今回の記事について一言
『終わり、そして始まり』
※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。
本編感想
前回までのあらすじ:シリさんの物語が幕を閉じた
ワイルドハント決戦から2週間後。
ゲラルトは(ニルフガード軍に)占領されたテメリアの首都、ヴィジマにいました。
頷くゲラルト。
彼についていき、舞い踊る白煙・・・・・・
エムヒル皇帝のいる部屋に案内されます。
また呼び出し食らったんでしょうね・・・・・・
ゲラルト
「シリは死んだ」
エムヒル
「なぜそんなことに?」
ゲラルト
「<白き霜>の預言だ、知っているだろ?」
「シリはそれを止めたんだ、自らを犠牲にしてな」
やはり・・・・・・
しかし世界は平和(戦争中だけど)っぽいので
シリさんの力で<白き霜>は何とかなったのでしょう。
エムヒル
「遺体はどこに?」
ゲラルト
「見つかるとは思えん」
エムヒル
「他に知る者は?」
ゲラルト
「エルフの賢者、アヴァラック・・・・・・」
「今はどこにいるかはわからん」
エムヒル
「イェネファーは?」
エムヒル
「北方に残りたいと」
「誰も反対しないならな」
エムヒル
「すまい」
「貴様はどうする?」
シリさんを見つけて連れ帰るのが仕事だったゲラルト。
既に仕事は済んだので『もうお前には関係ない』を選択します。
連れ帰る対象が死んでしまったので、任務失敗な気もするが。
エムヒル
「・・・・・・そうだな」
エムヒル
「シリラは、何か言っていなかったか?」
『別れを言えない事を悔やんでいた』
『良い父親ではなかったと・・・・・・』
『何も』
シリさんは最後、実の父親であるエムヒルの「エ」も口にしていなかったので
『別れを言えない事を悔やんでいた』は違うな。
エムヒルと会わせた時、シリさんは何かプリプリ怒っていたので
『良い父親ではなかったと・・・・・・』を選択。
ゲラルト
「お前が良い父親ではなかったと・・・怖れていたよ」
「仮に伝言があったとしても、耳触りのいいものとは思えんがね」
っあ、ちょっと可哀想・・・・・・
エムヒルはゲラルトに対しては見下してる感じありましたが
シリさんは実の娘からか、そこまで見下した態度じゃなかったですしね。
金と権力で釣ろうとはしてたらしいけど。
ここは嘘でも
『別れを言えない事を悔やんでいた』を選択すべきであったか・・・・・・
こういうところが、トモイナが女性にモテナイ所なんでしょうね。
時には優しい嘘も必要だと思います。
でもトモイナは馬鹿正直な男なのです。
ゲラルト
「他に何も無ければ・・・・・・」
エムヒル
「ある」
「だが、もう行っていい」
部屋を立ち去ろうとするゲラルト。
最後にエムヒルが一言。
エムヒル
「ウィッチャー」
「二度と顔を見せるな。二度とな」
何も言わず、一度だけ頷くゲラルト。
こういうやりとりが、めっちゃカッコイイですよね。
そしてこれでもう舞い踊る白煙と会う事は無いでしょう。
若ハゲキングよりは、まだエムヒルの方が良い支配者だった気がします。
~しばらく後~
ゲラルトは、誰かと会う約束をしているらしく
ニルフガードの野営地へ向かいます。
っあ! ここでシリさん登場。
実は生きてましたってオチだな!? そうに違いない。
ここからアヴァラック探す二部開始とかないだろうな?
展開を先読みしつつ、ニルフガード野営地に到着。
っえ? 誰?
シリさんじゃないの?
兵士達が道を封鎖していたらしく
数時間遅れてやってきた『マスター・オルト』さん。
誰だよ。
鍛冶屋の仕事を30年間続けているベテランであり
ゲラルトは彼に、新しい剣を発注していたようです。
彼曰く
「これよりいい武器を持つ、もしくは持っていたウィッチャーはいない」
らしい。
マスター・オルト
「銘文(めいぶん)は、依頼通りだ・・・・・・」
えー。
シリさん死んだから、せめて剣に名前をって訳か・・・・・・
当然『ジルエアエル』を選択。
めっちゃ弱いジルエアエル。
ハットリといい、この世界の鍛冶屋は誇張宣伝しすぎだろ。
商売的には間違ってない気もするが。
シリさんの名前つけてるんだから
攻撃力+5000
素早さ+3000
くらいにしないと。
ディスガイアの武器かって感じですが。
この後、宿屋に用事があるらしいゲラルト。
宿屋へと向かいます。
いやー、ここでトモイナは実際に声が出てしまいましたよ。
「シリさん!」っと。
これで白いローブを羽織ったイェ姉さんだったらヤバイけど。
仮死状態の時もそうでしたが
トモイナの展開予想と若干ズラしてくるのが見事ですね。
絶対ニルフガード野営地にシリさんいるかと思っていました。
どうやらシリさんはウィッチャーになったらしく
ゲラルトおじさんは、そんなシリさんに剣をプレゼントしに来たようです。
エムヒルに死んだと嘘を伝えたのは
エムヒルがいるとシリさんが自由行動出来ない為。
舞い踊る白煙カワイソス。
ゲラルト
「ここじゃ駄目だ」
「すぐに機会はできるさ、ウィッチャーだからな」
シリ
「早速試しに行きましょ」
シリさんが剣を鞘にしまうと共に
トモイナとゲラルトの長い旅が終わります。
最後の最後までカッコイイ演出。
~その後のウィッチャーの世界~
若ハゲキングは戦争の天才らしく
敵を大幅に下回る兵力をもって、ニルフガード軍を撃退。
そのまま大都市ノヴィグラドへも侵攻。
ニルフガード軍に勝利した若ハゲキング。
風紀を改めるためと称して、数知れぬ薬草医、祈とう師、癒し手
非人間族が異教徒とみなされて殺された。
魔術師嫌いなのは知っていましたが
ちょっとでも魔術に関係する職業(と異教徒)は駄目なのね。
フィリパさんが若ハゲを暗殺しようとしたせいでこんな事に・・・・・・
これだったらまだニルフガード軍(エムヒル)の方がマシだったな。
たぶん暗殺クエやってないからですねコレ。
まあ他の奴らなんて知ったこっちゃないが。
前にも書きましたが、ゲラルトやシリさん良ければそれで良し。
エムヒルは優勢だったにも関わらず度重なる敗北により
息を潜めていたエムヒル反対派によって死亡。
やっぱ最後は、優しい嘘をついてあげるべきだった・・・・・・
てか若ハゲキング強すぎぃ!
新たな王となったセリスさんにより、スケリッジは繁栄。
セリスさんは他国の沿岸を侵略したりせず、民に目を向け内政に力を注いだ。
それによりスケリッジは栄えたが、その牙はかつてないほどに鈍くなってしまった。
うーむ。
繁栄はしたけど軍事力無くなったって感じか。
スケリッジらしくないな。
戦争の天才若ハゲキングに攻められたら一瞬で終わりそう。
てか若ハゲキングの一人勝ちじゃねーか。
ニルフガードの玉座の後継者
『シリラ・フィオナ・エレン・リアノン』は
その玉座につくことなくウィッチャーとして生きる事を決めた。
ゲラルトは彼女に全ての知識と技を教え、その後互いに別の道を進んだ。
おー! トモイナの理想のエンディングですよ!
シリさん「力なんていらない。自由に生きたい」みたいな事言ってましたし。
これはトモイナによる推測ですが、シリさんは<白き霜>を止めた時
<古き血脈>の力は無くなってしまったんじゃなかろうか?
トモイナ的には、無くなってて欲しい。
なぜなら、シリさんは以前「力なんていらない」と言っていた為。
力がまだ宿ってたら、それはシリさんが望む本当の自由ではないから。
アヴァラックがどっかに消えたというのも、力が消えた理由になります。
<古き血脈>の力が無くなった=保護する対象じゃなくなったから。
彼はまた、新たな<古き血脈>の力を持つ人物を探しに行ったのでしょう・・・・・・
何だかんだであいつ良い奴だったな。
ゲラルトとイェ姉さんは政治から離れ、穏やかな生活を送っており
朝食を食べるのはいつも昼過ぎで、たいていはベッドの上。
二人は怠惰な生活と長話で日々を過ごしているが
それはお互いが望んだ生活らしい。
要するに、セッ〇スざんまいのニートです。
一応主人公なのに、それでいいのか!
ゲラルトはまあこんな生活望んでたのわかりますが
イェ姉さんもこんな生活望んでたのは意外です。
今までバリバリのキャリアウーマンだったので
もう仕事やめて堕落したい的な奴か。
まあ二人が幸せそうなら良かった。
っという訳で、ウィッチャー3 ~完~
二年間のご愛読ありがとうございます!
一話から見てる人が何人いるかわからんけど。
トモイナ的には国なんて知ったこっちゃないので
十分納得出来るハッピーエンドだったと思います。
ゲーム内容については、もはやここで語る必要はないかと。
DLCも恐ろしい程完成度が高く、コメントにてかなり勧められていますが
まだ見ぬ神ゲーを探す為、ウィッチャー3はこれにて終了です。
アクセス数が滅茶苦茶あったならDLCも考えましたが。
まあゲームは広く浅くのライトゲーマートモイナが、二年間もプレイし続けたのは
たぶんウィッチャー3が最初で最後のゲームでしょうね。
それでは皆さん。
最後はウィッチャー3の評価記事でお会いしましょう。
ウィッチャーよ、永遠なれ!
今日のハント
今回は無し。
お久しぶりです。
まずは完結、おめでとうございます。長い間お疲れ様でした。
とっくにフォールアウト4を超える超大作に…この量じゃ攻略本とかに出来そう。
それと毎度恒例の誤字チェックです。若ハゲキングの所ですが、
「非人間族が異教徒といなされて殺された。」
「非人間族が異教徒とみなされて殺された。」
が正しいですね。(スクショ見た感じ)
次の作品期待してます(´ー`)