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ウィッチャー3 感想125話 『クラフ・アン・クライトパパ』

今回の記事について一言
『お も て な し』

 

※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。

 

本編感想

前回までのあらすじ:ヤルマールに剣を取られました

剣をとられちゃったゲラルト。
クラフに文句を言い、子供を助けた報酬をたかりに行きます。

途中、なんか事件起こしそうで仕方ない
『ビルナ』さんと出会いました。

~忘れた人用のビルナさん~
王を決めるのに族長の投票制なんて古いザマス!
家柄とかで決めるのがふさわしいザマス!

みたいな感じの、前スケリッジ王ブランの奥さん。
本来は、王様と一緒に死ぬべき立場だったのだが
娘が一緒に死んでいった。
(なのでスケリッジ族長たちからは、あまり評判がよくない)

 

 

ゲラルト
「やあ、ビルナ」
「宴会はお気に召さないか?」

前記事で、宴会は終わったと書きましたが
次の王を決める為の宴会が新しく始まっています。
スケリッジ人宴会しすぎぃ!

ビルナ
「これは宴会などではありません」
「羊の皮のように票を売り買いする、下賤(げせん)な市場です」


ビルナさんの言ってることもわからなくはないですけどね。
投票制にすると、不正とか起きる危険性もありますし。

ビルナさんの息子(つまり前王の息子)である
『スヴァンリッジ』は、この王を決める場に参加していないらしい。

ビルナ
「ブランの子は正当な後継者、争いには参加しません」

ゲラルト
「王位に就くのは最も票を多く得た候補者だろ」

ビルナ
「それは悪しき伝統です・・・」
「スケリッジはひとつの一族に委ねられるべきです」


その考えもいいけど、一人でそう言ってたってなぁ・・・
学歴重視の、スパルタママみたいな女性だな・・・

ビルナさんの熱弁は長いのでカットして、クラフの元に。
(言ってることは、今まで書いた通りなので)

 

 


ゲラルト
「いいか?」

クラフ
「当然だろ!」
「来い、お前を待ってたんだ」


クラフ
「それで、宴会はお気に召したか?」
「大衆の『舞踏会』より少しはましか?」

ゲラルト
「飲み物は確かに多い」

クラフ
「ああ、そうだとも」
「貯蔵庫から全部出してきたんだ!」
「アン・クライト一族はおもてなしの意味を知っている!」


クラフによると、スケリッジではおもてなし文化は重要であり
剣で成し遂げた功績と同じくらいの支持を
蜂蜜種と肉で得ることが出来るそうです。

通りで宴会ばっかやってる訳だ。
ただの宴会にも設定があるとか、本当にこのゲームヤベエ。

剣ならまだしも、肉と酒でも票集まるとか
ビルナさんはイライラMAXでしょうね。

今回の王決め会場は、アン・クライト一族(クラフ)の島なので
クラフはおもてなしに気合を入れまくっているという訳です。
(おもてなしがショボイと、一族もショボイと思われるので)

ゲラルト
「それが真実なら、結果については心配あるまい」

クラフ
「安心するのは明日、我が子のうち一人のあ玉に王冠がのせられた時だ」


パパも大変ね。
あの息子とあの娘じゃ、すごい大変そう。

 

 

ここからは子供達について聞くことに。
(長いので一部省略)


ゲラルト
「大きな声ではいえんが、ヤルマール短気すぎない?」

クラフ
「確かに最も利益になる手段とか計算する者を望むなら短気すぎる」
「でも今スケリッジの皆が求めてるのは
ニルフガードを血の海に沈め、降伏よりも死を選ぶような王だ」


ゲラルト
「セリス・・・女性が王とか、族長たちが許さないだろ?」

クラフ
「数か月前だったら、笑い飛ばしていた」
「でも今は違う、あの子は熟考する、是と否を・・・」
「そしていったん行動に出れば、世界のどんな勢力も阻止できない」


どちらも自分の血が流れているので
クラフ的には、どちらが選ばれても良いようです。

 

 

王位継承の話はひとまず置いといて
『報酬』の話題に変えます。

ゲラルト
「子供達を助けた報酬をもらう約束だ・・・」
お前の息子に剣取られたから、剣くれ。剣。

クラフ
「約束は守るさ」
「これを。代々アン・クライト家に伝えられてきた剣・・・」
「家筋を存続させてくれたお礼にこれを送ろう」


おぉ! わかってるじゃねーかクラフ!
さすが族長やってるだけあるな!

 

 

ゲラルトとクラフが色々と話し合ってると
突然宴会場から、騒がしい音が聞こえました。

クラフ
「聞いたか?」
「クソ、ヤルマールがまた騒ぎ始めたようだな・・・」

ゲラルト
「ヤルマールじゃない、行こう」


これで終わりじゃなくてまだ続くのか・・・
そしてさっき貰って剣の名前『フェイト』っていうのね。
聖杯戦争してそう。

 

 


何かとんでもないことになっていた宴会場。
どこから入ったかわからない熊によって、宴会場は滅茶苦茶に。

熊退治の前に、さっき貰った剣の性能を確認。


今の剣より弱いし、いらねぇー。

しかもヤルマールにとられたのは『鋼の剣』なのに
クラフの野郎は『銀の剣』を寄越しやがった。
族長やめちまえ!

 

 


それはさておき熊退治。

この熊はどうやって入ったんだ?
そしてなぜ?

怪しいのはビルナさんですが果たして・・・
っというか、ビルナさん以外考えられないんですが。

 

 

今日のハント

今回は無し。

 

 

次回:ウィッチャー3 感想126話 『寝違えたゲラルト』
前回:ウィッチャー3 感想124話 『俺の妹がこんなに頑固なわけがない』

コメント

  1. 更新お疲れ様です!

    ビルナさんうるさいですよね
    一緒に焼かれてしまえば良かったのに
    一つ一つが意味を持って作られてるの本当凄いですな。
    クラフ大好きマンなのでこの剣は未だ持ってます。
    勝手に勝負して負けたのに何て逆ギレ具合wクラフパパも真っ青でしょうな
    ここでウィッチャーの作り込みがわかるのが宴会の席にいるウダルリックがセリスがどうやって自分を救ってくれたか、いかにセリスが聡明かを話してます。(頭の上に白文字が出て勝手に喋ってる)
    ここはよく出来てるなと思いました
    終わりませんなこのサブクエストw
    兄妹救うサブクエ始まってからこうなるのは知っていたのでニヤニヤしながら見てましたw

    • >匿名だすさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      まあビルナさんの考えもわかりますがね。
      次回のクラフの話によると、酒でも票を買えるようですし。
      一つ一つに意味があるのはすごいと思います! しかも分岐まで豊富でヤバすぎるw

      ブログではカットしていますが、白文字も結構凝っていますよね。
      ちゃんとストーリー中にあった出来事を話していますよね。
      (記事の画像でもチラっと見えてる)

      (勝手に勝負して負けたのに何て逆ギレ具合w
      確かにw
      まあヤルマールが変な遊びなんかしてるから・・・

  2. 更新乙であります。何だかんだ言っても仲が良いよね、このバイキングファミリー(笑)
    昔のアニメ、「小さなバイキング・ビッケ」を思い出しましたぜい……隠れた名作。

    800〜1050年頃西欧を荒らし回った、いわゆるデーン人やノルマン人やノースメン。
    彼らバイキングは故郷では農民・漁民であって、交易・植民・海賊は余技でした。
    彼らが海外進出を強行したのには、いくつかの止むに止まれぬ事情があったようです。
    ①人口過剰/スカンジナビアの風土では十分な耕作地が不足していた。
    ②一夫多妻/有力族長などは子沢山でしたが基本的に長子(のみの)相続。次子以下は……
    単純に当てはめるのはナンセンスですが、継承問題はウィッチャー世界でも厄介っぽい。

    ★小さなバイキング・ビッケ
    児童文学が元ネタの古いアニメ。バイキングのフラーケ族の族長と息子と周囲の人々。
    族長ハルバルは巨体と剛力を誇る無双の戦士で族長……ですが、莫迦…もとい脳筋。
    息子ビッケは貧弱なちびっ子で非力ですが、まさに天才!一族の船団の危機を救います。
    鼻をこすって名案が浮かぶと指パッチン!「海賊版の一休さん」みたいなものでしたナ。
    なおこの作品の印象で「バイキング=角兜」というイメージが日本にも定着したそうな。
    ★バイキング=おもてなし
    海賊と言えば大宴会。これ、ワンピースでも常識。元ネタはバイキングあたりかな?
    「ポトラッチ」という概念があります。北米太平洋岸の先住民族の奇習・祝祭でして……
    互いに相手よりも貴重なものを送りあい、時には相手よりも高価なものをわざと壊したり。
    「自分達はこんなにも裕福なんだ、気前が良いんだ、寛大なんだ」と見栄の張り合い(笑)
    まあここらは文化人類学的な話です、モース「贈与論」(1924)あたりの本を御参照あれ。
    で、バイキングの宴会・宴席にも似たような色彩があるようですね。ふんだんな食材。
    好きなだけ盛り付けて好きなように食べるべし!それが出来る余裕が、王や族長の証。
    帝国ホテル社長の犬丸徹三氏が昭和32年(1957)、デンマークを訪れた際に……
    魚介や肉や酢漬けを自由にとって食べる伝統料理スモーガスボードに出逢い大いに感服。
    村上信夫氏(後の第11代料理長)に命じて研究させ、翌昭和33年(1958)8月1日に店を開店。
    ブフェレストラン「インペリアルバイキング」バイキング料理の発祥は帝国ホテルです。

    鎌倉の名刹・円覚寺の僧侶との婚活パーティーが企画されたら……婚活女子殺到だと!
    僧侶の竿で叩かれたい人多いのね(意味深)……「このハゲーーー」でもモテるんだな〜
    アニメに従うなら、女装して袈裟を着れば良いと思いますよ〜トモイナ先生!(←無責任)

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      クラフ一家は皆キャラが立っていて好きですw
      バイキングも好きでバイキングになる訳じゃないですからね・・・

      (「バイキング=角兜」というイメージが日本にも定着
      タイトルだけは知っていましたが、角兜のメージってこれが元ネタだったんですね・・・
      トモイナにとってもバイキング=角兜なので、この作品は偉大ですなw

      (見栄の張り合い(笑)
      どこの国も、男という人種は皆同じようなもんなのか・・・
      おもてなしは相手の為じゃなく、自分の為だったんですねw

      (僧侶との婚活パーティーが企画されたら……婚活女子殺到
      あんなアニメ出来るくらいですからねw
      トモイナも仕事やめて僧侶になろうかな・・・

  3. 更新乙です。
    ここのイベントはよくわかりませんでした。
    バーサーカーって何?
    オルソンさんとは違うの?
    何でクマ?
    竜を殺せる剣は?
    って感じです。
    この後の展開で、スヴァンリッジが王になる展開もあるようですが、トモイナさんは
    どう選択しましたか、興味深いです。

    • >きんちゃさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      スケリッジの中には、熊に変身出来る特殊な人間がいるようです。
      それがウィッチャーでいう『バーサーカー』狼男の熊verみたいなもんです。
      竜を殺せる剣・・・なんて話ありましたっけw?

      (この後の展開で、スヴァンリッジが王になる展開
      そっちの方が面白そうw

  4. おお!自分もこのクエスト一昨日終わらせたところです!ウィッチャー3が神ゲー過ぎて平日でも6時間くらいやってしまいましたwww
    それにしても本当に凄いですねこのゲーム。私アフタヌーンはプレイ時間が66時間なのですがこれでもまだ消化できてないサブクエがあるくらいです笑 狼装備もなかなかかっこいいですが、熊流派の装備もなかなかカッコよくて強いですよ!場所とか言ったらネタバレになっちゃいますかね?

    • >素敵なアフタヌーンさん
      コメントありがとうございます!

      このクエも完成度すごいですよね。
      終わった後やりきった感がすごくて、サブクエということを忘れていましたw

      トモイナはプレイしていませんが、DLCもものすごい出来のようですよ!
      ただでさえ長くなっているので、ウィッチャー装備を全部集める余裕がないのです・・・
      ウィッチャーの内容が濃すぎるので、一記事で30分くらいしか進まないというw

  5. 乙です。

    ここのクエストって先にグウェントやってると大体察しつきますよね。マードローメとか狂戦士とか。

    こ、今回の剣は弱かったけどまた後でクラフ剣くれるから!そっちは…うん、強い…から…。それまで震えて眠れ(震え声)。

    スケリッジ人は割と現実のヴァイキングを踏襲してますね。本物のヴァイキングは長剣とかはあんま使ってませんけど(斧、グラディウス、短槍とか使ってた)。
    あとは所謂戦乙女というのも珍しくありませんでした。女性の兜や装備見つかってるらしいですし。
    共通点としては略奪で生計を立ててるところくらいですかね。

    • >匿名さん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      あいつ何で熊に変身するのかと思ったら、原作通りでした。
      何気にグウェントも完成度高いですw

      まあ神をも屠れる剣よりは強かったので、まだ許せます。
      ハットリは神々を何だと思ってるんだって感じですわ。

      (戦乙女
      あの墓地から蘇って来る糞鬱陶しいカードという印象w
      男性ヴァイキングは略奪しているイメージ強いですが、女性はあまりイメージ無いですな。

  6. スケリッジのクエストも濃いですね。
    自分はあまりスケリッジが肌に合わなかったけど楽しめました。

    あの火葬で亡くなったのは娘でしたか。
    人物図鑑見てなかったので、愛人かと思ってました。 

    そうそう。スケリッジの村のクエストで
    獣に変身!がらみのがあったのですが
    ちょっと戻ってやり直したら、そのクエストが出てきませんでした。

    ふとした行動で発生するしないがあるんですね。

    デオクレは次はDLCやろうか…
    トモイナさんが記事にしてる、ゲームを
    どれかやってみようか、考え中。

    • >デオクレさん
      コメントありがとうございます!

      自分もスケリッジは、ヤンキー軍団みたいで苦手でしたが
      このクエスト進めるうちに、ヴェレンの貴族たちより好きになりました!
      火葬で死んだ人が愛人だったら、王としてどうなのだろうか・・・奥さんいるのにw
      クエストは、ランダム発生っぽいのもあるようですね。

  7.  しばらく前からROMってたのですが、はじめて米します。
     根暗の蜜柑と申します。
     ウィッチャー3しばらく前に大型DLC第二弾の「血塗られた美酒」までクリアしました。本当にこのゲームは凄い。間違いなく「世界最高のRPG」を名乗る資格があると思います。とにかく設定の緻密さがハンパない。自分のような歴史オタクも驚嘆の完成度。

     ちなみに今回のコメで話題になっている「バーサーカー」(英語読み)ですが、古ノルド語、つまりバイキングの言葉で「ベルセルカー」と呼ばれ「熊の毛皮を被ったもの」を意味します。部族のトーテムが憑依し狂乱状態で死ぬまで戦う彼らは非常に恐れられたそうです。
     そして三浦健太郎のマンガ「ベルセルク」の題名にもなっていますね。
     そして「竜を殺せる剣」というのは「ベルセルク」の主人公ガッツの使っている「あまりにも大雑把すぎる鉄塊」のことですね。ちなみに秋葉原の「武器屋」にはこの「ドラゴン殺し」の原寸大模型があります。実見するとなかなかの迫力。
     オルソン……「ロードス島戦記」ですね。懐かしい……シーリスと幸せになってほしかったのに……

    そいで今回の記事の主題(?)である「お も て な し」ですが、
    現代でも政治家は洋の東西を問わずパーティをよく催しますね。
    非常に単純な話として人を理解し、意思の疎通を図るのに「会って話す」以上の手段はないということですね。
     ニルフガードとの関係についてクラフが、他の族長がなにを言うのか? スケリッジ全体としての意志はいかなる点で合意し、いかなる点で各部族の自決を尊重するのか? 次代の王については?
     そしてそれと同じくらい重要なのが「権威」の問題です。
    「クラフが一声かければスケリッジ全土から六大部族の族長がこぞって集まってくる」
     スケリッジの大立者たちはみんな“そこ”に目を光らせているのです。
     これが政敵のビルナの音頭であれば誰が来て誰が来ないのか? その息子で王候補のスヴァンリッジの招集ならどうか? ビルナが苛立っているのは自分とクラフの政治力に大きな開きがあることを理解しているからです。ビルナは「いい人」ではないかもしれないが非常に頭がいい。「ここ」で思い切った手を打たなければどうあれ自陣営の敗北は決定的であることをよく理解している。
     本当にキャラもドラマもその背景も、全てにおいて非の打ち所のないゲームだと思います。

    • >根暗の蜜柑さん
      コメントありがとうございます!

      初コメありです!
      ウィッチャーに対する「熱意」が、文章から伝わってきますw
      ベルセルクは知っていますが、ベルセルカーがベルセルクとなっていたのは知りませんでした。
      ロードス島戦記は名前だけしか知らなかったり。

      (そしてそれと同じくらい重要なのが「権威」の問題
      クラフの権威を利用したうえで、全員一網打尽にしたのか・・・
      次の次に書きましたが、スヴァンリッジが良い奴じゃなかったら
      ビルナさんの一人勝ちだったので、ビルナさんはかなりの切れ者であることに違いないです。