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ゼノブレイド2 感想99話 『そのためにあんた達がいるんじゃないか!』

今回の記事について一言
『答えを持つ者、持たざる者』

 

※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。

 

本編感想

前回のあらすじ:ヤンデレ気味なシン

とうとう世界樹でシンに追いついたレックス君たち。

レックス
「シン!」

ホムラ
「あなた一人?」
「メツはどこです?」


シン
「あいつなら先に行ったよ」

レックス
「あんたはここで何をしてる?」

シン
「お前たちを待っていた」

レックス
「俺たちを?」
「メツの後を追わせないってことか?」

シン
「どうかな──」
「見たくなったのさ」
「世界に意思というものがあるのなら」
「お前たちとメツ、どちらを選ぶのか」

ヒカリ
「なら、私達を通して」

シン
「無理な相談だ」

ヒカリ
「どうして?」
「そうして立っていることもやっとのはず」
「今戦ったら、確実にあなたは」

シン
「流石だな、ヒカリ」
「──約束なんだよ」
「あいつの願いを叶えてやるのが」


「あいつ」呼びなので、メツの事でしょうね。
メツの願いって何だ? やっぱ世界を滅ぼすことか。

レックス君との出会いによって揺れているシンですが
メツとの約束も忘れていない、真面目な男シン。
真面目すぎるのが、シンの良い所であり悪い所だと思う。

 

 


話し合いで解決することはできず、結局シンと戦うことに。
こっちのレベルが上がりすぎて、楽勝すぎたのが悲しい。
(シンの身体が弱ってるからかもしれない)

 

 


レックス
「凍らせるもんか!」


シン
「自身の思い描いた事情を発生させる力か、素晴らしいな」
「神が与えたもうその力、なぜ人間のために奮う?」

レックス
「楽園に行くためだ!」


シン
「行ってどうする?」
「人に開放するのか? 分け与えるのか?」

レックス
「当たり前のことを聞くな!」

シン
「与えてどうする!?」
「結果は見えているんだぞ?」

レックス
「何の結果だよ!」

シン
「人は楽園をモルスの様に、500年前のイーラの様にするだけだ」

レックス
「俺がそんなことはさせない!」

シン
「お前が死んだ後はどうする?」
「誰がそれを止める!」


かつてトモイナも言及した気がしますが、これはシンと同意見ですね。

レックス君は常々理想だけを語っていますが
例え楽園に土地があったとしても、またその土地を巡って
人間同士が争うだけですよね。
(当然ブレイドも駆り出されるはず)

レックス君が生きてれば良いですが、レックス死んだら意味ないですし。

 

 

レックス
「そのために──」
「そのためにあんた達がいるんじゃないか!」
「そして、それを一緒にやり遂げるのはオレじゃない」
「誰かだぁ!」


レックスの気合に押され、敗北を喫するシン。

レックス
「そうだよ」
「人間は死んだらそれまでだ」
「でも、その思いや記憶は、別の誰かが必ず受け継いでくれる」


レックス君はこの世界と自分大好きだから
自分の後も「良い誰か」がやってくれると言ってますが
正直世界はそんなに甘くないと思うんですけどね・・・・・・
ウィッチャー3見てるとそう思う。

ただここで重要なのは内容ではなく
レックス君が自分の信じる明確な「答え」を持ってるのに対して
シンは、自分の信じる明確な「答え」を持ってない事ですね。

 

 


シンの身体は既に限界らしく、その場で膝をついてしまいます。

ヨシツネ
「シン!」

ニア
「ヨシツネ! ベンケイ!

ベンケイ
「シンはやらせないよ」


やだ・・・ベンケイケメン///

レックス君たちよりも先に世界樹に入ったのに
なぜレックス君たちよりも後に・・・・・・

って思いましたが
レックス君たちはホムベーター(ホムリエレベーターの略)使えるので
そういった関係なんでしょうね。

 

 

シン
「よせ、ベンケイ」

ベンケイ
「でも!」

シン
「俺たちはここまでだ」
「無駄は何一つない」
「ここまでが、俺たちがすべきことだったのさ」

ベンケイ
「シン──」


構えていた武器を下すベンケイ。

ベンケイ
「ニア──」

ニア
「な、なに?」

ベンケイ
「あ、あんたの力でシンを──」

ニア
「あ、ああ──」
「応急手当でよければ──」

ベンケイ
「礼なんて言わないからね」


最後までツンツンなベンケイであった。

そうえいばニアちゃんって元イーラでしたが
ベンケイと上手くやっていけてたんだろうが・・・・・・
お互い性格合わなそうなんだけど。
意外と頼れるお姉ちゃんポジションで、ニアちゃん見守ってたかも知れない。

 

 

ベンケイ
「先に戻って、シンの治療の準備をする」
「ヨシツネ、シンを頼んだよ」


もしかして、シン・ベンケイ・ヨシツネって、全員生存するフラグ?

 

 

今日のレアブレイド

今回は無し。

 

 

次回:ゼノブレイド2 感想100話 『綺麗なヨシツネ』
前回:ゼノブレイド2 感想98話 『愛が重すぎる男シン』

コメント

  1. 更新乙であります。トモイナさんも熱くなる展開…一方花見にはまだ寒さが。
    花は散るから美しい?後片付け大変だけど。簡単に死ぬんじゃねえぞ!(苦笑)

    お前と俺とは同期の桜。おっと、桜ネタはセンシティブだから置いとくとして。
    「漢の散り際」を予感させる展開ですね〜……制作が日本人だから尚更にね?
    闘って、確かめて、託して、散る。うーん、少年漫画の敵役(善)の王道やんけ!
    シン・ヨシツネ・ベンケイは「生存確認!」じゃない予感。(男塾の王大人か?)
    「ヨシツネ主従は認めた漢に殉死すっぞ!」のほうが少年誌文法的にありそう。
    ベンケイ「犯らせはせん!犯らせはせんぞ!!」トモイナ「ヘッヘへ」(じゅるり)
    ベンケイ「乙女の純潔!私の貞操!貴様如きに犯られはせん!ジークジオン!」
    トモイナ「違いますがな。娘さん紹介してくださいYO!」ミネバ(幼)狙いかよ。

    ★雑談1/優しい世界/「方向音痴は女性に多い」というが自覚者が多いだけ
    英国ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の、ロンドン発デュッセルドルフ行き便。
    行き先はドイツだったのに到着したのは、スコットランド首都のエディンバラ!
    フライトプランのミスで、操縦士も乗務員も行き先を誤解していたのだった(苦笑)
    ①オランダやドイツ西部は平野が続くはずだけど、おや、山があるな〜?
    ②着陸したらそこはスコットランド。「ドイツ行きの人?」「はいな」全員挙手。
    ③機長「間違っていた。すまんな 」乗客「ええんやで」……優しい世界。
    ・ロンドン→デュッセルドルフは東に310マイル、約500km。
    ・ロンドン→エディンバラは北に400マイル、約600km以上。燃料には余裕あり。
    ★雑談2/優しくない世界/だって最近ツマンナイんだもん
    洋ゲー大手のEAさん、日本支社を縮小の模様。下手をすると閉鎖も有り得る?
    ロシア支社も縮小らしく英米圏を固めるのか?でも本社の粛清も大きいみたい。
    「日本支社はマーケティング・広報・分析部門が多過ぎた」はあ、そーすか?
    ・BF5がポリコレターゲットにされてたし、Anthemの失敗が大きかったか?
    ・バグが多いのはさて置き、元々EAさんは日本では今ひとつな気もするゾ。
    ・MSも日本市場はほぼ見切ったから、ヤンキースタイルと日本は合わないのか?
    ・FIFAなど「eスポーツの為の競技化」に奔ってたし……なーんか無理してるね。
    ぶっちゃけUBIのほうが好みに合うのれす。最近FIFAもやらないからね……
    あ、「ドラゴンエイジ」の最新作ぐらいは出してください。ぷりーず。ぺこり。

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      トモイナさん花より団子なので・・・・・・

      日本人特有の滅びの美学。正直好き。
      トモイナさんはそれほどミネバ様好きじゃないからなあ。
      男は黙ってプルとプルツー! それとティファ。

      (雑談1
      痛いニュースでありましたな。
      日本じゃ死刑レベルなので、こういう心に余裕があるのは良いですね。

      (雑談2
      シムズだけ残して・・・・・・

  2. 更新乙です!
    大詰め感が半端ないですね!
    でもやっぱりシンは死にそうな気がする…

    • >きんちゃさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      最終回に向けて、非常に盛り上がっております!
      シンはこの後・・・・・・

  3. 更新乙でーす(*・ω・)ノ

    この世界はウィッチャー世界とは違う…とも言い切れないか、丸紅は闇堕ちしたわけだし。
    レックスも色々見てるけど、自分ではない誰かが引き継いでくれるって言い切れるの良いですね。

    なんやかんやで、イーラ組も凄く良い。
    最初はなんやこいつらって感じだったけど、この頃にはイーラ組も好きになってました。
    ほんと丸紅クソ。

    • >しかさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      ここら辺はちゃんと戦争の闇が描写されてて好きです。
      レックス君の「誰かが引き継いでくれる」発言は、世界が好きだからこその発言ですよねw

      トモイナは最初からイーラ組好きでしたね。
      調子乗ってる時のヨシツネも好きでしたw

  4. 更新お疲れ様です。
    わたてんもケムリクサも終わった…。
    もう癒しも希望も…無い。

    やはりシンは優しいというか義理堅いというか、命尽きそうになりながらもメツとの約束を果たそうとするところが…好き。
    レックスもシンの問いに自分なりの答え(強い意思)を持って立ち向かっているのがいいんですよね。
    レックスは人が誤ったらブレイドが正す、自分がいなくなってもまた別の人がやってくれるという「人とブレイドのより良い共生」というイーラ的思想を念頭に話してますがトモイナさんの仰る通り現実はそんなに甘くはないと思います。
    でもやはりこういう物語ではそんな理想を持ち熱く語れるキャラクターが映えますね。

    そしてやっとこさ(酷い…)合流したヨシツネ・ベンケイ。
    ニアちゃんにシンの治療を頼むベンケイのツンデレ的な態度にキュンとします。
    でも

    • >もっちりけだまさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      トモイナさんも上野さんは不器用が終わってしまいました・・・・・・

      シンは自分の考えが間違ってるかもと思いつつ
      ちゃんとメツとの約束も果たそうとしている所が好き。
      レックス君の「誰かに託す」は、この世界が好きだからこそ言えるセリフですね。

      ベンケイの最期まで簡単にデレない態度好きですw

  5. ・急にお邪魔します!
    ・そろそろ大詰めですね!

    >「光は絆だ。」
    「誰かに受け継がれ……再び、輝く!」(『ウルトラマンネクサス』より)
    ・トモイナさんや皆さんの仰る通り、「世の中、そんなに甘くない」とは思いますが、「死ぬほどしょっぱくない」とも思ってます。
    ・闇があるなら、光だってある…だからこそ世界って続いているのだと思いますし。
    ・まぁちょっとでもバランスが崩れたら、フォールアウトかざわざわ森のがんこちゃんの世界ですけどね(苦笑)。

    ・失礼しました。

    • >にわか三級さん
      コメントありがとうございます!

      大台の100話ですからね・・・・・・
      逆に大詰めじゃないと困るw

      トモイナは世の中絶望系男子なので、世の中は海水のようにしょっぱいのですw
      トモイナの世界は常に闇。

  6. うーん…自分は別にレックスは甘い考えでは無いと思いますね…。

    むしろ数多くある「勇者や冒険者達が世界を救う物語の後はどうする?」「その勇者達がいなくなった後は?」といったものに対しての核心をつく台詞だと思います。

    これが甘い考えだというのなら世界を救った主人公達は永遠の命を貰ってずっと世界を守らなければならない!みたいになっちゃいますよ。

    • >匿名さん
      コメントありがとうございます!

      レックスは「自分(勇者)が死んでも他の誰かが頑張ってくれる」という考えですが
      自分はそういった人間同士がまとまるってイメージ無いんですよね……
      現実の世界情勢みても、大きな争いが無いだけで人間同士まとまってないですし。

      (世界を救った主人公達は永遠の命を貰ってずっと世界を守らなければならない!
      その通りですw
      世界を救った主人公達に永遠の命があれば、世界は平和のままですが
      結局主人公達が死んだら、また新たな争いが発生すると思っております!

      ゼノ2の世界は魔王を倒したら終わりみたいな感じじゃなくて
      人同士の土地争いですし。
      エンディングで土地増えましたけど、どう考えても領土争いで揉めそう……

      っという、ゲームにあまり関係ない世界情勢を考えてしまうのです。