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蒼き革命のヴァルキュリア 体験版 感想・評価 単発28

今回の記事について一言
『戦場のヴァルキュリアは、こういうゲームじゃないです』

 

※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。

 

本編感想

実はトモイナがそこそこ期待していた
『蒼き革命のヴァルキュリア』の体験版をプレイ。


ファンの方がいると申し訳ないので最初に謝罪しておきます。
すいません。トモイナにしては酷評します。
(酷評って程酷評じゃないですが)

トモイナはゲームの良いところは褒めますが
悪いところはハッキリと悪いと言います。
どちらかというとゲーム評価甘めですが
この体験版は褒めるところがほぼ無い。

このシリーズは『戦場のヴァルキュリア』というゲームのシリーズです。
淡いタッチで描く独特な世界観
シュミレーションとアクションが融合した、戦略性のあるシステム。
等々が魅力です。

最初に言っておきますが、その魅力が全て消滅しています。
開発途中、極大消滅呪文でも撃たれたのかってレベル。

 

 

本編開始。
難易度は『EASY』か『NORMAL』の二つ。
下に謎の空白ゾーンがあるので、製品版かクリア後は『HRAD』以上もあるはず。
とりあえず『NORMAL』を選択。


まずはこのゲームの世界観がナレーションと共に流れます。

蒼き光を放つ謎多き鉱石『ラグナイト』から引き出される
魔法のような力は『呪術(じゅじゅつ)』と呼ばれる。

ラグナイトのおかげで色々発展。これを『蒼き革命』と呼ぶ。
そんなラグナイトを求め国同士が争う。
やがて一つの国にまとまったが、強大な軍事力を振るい
『帝国主義』時代の幕があがる。


場面代わってとある墓の前に二人。
先生と呼ばれる女性と、歴史を調べてる男性です。

この墓には、帝国に歯向かった大罪人5人が眠ってるとのこと。
しかし歴史を調べてる男性は「それっておかしくね?」みたいなことを言います。
墓で眠っているのが今回の主人公達のようです。

そんで先生は主人公達について知っているようで
この歴史研究家らしき人に思い出話を語ります。


主人公達の軍隊。一番手前の人が主人公です。
軍隊というよりかは、帝国に反旗を翻(ひるがえ)すレジスタンスという感じ。


姫様と思わしき人もいました。
「帝国の圧政に立ち向かおう!」と提案したのは、彼女なのでしょう。


帝国との同盟破棄を宣言。
『アンチ・ヴァルキュリア部隊』と呼ばれる主人公部隊による
帝国への反撃が始まります。

っというのがストーリーの流れ。

 

 

まずここがクソ要素1。

何がクソだと思います?
「強大な帝国に少人数で無理なところ?」違います。
「髪の毛カラフルで戦う恰好じゃないところ?」違います。
正解は、ここまでプレイヤーが操作出来るまで18分間も掛かることです。
ストーリー解説最中にカップラーメン6つ出来ます。

もちろんスキップ不可。キチンと時間はかりました。


ブログではカットしていますが、専門用語も多数飛び交います。

ゲーム開発者側としては、ゲームの世界観をより良く知って貰う為に
細かく説明しているんでしょうけど、プレイヤー側としては
全て初めて知る情報なので、こういった世界観は小出しにしないといけません。

ちょっと無理矢理感漂いますが
FF15のように無理矢理世界観説明入れるのもギリで許せる。
FF15 感想2話 『チュートリアル回』

 

 


クソ要素2。
グラフィック見て貰うとわかる通り、よくある3Dキャラに。


参考までに、戦場のヴァルキュリアのグラフィックやキャラ。
絵の具で塗ったような2Dキャラがぬるぬる動きます。

もちろん3Dキャラの方が好きな人はいるでしょうけど
あきらかに劣化していませんかね?
3Dの方も、PS4レベルのグラフィックとは言えません。

劣化していなかったとしても、戦場のヴァルキュリアの特長を殺しています。

 

 

クソ要素3。
システム崩壊。

ヴァルキュリアシリーズでは、強大な帝国が敵なので
仲間と連携して戦うことが必須です。

一人でつっこめば蜂の巣です。
基本土嚢(どのう)等に隠れながら戦います。

しかしこのゲームの仲間は、三国無双と勘違いしているのか
隠れて戦うとかいう考えは無く、一人で突撃したります。

主人公が壁に隠れているのに、突撃する仲間達。
隊長の盾になる為に、率先して前に出る仲間の鏡。

一応このゲームの名誉の為に説明しておくと
既に敵に発見されている状況だったので、隠れないのでしょう。

それに仲間達の行動は間違って無いです。

なぜなら別に隠れて射撃戦なんてしなくても
主人公が突撃して、敵を切りまくれば良いからです。


仲間達は賢いなー(棒)
戦場のヴァルキュリアは、こういうゲームじゃないです(二回目)
(一部そういうこと出来るキャラもいたけど)

そもそも剣とか魔法とかで戦ってる時点で違和感バリバリです。
(本来は銃での戦闘がメイン)


戦場に不慣れなお姫様も、突撃して三人同時に相手するのも余裕です。
不慣れとは一体。


ムービーでは、たった一人の雑魚相手に苦戦します。
ぶりっこしやがって!

このいざこざの後、お姫様はこの雑魚兵士を殺してしまいます。


殺してしまったことにショックを受ける姫。
貴方さっき三人同時に殺してましたよね?

ムービーに文句言うのはおかしいですが
先ほどの姫様の戦闘力を考えるとありえないです。

もしこういった演出がしたいなら
最初にこのムービーを持ってくるべきです。
プレイヤーが無双してからこのムービーが来ても・・・って感じです。

 

 


んで※ドラゴン戦車みたいなのとボス戦。

※ドラゴン戦車
クロノトリガーのボス敵。
プレイした人ならわかると思いますが、なぜか滅茶苦茶印象の強いボス。
クロノトリガーのボス戦の曲聞くと思い出す。
(その前にもボスが一体いますが、こいつが初ボスという印象)

乗っている帝国の人が
「悪夢だ・・・一小隊にも満たない数の敵に手こずっていたのか・・・」
なんて言います。


まあ雑魚もボスも近づいてただ切るだけの作業です。
切るだけでも良いですが、それならスピード感や爽快感とか欲しいです。

それにしてもまるでアクションゲームのようですね。
戦場のヴァルキュリアは、こういうゲームじゃないです(三回目)

ここからまた長い会話が始まります。
プレイヤーが操作するシーンはもう無し。

 

 

終わりに

ひそかに期待してたのに残念な出来でした。
ナンバリングが新しくなって、色々なことに挑戦するのは良いことですが
シリーズのウリを全て潰して、特に目新しいシステムがないのはどうかと。

体験版とは本来、製品版を売るために出来が良い物でなければありません。
それか製品版を改良する為に、色々な意見を求める物です。

最近では『仁王』が素晴らしい体験版の使い方をしていました。

仁王 体験版 感想・評価 単発18-1
でのユーザーの意見を反映して
仁王 体験版β 『難易度の違いとか猫とか』 感想・評価 単発21
になって見事改良。

 

 

次回:チェルシーさん他 体験版 感想・評価 単発29
前回:ニーアオートマタ 体験版 感想・評価 単発27-2

コメント

  1. 僕はヴァルキュリアシリーズは未プレイでしたが、今作は女の子がかわいいので体験版やってみました……
    が、これはちょっとひどいですね。

    体験版なのにムービーだらけ。スマホいじりながら見てました。
    肝心のゲーム部分も近づいて〇押すだけ…。

    もったいないなあと思いました。
    これでは今月発売のグラビティデイズ2やダンロン3には到底及びませんね。
    この2作は買います。

    トモイナさんはどちらも買う予定ですか?
    ダンロンはともかく、グラビティデイズ2は記事楽しみにしてます!

    • >そさん
      コメントありがとうございます!

      トモイナ的には女の子はそんな可愛くないです。
      以前のヴァルキュリアシリーズの方が可愛いですし、3Dグラなら零の女の子達の方が可愛いです。
      まぁこれは個人の好き嫌いによりますが。

      体験版のムービーはくっそ長いですよね。
      昨今21分間もプレイヤーが動かせないゲームとは珍しいです。
      アクションも仰る通り、近づいて○ボタンだけでしたね。
      体験版でのアクションならグラデイやニーアが圧勝です。

      (トモイナさんはどちらも買う予定ですか?
      トモイナさんはバイオ7ともう一つ決まっているので
      買うにしてもずいぶん後になりますw

      そして買うかどうかは決まっておりません。

  2. 乙です。

    戦場のヴァルキリアは未プレイですがPS4に移植されるくらいは名作だったはずですが…これは残念ですね。
    私はアトリエとかネプとか和ゲーは結構手を出してて、こちらも前作のリマスターと一緒に買うつもりでいましたが…。まぁ一応PSNで落としておくかな。

    私、東京から帰還してまいりました。正直いって何も得るものがなかったかもしれないです(強いていうなら安い揚げ物ばかり食ってできたニキビくらいか)。
    友人以外と話したのは店員さん除いて、一般参賀に来てた米国のカメラマンニキだけ。外国人と話せるのになぜ女性とは話せなかったのだろうか(外国人美女には相手にされなかった)。因みにカメラマンニキは天皇陛下撮るの上手い上、めっちゃフレンドリーだったから好き。

    映画館・美術館巡りをしてもどこにも私の彼女がいないじゃないか!(錯乱)
    あー2018年が楽しみだー。

    • >なまくらさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      戦場のヴァルキリアは名作ですが、蒼き革命は今のところガッカリゲームです。
      まぁトモイナに合わなかっただけで、人によっては蒼き革命も良い・・・とはとても思えない・・・・・・

      (正直いって何も得るものがなかったかもしれないです
      友達と過ごした日々。プライスレス。
      トモイナの彼女もいったいどこをほっつき歩いているのか。
      あー2100年頃が楽しみです。(産まれ変わり)

  3. 更新乙であります。そうか駄目でしたか残念ですお悔やみを申し上げます。南無。
    あたいの感想も大同小異なんで……「クソ」よりはマイルドな「ツマラン」です(笑)

    前作の「戦ヴァル」は、ちょっと怠いところもありましたが、概ね好感触でした。
    第一次大戦前後に近い兵装、戦術、時代設定。歩兵と装甲戦車との協同が良い感じで。
    人間ドラマを加味した戦記物っぽいジャンルは大好物。(ガンパレとかタマラネエっす)
    SLG+RPGみたいなシステム自体には何の不満も無いのさ、変えなくて良かったのに。
    誰が「ヘタな無双もどき」にしろと言った?……まあ、新システム導入が滑り倒した感。

    架空世界の説明に尺が必要なのは理解出来る、見せるやり方次第では許容範囲内(甘い)
    キャラグラはニッポンである以上こんなもの、アニメ展開とかいろいろとあるのだろ。
    歴史の敗残者を描くのは宇宙世紀の外伝ものでは御約束だし、そこに不満は何ら無い。
    結局さ、「もっとギリギリの状況で苦しんで脳汁垂れ流したい」って我儘なんだよね。
    アクションゲーと割り切ればこれはこれで……うーん、あとで中古で購入はありかも。
    (設定は好きなのでやっぱり惜しいのだ。期待がちょっと大き過ぎたんだ……)

    スカイリムは婚活中。別にカエル人のイケメソでも良いんだけれど、見慣れれば。
    そう言えば、フェイブルでは街ごとに夫や妻がいたものだよ。多情多恨な思い出。

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      蒼きの体験版は、ちょっと良いところ見つけられませんでしたね・・・・・・
      クソは言い過ぎなので、ガッカリって感じですね。

      人間ドラマを加味した戦記物っぽいジャンルはトモイナも大好きなので
      今回のようなありきたりファンタジー物になったのは残念です。

      架空世界の説明に尺が必要なのはあたり前ですが
      プレイヤーが操作出来ずに、最初からそれを長々と説明するのはストーリー的にありえないです。
      キャラグラは同じ方向性の3Dなら、零やDOA3や無双等の方が上です。
      歴史の敗残者を描くのは良いですが、その説明の仕方が非常に問題。
      21分間も世界観話されても・・・・・・主人公達が帝国と戦ってる最中、ところどころで説明出来んかったのかって感じです。

  4. 何かにつけて戦ヴァルと比べてますが
    初代とは開発者も全く違いますし正当な続編ではなく設定の一部を引用しているだけの作品なので
    初代はほぼ関係ないといえます。

    • >匿名さん
      コメントありがとうございます!

      そうだったんですね・・・勘違いしていました。
      ヴァルキュリアってついてたら同一シリーズ物かと・・・・・・
      どちらにしろ設定が似ているので、戦ヴァルと比べてしまいます。
      戦ヴァル無しにしたとしても、やはり「別に・・・」といった感じのゲーム。

  5. ああ、これはしょうがない

    ヴァルキュリア好きだからPS3プレイ済みだけどリマスター版も買ってプレイしました
    そしてリマスターについていた体験版にガッカリした思い出が…

    シミュレーションRPGをリアルタイム3Dで動かせるという面白さが皆無なんですよね〜

    戦場のヴァルキュリアのシステムは変えずに続編をPS4でやりたい(携帯機で出てる?知らんな)

    あ、あけましておめでとうございます!今年も面白い記事を楽しみにしております!(遅い

    • >プンさん
      コメントありがとうございます!

      リマイスターにも体験版ついてたことは知っていましたが
      あれから大きく変更することは不可能だったようですね。
      蒼き革命じゃなくて、戦場のヴァルキュリア4がやりたいです・・・・・・
      それからあけおめです! 今年もよろしくお願いします!

  6. 製品版買わなくてよかったー
    感謝です。

    • >匿名さん
      コメントありがとうございます!

      自分が面白くないゲームを面白いとは死んでも言いませんが
      このブログでは家庭用ゲームが復興して欲しいと思っているので
      「買わない」的な発言はちょっと悲しい。

      体験版と製品版は違うので、もしかしたら劇的に変わっているのかも知れませんし
      中盤以降は中々戦略性のあるゲームかも知れません。

  7. 遅ればせながら体験版をやってみてだいたい同じ感想でした
    他、Now Loadingが妙に多いのが気になりましたね

    • >匿名さん
      コメントありがとうございます!

      あの体験版だと、皆突撃して○で攻撃するだけのゲームって錯覚されてしまいますよね。
      戦略性のわかるような体験版にして欲しかったです。
      Now Loadingは、最初の18分間動かせないのに比べたら全然苦じゃなかったですw