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ゼノブレイド2 感想101話 『絆』

今回の記事について一言
『人間という悪』

 

※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。

 

本編感想

前回のあらすじ:イカベーニ

この世界で唯一の兄妹であるベンケイが死に、ショックを受けるヨシツネ。


ヨシツネはマルベーニに向かって、弓矢を飛ばします。

シン
「やめろ、ヨシツネ!」
「奴は──」

当然ながらマルベーニに攻撃は防がれ
逆に触手によって拘束されてしまうヨシツネ。


ヨシツネ
「は、離せ──バケモノ!」

マルベーニ
「気に入らんな」
「そうやって私を見下す」
「人間<わたし>がいなければ、存在すら許されないブレイドごときが」

 

 

ニア
「レックス、ヨシツネを!」

レックス
「わかった!」
「やらせるか!」

マルベーニに攻撃を仕掛けるレックス。
しかし全く効かず。ニアちゃんが追撃を仕掛けますが、これも効かず。


ここで青い炎が、マルベーニを包みます。

メレフ
「おかしなものだな」
「まさかイーラの者を助けるために戦うとは」


やだぁ・・・メレフ様素敵///


メレフ様が体勢を崩した所にマルベーニの触手が襲い掛かりますが
ハナちゃんがこれを防ぎます。

メレフ
「すまん」

ハナJS
「どういたしましても」

トラ
「ハナ! よそ見してる暇は無いも!}


ハナちゃんへ襲いかかる触手は、サイカちゃんの雷撃で粉砕。

サイカ
「持ちつ持たれつゆうてな」
「一個貸しにしといたるわ」

ハナJS
「おおきにですも」

仲間が協力し合ってかつての敵を守るために戦う。なんという胸熱展開。
ゼノブレイド2は、胸熱展開のオンパレードです。

 

 

マルベーニ
「なぜだ──」
「お前たちは、何者だぁ!」
「度(ど)し難(がた)いな──」
「人間がなぜブレイドに肩入れする」

ジーク
「あほか、肩入れとちゃうわ」
「これはな、絆いうもんや」
「この世界で生きる仲間同士、当たり前のことや」


ここが、レックス達とマルベーニの大きく違うところですよね。

マルベーニは、神が人間を救うため<ブレイド>を遣わしたと思っているので
ブレイドは人間の為に存在していると考えているところです。
(なのでブレイドとの共存を目的としたイーラも滅ぼした)

ちなみにレックスの「次の誰かに託す」という考えも
<絆>その物を信じていない為、レックスの考えとも相反(あいはん)します。
トモイナもマルベーニよりの思考かもしれない。

 

 

マルベーニ
「絆? 仲間だと?」
「こんなものがかぁ!」

<絆>が信じられないマルベーニは、その場でヨシツネを殺害。
コアクリスタルを抜き取って砕きます。

マルベーニに投げ捨てられるヨシツネ。


シン
「ヨシツネ!」

これはもうシン大激怒ですよ。
てかマルベーニが、ブレイドとの共存を目指したイーラ滅ぼさなければ
シンもこんな風にならなかった訳ですし、全部マルベーニが悪い──
──とは言い切れないのが、ゼノブレイド2の深い所。

マルベーニは、この間違った世界を正す為に神を目指しているので
完全に悪い奴って訳でもないんですよね・・・・・・

そもそもマルベーニがこんな風になったのは
元はといえば人間同士の戦争のせいですし
結局は人間その物が「悪」みたいなもんです。
(その考えに辿り着いたのがシン)

 

 

ヨシツネ
「あ、案外──」
「痛いものですね──」
「ブレイドの──ままなら──」
「こ、んな──」

人間とブレイドの混合種であるマンイーターだからこそ
若干人間の痛みや苦しみがわかるのでしょう。


シンが可哀想で見てられんぜ。

 

 

~ 回想 ~

シン
「来るか?」

ヨシツネ
「っえ?」


シン
「俺の名はシン」
「俺も──同類だ」


手を取り合う「答え」を持たぬ者たち。
イーラにも間違いなく<絆>はありました。

~ 回想終了 ~

 

 

シン
「マルベーニ──!」

レックス
「そこにいてくれ」
「こいつは人間だ」
「だから俺たちの手でケリを付けたい」


レックス君は本当にわかってる男ですな。
人間の創り出した「業」を、ブレイドに背負わせる訳にはいかんですからね。


っという訳で、イカベーニ戦。
スプラトゥーンで鍛えたトモイナの敵ではなかったのでカット。
(全体で見たら、中々に強敵だったけど)

ちなみに正式な名前は『神鎧マルベーニ』
なんて読むんだよ。

 

 

今日のレアブレイド

今回は無し。

 

 

次回:ゼノブレイド2 感想102話 『悪くなかったろう?』
前回:ゼノブレイド2 感想100話 『綺麗なヨシツネ』

コメント

  1. 更新乙であります。シンちゃんがこっそりセクシーポーズ決めてる!鎖骨。
    ショタに庇われる半裸の兄ちゃん……ぐふ、ぐふ、ぐふいぐないてっど!(?)

    変なところに反応している場合ではなかった。イーラ組、強制退場の巻。
    こうやってボロクズのようにキャラが捨てられるシーンは、やっぱキツイわ。
    兵士の尊厳なんて一々構ってられないのが近現代以降の戦いではありますが……
    やはり近世的価値観なファンタジーぐらいは、礼節をわきまえて欲しいものです。
    丸紅「甘いッ!何がブレイドだ無礼奴だろうがッ!人間に仕えるものだろうがッ」
    ……まあね、デトロイト的な命題でもありますな。丸紅説にも一理はあるんだ。

    鎧の読みは【訓】よろい、よろ-う、【音】カイ、ガイ。この場合はガイですね。
    聖鎧、魔鎧は「せいがい」「まがい」……今回は「しんがい」でありましょうか。
    (馬具の「あぶみ」に当てた用例もありますが、おそらく誤用例。通常は「鐙」)
    「魔弓」を「まゆみ」とは読まないように、通常は「音読み」で合わせるような?
    ・鎧袖一触(がいしゅういっしょく)=出典は頼山陽。源為朝の豪語エピソードから。
    ★平安武者の「なろう」系主人公、鎮西八郎為朝という豪傑
    平安末期の源平争闘時代に、源為朝という若者がおりました。頼朝・義経の叔父。
    ・あまりにも暴れん坊なので九州に追放されたら、勝手に現地を平定して好き放題。
    ・中央に呼ばれて保元の乱に参戦、負け組となる。伊豆大島に流刑。流刑地やね。
    ・ところが流人なのに伊豆も占領しちゃったので追討軍が。31だか32だかで戦死。
    ・身長21cm、強弓の遣い手で無双キャラだった模様。ぶっちゃけ日本版の呂布。
    ・彼に惚れ込んだ江戸の作家・曲亭馬琴が「椿説弓張月」というラノベを書いた。
    ・続編では「南方に脱出して琉球に渡って大奮戦、琉球王朝を築く」という……
    ・実はこの異説、琉球王朝の正史にそー書いてあるのである!前田慶次も吃驚。
    で、この彼が曰く。「俺の鎧の袖が相手に触れたら、そいつはもう死んでいる」
    中二病のまま大きくなるのは、どこかの眼帯兄ちゃんだけではないのであります。

    ★雑談/今日の「令和」
    Reiwaは案外めでたい響きらしい。チベット語ではre ba(希望)と同じ音。
    台湾語では「みなさんこんにちは」という意味で、国花が梅でもあるので好評。
    ポルトガル語で頭のRは無声音なので「ヘイワ」、ハワイ語では「花冠の時代」
    ラテン語圏でLeiwaだったら「神からの贈り物」……おお、悪くないゾ。
    では折角だからエスペラント語に翻訳してみよう!……Manko だ…と…?
    か、漢字が悪いんだな「礼和」だったらいいだろ……Dankonだ…と……?
    まあ余程の趣味人でないと用いない人造語だから、いいや。やれやれ。

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      シンには嫁がいるので、腐れは効かぬ!!!

      むしろ戦争は、こうやってボロ雑巾のように捨てられる人の方が多いでしょうね・・・・・・
      戦争だけはしたくないですが、いざ戦争となったらどうしよう。
      コワイヨー! ホラーなんかより人間の悪意が一番怖い。

      (鎮西八郎為朝
      どこのケンシ〇ウですかw
      強さはなろう系で合格ですが、もう一つ重要な要素が抜けている・・・・・・
      たくさんの女の子の存在だい!

      (今日の「令和」
      トモイナに彼女ができたらめでたい年。
      できなかったらクソ年。
      つまり平成はクソ年。

  2. マルベーニはブレイドコンボとかで
    上手く吹っ飛ばせば自らが掘って来た
    穴に落として倒せますよ

    • >匿名さん
      コメントありがとうございます!

      結構ストーリーでも重要なボスなのに、自分の掘った穴で死ぬとは・・・・・・

  3. 更新お疲れ様です。

    ああっ、そんな…。
    ベンケイの仇を討てなかったね、ヨシツネ…。
    おのれ神鎧(ゴッドローブ)マルベーニ!
    と一方的にマルベーニに悪意を向けられない話なのがもどかしいですね。
    人の悪意が悲劇を生み、その悲劇に遭った人が更に悪意を募らせ…という終わりの無い悪循環に組み込まれてしまったマルベーニも被害者と言えなくもないんでしょうけど、だからといって自分が受けた悪意や苦しみで他人を悪循環に取り込むのはちょっと違うでしょ?という…。複雑だなぁ。

    そしてメレフ→ハナJS→サイカと、流れるような連携が久々に見られて興奮しました!
    人の絆を信じて行動出来るレックスご一行と、その絆の存在自体を信じられない(信じようとしない)マルベーニとの比較なんでしょうけど、また色々と考えさせられました。
    そこからのレックスさんのシンの意思も汲みつつ、でも人の業は人が決着をつけるという強い意思表示がたまらないとですよ。

    ゴッドローブ・マルベーニさんとの戦闘ですが、自分は何回か全滅しましたw
    結局は正攻法で勝利したんですが、後でマルベーニが自分で開けた穴に追い込んで…という戦い方があると知りました。チクショー!!
    (この方法を応用すればモルスの断崖のLv.100の桜花一刀流のダンさんも崖下に?ヌフフ…)

    ※余談
    ・そう言えば4/3(水)にケムリクサ12.1話が公開されましたね。
    これは続編を期待してしまう…!

    • >もっちりけだまさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      ベンケイは不意打ちでしたが、ヨシツネは挑んで殺されたので無念でしょうね・・・・・・
      人の悪意代表がマルベーニみらいな物なので、あまり強く攻められないという・・・・・・

      何気にパーティ全員で戦うムービーは初なので、ここのムービーはかなり好きです!
      (シンやメツのシーンでは、サイカちゃんが参加していない)

      やはりマルベーニさんは、適正レベルだったら結構強いんでしょうね・・・・・・

      (ケムリクサ12.1話
      たつき監督のこういうところ好き!
      ケムリクサのせいで、ますますけもフレ2が・・・・・・

  4. ゴッドアーマー!

    • >匿名さん
      コメントありがとうございます!

      ゴッドアーマーが正式名称なんでしょうかね?