎧に、そして──」


アンペル
「死を呼ぶ病となった」

クリント王国の錬金術士は初めから重宝されていた訳ではなく
結構苦労してたのね。

アンペル
「我らは、異界より資源を得て、各地に『門』を築き
王国に大いなる繁栄をもたらした」
「我らはそのために、自らの良心を眠らせた」
「友人らの森から水を奪い、軍勢を引き入れた」

っあ、なるほど。
「友人ら」って書いてあるから
クリント王国人は、オーレン族と友好的な関係を築いていたようです。
しかし、国の繁栄を優先すべく(恐らく勝手に)球を盗んだのでしょう。


この身勝手すぎる遺言を聞いたリラさんは、無言で首を振ります。
オーレン族からしたら「何言ってんだクリントン」って感じですよね。

アンペル
「彼らの聖地から資源を奪い続けた我らに、やがて天罰が下った」
「一面の涸れた地平から『蝕みの女王』がフィルフサを引き連れ、来た」
「我らはたちまち異界を追われ、国を食い荒らされた」
「我らに出来たのは、研究施設だった塔を用い
フィルフサを誘き寄せる波長を放射することで」
「領民が避難する時間を稼ぐ、ただそれだけ」
「この一地域だけの抗いが、せいぜいの力」
「あれほどに満ちていた力も、光も、糧も、全て消え失せた」
「誇りも叡智も剣も鎧も、いつしか」
「王国と民衆、そして我ら自身に降りかかる死の病となり果てた」
「全ては、我らの罪」


リラ
「・・・・・・・・・、・・・何を、勝手なことを・・・・・・っ!!」

クラウディア
「リラさん・・・・・・」

被害者面してますけど
完全な加害者ですからね。

アンペル
「この遺言を読む誰かに、我が未練を託したい」
「我らの、せめてもの抗いが成就したかどうかを」
「この地より南方の汽水湖上に、我らの建造した人工島がある」
「偶然、緊急避難の役に立った」


ライザ
「・・・・・・えっ?」

レント
「南方の、キスイコ?」

タオ
「建造した、人工・・・・・・島?」


アンペル
「その名を『クーケン』という」

ライザ
「『クーケン』・・・・・・」
「クーケン島・・・・・・あたしたちの住む、島・・・・・・!?」

 

 

~ 師匠ズ好き ~

クーケン島は、クリント王国人が建造した
対フィルフサ用(避難)の人工島であったことが判明。


とりあえず一旦ライザちゃん達は、クーケン島に戻ることに。

アンペル
「なんだか、妙な方向に話が進んでしまったな」
「お前にとっては、すわりが悪い話だったかも知れんが」

リラ
「構わん」
「どう悔いたとして、何を語ったとして、奴らを許さない」
「という私の心は変わらない」

錬金術士の悪事許さない系男子のアンペル師匠は
リラさんの意見に同意します。

リラ
「結構なことだ」
「多少の同情でフラフラされては
 旅の連れとしてたまったものではないからな」


アンペル
「やれやれ・・・・・・」
「連れなら、もう少し言い方ってものを考えてくれてもいいんじゃないか?」


リラ
「それも変える気はない」

あ~~~(尊すぎて目眩が)
二人共めっちゃ頑張ってきたから
この旅が終わったら、二人で仲良く暮らして欲しい。
リラさん家事出来なさそうだし、家事担当はアンペル師匠なんだろうな。
リラさんの尻に敷かれる未来しか見えない。

 

 

~ ライザのアトリエにて ~

村の水源が古式秘具だったり
住んでいる島が対フィルフサ用の人工島だったり
色々な事が判明したライザちゃん達。


ライザちゃん達の子孫であるクリント王国の人達は
フィルフサの大侵攻から、この島へと逃れて来た人達でした。
(この島にわんさかクリント王国の遺跡があるのも、そのため)


クーケン島が外界との繋がりを極端に避けていたのは
王国の滅亡までに『門』や『大侵攻』の記録を抹消するための
情報操作と、クリント王国の実体験が、歳月を経るうちに混じり合って
一つの方向に凝り固まった物と、アンペル師匠は推測します。

クーケン島の何でもない掟・・・・・・
っというか閉鎖主義を、ちゃんとストーリーに組み込んでるのは良いね。
ブルネン家の水の件も、さりげなく最序盤から伏線として張ってましたね
ライザのアトリエは、わりかしストーリー良く出来てると思う。
胸と太ももだけのゲームじゃなかった。

 

 

今日のアトリエ


『師弟対決』

※オマケ付録
画像のどこかに隠れているタオを見つけてあげよう!
難易度:★★★★★★★★★☆

 

 

次回:ライザのアトリエ 感想42話 『頑張れランバー君』
前回:ライザのアトリエ 感想40話 『塔着』

コメント

  1. ・更新お疲れ様です!
    ・脚本執筆したのが、『灼眼のシャナ』の高橋 弥七郎先生だからかしれっと重いっすね(笑)。

    > 塔塔塔に塔着。
    タオ「こっ、これは塔と、副詞の『到頭(とうとう)』や『到』着とかけた言葉遊びで、クリント王国のナウなヤングにバカウケしたんだって…」
    レント「つまり化石みたいなもんか」

    >(この時オーレン族と色々争い「」にならなかったのかは不明)
    クリント上級国民「クスリでぶっ飛んだサルと交渉するようなもんだったぜ!」

    >クリント王国を滅ぼすためにこっちにやってきたフィルフサは最終的にどうなったのか・・・・・・餓死かな?
    ・仰る通り、満腹度が尽きたり、訪れた雨季に適応できなかったりで、衰弱したか、あちこちに造られてたらしい異界の門探して、でんでんでんぐりがえってバイバイバイしたとか?それかデスル?(待て

    > リラ「・・・・・・・・・、・・・何を、勝手なことを・・・・・・っ!!」
    クラウディア「リラさん・・・・・・(胸もお尻もおっきいクールな人の悔しそうな顔、超気持ち良い///!)」

    >被害者面してますけど完全な加害者ですからね。
    ・蔑まれて鬱屈とした日々を乗り越えて、認められ、舞い上がりすぎて、自滅……クリントの錬金術士は、師匠や仲間に恵まれてなかったライザちゃんってことですな。

    >レント「南方の、キスイコ?」
    ・カタカナになってる辺り、少し学が足りないレント君らしくて良いですね(笑)。

    >リラさん家事出来なさそうだし、家事担当はアンペル師匠なんだろうな。
    ・アンペルさん、腕治っちゃいましたからね(笑)。

    >リラさんの「尻」に敷かれる未来しか見えない。
    ・あっ、終わりましたな、これは(確信)

    >ライザちゃん達の「子孫」であるクリント王国の人達はフィルフサの大侵攻から、この島へと逃れて来た人達でした。
    ・タイムパラドックスがおきた!

    >『師弟対決』
    ・クラウディアちゃん、今こそフルートを吹く時やで!!
    ・そして天におわすTAO様は「高見」の見物でございまするか?

    ・失礼しました!次回も期待です!

    • >にわか三級さん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      灼眼のシャナは見た事ないので、全くわからんという・・・・・・
      あれって重い話だったんですねw

      (クリント王国のナウなヤング
      クリント王国のナウなヤング=このブログの読者様

      (訪れた雨季に適応できなかったり
      あー、いつかは雨降りますでしょうし
      雨季に入って死んだ説が納得できますね。

      (クリントの錬金術士は
      書記みた感じ、クリント錬金は0どころかマイナスな所からスタートしましたし
      利益優先的行動も仕方なかったかも知れない。人間の業。

      (・アンペルさん、腕治っちゃいましたからね(笑)
      もうこれはリラさんに色々雑用させられるフラグw

      (そして天におわすTAO様は「高見」の見物
      さすがにわか氏。
      今の所全問正解はにわか氏だけですw

  2. 更新乙です!
    きましたね、タオの数少ない活躍場面。
    タオはパーティークエストでも他のキャラが関わるものがないし、
    そういう意味では不遇かも。
    (トモイナさんの今日のアトリエでは大人気ですが)
    今作はストーリーもキャラもよくできてますね。
    システムもシリーズとして洗練されてきたようですし。
    戦闘もスピーディーでよいですが、強制戦闘だとゲージ0からなので、そこはツライ。

    大神の妖怪牙は妖怪によって、当てる筆技が違います。
    一閃で出ない奴は、いくら一閃を当てても出ないので、一閃で出るやつを
    周回したほうが早くたまるかも。

    • >きんちゃさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      タオの活躍は知識披露タイプなので、地味すぎるw
      戦闘に直結する訳でもないですしね。パーティーイケイケ中和剤としては重要。
      ライザのアトリエは、中堅RPGとしては非常に優秀ですね。
      戦闘もシステムは優秀ですが、色々穴はありますな。

      (一閃で出るやつ
      集めるなら、初期の雑魚倒すのが一番ですな。

  3. 更新乙であります。少年ジャンプ、コロナに敗北!4月20日発売分が延期に。
    要は「スタッフに感染者が出ちゃった。てへ」って事だけど、仕方ないかな?
    21号は22号との合併号として27日に……別に掲載分が倍増するわけではない(笑)
    ……今後こーやって、あちこちで社会ダメージが見えてくるんだよねえ、困惑。

    オーレン族は社会インフラの中核である「水球」を盗まれて、社会崩壊。
    その結果、クリントの安全保障の盾となり得た友邦オーレンが、敢えなく陥落。
    その結果、クリントはフィルフサの脅威を直に受け敗亡。生存者は敗走・亡命。
    その結果、クーケンという閉鎖コロニーが成立。現在に至る……
    ……単純に「錬金術師が悪い」「クーケンの亡命者が悪い」とは言いにくいね。
    ・オーレンは水資源を球一つに頼り、代替手段の開発を怠った。
    ・クリントはフィルフサに対抗出来るだけの軍事力の育成・保有を怠った。
    ・オーレンとクリントは相互信頼を維持できず、双方が自国の国益を優先した。
    ……リラさんの怒りも納得ですが、クリント側にも言い分はあるでしょう?
    ……先祖の罪を子孫のクーケンが背負うべきか?これはこれで興味深い命題。

    女王に率いられ、水を嫌い、全てを喰らい尽くしながら進軍する。ふむ?
    ……フィルフサって、シロアリや軍隊アリ的な昆虫系生命体じゃなかろーか(笑)
    オーラでバトラーな、昆虫ライクな二足歩行生物が連想されて困りまする……
    「漁師の不漁の訴え」の伏線からも最終決戦が近そう。ラスボス強いのかにゃ?

    >オーレン族からしたら「何言ってんだクリントン」って感じですよね。
    ビル「何言ってんだ?」ヒラリー「あたしに言ったのよ。うるさい共和党員ね!」
    >ライザちゃん達の子孫であるクリント王国の人達は
    ライザ「えっ……あたしと誰との子なのかなぁ……」タオ「時系列間違ってます」

    片膝が急に痛んで困る。膝軟骨というよりは後十字靭帯とか膝窩筋あたりかな?
    筋肉の硬化だと思うけど原因がわからない……座椅子に長時間いたせいかもね。
    座椅子に正座してゲームをすること5時間……たぶんコレだ!生活習慣病ですな。

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      ジャンプが延期かあ・・・・・・まあ立ち読みで
      ワンピ・ヒロアカ・ぼく勉 しか読んでいないので、あまり気にならない。
      コロナウイルスは、社会の教科者に載るんじゃねーかってくらい流行ってますな。

      (オーレンは水資源を球一つに頼り、代替手段の開発を怠った。
      なるほど・・・そういった考えもあるんですね。
      でもやっぱりクリント人が悪いとしかw
      クリント側の言い分も、略奪者の意見だしなあ・・・・・・

      女王に付き従う感じ、ファルフサは昆虫っぽいですね。

      (座椅子に正座してゲームをすること5時間……
      おぉ! それだけプレイされるとは、くろねこ氏もまだまだ元気ですな!
      お身体お大事にしてください!

  4. 更新お疲れ様です。

    クリント王国の歴史はリアリティありますよね。
    自分の立場を守るために悪いことと理解しながらも後戻りできなくなってしまうなんて実に人間っぽい。
    その犠牲になる方からしたらふざけんなって話ですが。
    そのクリント王国の生き残りの子孫であるライザちゃんたちに対するリラさんの気持ちは複雑だろうなぁ。

    隠れタオ)
    難易度とトモイナさんの性格からして、左上すみっこの空に浮いてる不自然な小さい影と思わせといて、実はリラさんの左斜め上の木のところの空に浮いてる極小の点がタオでしょ?
    最初画面についたゴミかと思ったw

    • >ニゴジューさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      クリント王国の錬金術士が最初から地位を得ていなかった設定は、結構リアルで好き。
      ここら辺は、実に「人間」といった感じですよね。

      (左上すみっこの空に浮いてる不自然な小さい
      影難易度とトモイナさんの性格からして、左上すみっこの空に浮いてる不自然な小さい影が正解ですw
      ちょっと簡単すぎるかなーとも思いましたが、画面についたゴミと勘違いしてくれる事を期待して
      難易度9にしましたw

  5. 更新お疲れ様です。

    (蝕みの)女王さえ倒せばフィルフサの群れも崩壊するとわかったのは良いですが、クリント王国の錬金術士たちの遺言はリラさん(をはじめオーレン族の人々)を怒らせるに十分なものでしたね。
    こういう加害者のくせにちょっとでも自分が反撃や被害を受けるとすぐ被害者面して同情を求める行動をする輩は到底許せるものじゃありません。
    (自分の話ですみませんが、家の近所にもこんな人がいて家との間にトラブルがあります。
    その人から見れば家がその被害者面している加害者に見えているんでしょうけどね…。
    しかも家のことを中傷みたいなこともしているのですが、もしや家に攻撃させて「自分達は100%被害者なんだ~」としようとしてるんじゃとか悪い方向に考えてしまいます。
    どうすれば解決するのか…?)

    あとはその錬金術士達が汽水湖上に造った人工島こそがクーケン島だとは考え付かなかったです。
    あの閉鎖主義もクリント王国滅亡までの色んな処理や口外無用!みたいな行動の結果によるものだったんですね。
    (古老が頑なだったのもそのためだったのかと納得しました!)
    色んなモヤモヤもリラさんとアンペルさんの相変わらずの尊さの前では霞んでしまいますね。
    本当に二人仲良く?過ごして欲しい…。
    (この先二人に幸せが訪れるような結末を望みます)

    <今日のアトリエ>
    降参します。
    今回はタオの実体はあるとは思いますが、もう目がついていけないです…。

    • >もっちりけだまさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      リアルでもクリント王国みたいな、加害者なのに被害者面する人いますよね・・・・・・
      まあ自分もそんな経験あるので、あまりクリント王国のことは悪くいえないw

      そしてけだまさんも色々大変ですな・・・・・・
      被害者面してる方は、自分が本当に被害者だと思っているので、何を言っても厳しいです。
      第三者(警察とか弁護士)に介入してもらって、法律的に勝つのが一番ですね。

      (人工島こそがクーケン島
      クリント王国の遺跡がやたら残ってるという伏線もありましたが
      自分も予想していませんでした。外の世界と関わり持たせないのも伏線でしたし
      良い感じに最初から伏線を張っていますな。

      (今日のアトリエ
      正解は、左上であぐらをかいている黒い物体ですw