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CRYSTAR -クライスタ- 備忘録03

 

こんばんです。漢字にルビを振る機能をうまく使えなくて悪戦苦闘しているはいど・れんじあです。HTMLタグを使ってもなぜかなりません。有識者の知恵を借りたい。

出てくるたびにすぐ死にゆくみらいちゃんに明日はあるのか。知らんうちにまた勝手に生き返りそうだけど。

 


 

暗澹とした世界で悪魔たちと契約を結んだ零。目が覚めると自分の部屋。

❑幡田 零

「全部夢……だったら良かったのに。契約の紋章なんて、勝手すぎます。隠さないと、学校も行けない。」

「なに、セレマ。普段から学校行かないくせにって言いたいの?」

セレマと呼ばれる零の膝丈よりも大きいサモエドの顔を掴みわしゃわしゃとする零。

❑フェレス

「零ちゃん零ちゃん零ちゃん……。すぐ連絡するって言ったよね?」

❑幡田 零

「フェレス……?どうして、私の連絡先を……。」

 

本当だよ。まぁ都合よく目の前に現れるよりはいいのか……?

 

❑フェレス

「ふふ……そんなのどうでもいいよね?せっかく、みらいちゃんのこと教えてあげようと思ったのに。」

「ボクのこと好き?ねぇ、好き?」

❑幡田 零

「えぇ、好きですから早く教えてください。」

 

なんだこのメンヘラ彼女みたいなめんどくさいやりとりは。

 

 

 

みらいの肉体はフェレスとメフィスが預かっておりヨミガエリに成功したら返すとのことだ。そして辺獄で死んだ魂は現実では初めから存在しなかったことになる。

 

 

なんだっけ。ドラえもんの道具にそんなのがあった気がする。独裁スイッチだったかな。あの2人の力なのか、ご都合な力なのか知らないけどヨミガエリした際問題にならようにするためなんだろうか。

 

 

❑フェレス

「鏡は扉。紋章は鍵じゃ。鏡の前に立てば分かるじゃろ。契約の代償である、シレンがどういうものかものう。」

❑幡田 零

「……っ!手首が熱い!」

鏡の前に立つと手首の紋章が爛々と輝き慄く零。

❑幡田 零

「……これが、私のシレン……?」

 

第一章 契約の代償

 

ようやく、チュートリアルが終わって操作パートに入るんですね。チュートリアルの時点でゲーム的に怪しかったのでどうなることやら……。

 

 

理念を集めるとどうなるのか全く分からないけれどろくでもないことに違いない。むしろこの二人がヨミガエリするためにやらされている感がある。

 

 

 

 

 

ローグライクのマップみたいなダンジョンと代り映えの無い風景のせいでめっちゃ退屈ですね。

 

❑幡田 零

「あの幽者や幽鬼は、なんなんですか?私は、なにと……なぜ戦っているんですか?」

❑メフィス

「『なに』でもない。おぬしの言うとおり、ただの怪物じゃ。それにおぬしの『なぜ』は、妹みらいのヨミガエリだけでは不足かの?」

❑幡田 零

「…………。」

外連味たっぷりな悪魔2人からの要求の一つこの世界の幽者、幽鬼の掃除。

彼らは現世への恨み言と思しき言葉を発しながら接近して来て倒すと断末魔を上げて消えるためただ邪悪なだけの存在じゃないと思うのためどうも悪魔たちに踊らされているような感覚が消えない零。

心に揺蕩う蟠りを残しながら幾多の幽者を倒しシレンの最奥にたどり着く。

❑幡田 零

「……これで、最後ですか?」

❑フェレス

「うふふ……気をつけたほうがいいよ。頭にわっかがあるでしょ?あれは、幽者じゃなくて幽鬼だから。」

❑幡田 零

「幽者といい幽鬼といい……。それがなにか説明してくれる人はいないんですか。」

❑メフィス

「そのほうが面白いこともあってな。おぬしは気にせず、今まで通り倒せばよいだけじゃ。」

 

幽鬼は強いと聞いて身構えたけど色と体力と攻撃力違うだけでもしかしてこれから先ヴァリエーションの乏しいスライムベスみたいな敵が延々とでてくるのかと一抹の不安が過った。

 

幽鬼を倒した瞬間頭の中に幽鬼たちの感情が流れてくる。押し寄せる感情に堪らず涙を落とす零。

 

 

❑フェレス

「うふふ……産まれたよぅ。きらっきらの理念……ふふ。」

❑幡田 零

「……どういうこと……ですか……?」

❑メフィス

「おぬしを代行者にして正解だったということじゃな。」

❑幡田 零

「……怪物だって言いましたよね?なんでもない、ただの……怪物だって。」

 

 

 

❑メフィス

「倒したとき、魂の欠片に触れたのじゃな。なに気に病むことはない。元、人間じゃ。やつらはすでに死んでおる。ただの、死者じゃ。」

「この世界には我らがつけた『辺獄』という名があってな。死したる魂たちの輪廻転生のため、あつらえた世界なのじゃ。」

❑フェレス

「集めた魂をね、『再生の歯車』って機構をつかってね、人格や記憶や……ふふ、色々クリーニングしてるんだ。」

❑メフィス

「辺獄では、自意識のある存在が激情をともなって流した体液が理念という特別な力をもつ結晶となることがあるのじゃ。」

 

零れ落ちた涙が結晶化した理念になるから意図的に黙ってたんだろうね。 意地が悪い。

 

 

❑幡田 零

「私に、泣き続けろと……。こんな苦しくて嫌なことを、ずっと続けろって言うんですか?」

❑メフィス

「望む望まないは関係ない。シレンは果たしてもらう。ワシらと契約したというのは、そういうことじゃ。」

 

零ちゃん、幽鬼たちから流れてくる感情が蝕む苦しみに文句言ってるけど妹の為にそれくらい我慢しなくてはいけないのでは? まさしく贖罪だと思うんだけど。

みらいが死ぬのそういうところだと思うぞ。

 

最初のシレンを踏破し安堵の息も付けぬ間に新たなシレンを告げられる。

❑メフィス

「辺獄は精神的な世界じゃ。代行者の強さは、その者の精神力による。」

 

じゃあ、だめじゃん。

❑メフィス

「おぬしの思想が、辺獄の武器や防具になるじゃろう。」

「抱えた悲しみも葛藤も乗り越え、精神的に成長せよ。さすれば、思想――いや己が思装は強化されていくじゃろう。」

 

 

これはですね。幽鬼もといボス格の断末魔の思念をダンジョンクリアした時に浄化することでゲーム的に武器、防具化するってことです。

能力値は固定ですが同じ思装でも付与されたパラメータ値などが違うようです。

確認できた能力

・球魂: いわゆるドレイン

・ステUP系: 同じステータスUPでも割合と固定値の二種類。要するに後者は外れ。

・状態異常無効系: 読んで字の如く

 

現状では余りにも単調なアクションゲームでしかないため攻撃全振り以外は外れ感が否めないです。せめてドロップする思装の能力値も変わっていたらハクスラとして面白かった……いやそうでもないか……。

 

 

ダンジョンに出てくる幽鬼全て設定があり、断末魔の思念を持ち帰る度に彼らの記憶が分かるようになります。

しかしコンプリートするには同名の幽鬼三体倒す必要があるためダンジョンを周回する必要があります。しかも必ず居るとは限らず、一度に持てる思念の数にも限りがあり更に見た目が同じでも名前は異なる幽鬼が多々いるため(それしかいないと言っても過言ではないです)非常に面倒です。

申し上げにくいですが苦行の域の作業なのでトロフィー集めたいという物好き以外は辞めたほうがいいです。

 

その物好きは私なんですけどね。


 

 

このままだとクライスタはクソゲーだと思われてしまいそうなのでフォローできるところあげないと……(必死)

 

三段階の難易度は有りますが基本的に易しめです。また回復アイテム、状態異常回復アイテムを所持していれば自動で回復してくれます。そのためアクションゲームが苦手な人でも容易にクリア出来ると思います。

 

アクションゲーとしてはぬるすぎる気もするけど。

 

またBGMは東方アレンジでも有名な削除さんが担当しています。泣きゲーらしく全体的に静かなピアノ、ヴァイオリンが主体ですね。ゲーム内にサウンドトラックモードが用意してあるため気に入った曲はいつでも聴けますよ。

 

著者:はいど・れんじあ

 

次回:CRYSTAR -クライスタ- 備忘録04

前回:CRYSTAR -クライスタ- 備忘録02

コメント

  1. お疲れ様です!

    ゴスロリ大好きなので、キャラ好きすぎるw
    ルビ振る機能はわからんので()表記ですね自分は。

    キャラは良いけど、読みながら「クソゲーやんけw」って思てったら
    最後にフォロー入って草

    サウンドと難易度だけなんか・・・・・・

    • >トモイナ様
      コメントありがとうございます。
      ブログのルビ機能やhtmlを使うと一時的にはなるんですけど更新をすると不思議と消えてしまうんです。不思議です。

      そうなんですよ笑。キャラは良いだけにゲーム部分がお察し過ぎてとてもおすすめ出来ないのです……。
      その難易度も恐らくアクションゲームで遊ぶ人からしたら易しすぎるものなのでなんとも言えないです。最高難易度と最低難易度の差は体力と攻撃力だけでした。そのため、つまらないアクションゲームに時間をかけてやるだけになるのですぐに最低難易度に戻しましたね。

  2. ・はいど・れんじあ様、更新お疲れ様です!
    ・零ちゃん、ボロ雑巾のように搾り尽くされそう(苦笑)。

    >独裁スイッチだったかな。
    ・「本当は独裁者を懲らしめるための道具」みたいなオチがつくような優しい世界だったら良かったのですがね(苦笑)。

    >フェレス「鏡は扉。紋章は鍵じゃ。鏡の前に立てば分かるじゃろ。契約の代償である、シレンがどういうものかものう。」
    幡田 零「……急にババ臭い喋り方になりましたね、フェレス。」

    >鏡の前に立つと手首の紋章が爛々と輝き慄く零。
    ・邪気眼を持たぬものには分からぬシレン。

    >ローグライクのマップみたいなダンジョンと代り映えの無い風景のせいでめっちゃ退屈ですね。
    ・そのための黒パンツですか。

    >どうも悪魔たちに踊らされているような感覚が消えない零。
    ・アイリッシュダンスを踊りましょう。

    >幡田 零「幽者といい幽鬼といい……。それがなにか説明してくれる『人』はいないんですか。」
    ・「悪魔」しかおらぬ(涙)。

    >零ちゃん、幽鬼たちから流れてくる感情が蝕む苦しみに文句言ってるけど妹の為にそれくらい我慢しなくてはいけないのでは?
    ・我慢できるなら、引きこもりになんてなってません(涙)。

    >みらいが死ぬのそういうところだと思うぞ。
    幡田 零「私は悪くありません!」

    >最初のシレンを踏破し安堵の息も付けぬ間に新たなシレンを告げられる。
    ・風来人かな?

    >メフィス「思想――いや己が思装は強化されていくじゃろう。」
    ・だれうま

    >せめてドロップする思装の能力値も変わっていたらハクスラとして面白かった……いやそうでもないか……。
    ・リセマラできるスマホゲーならワンチャン(震え声)

    ・失礼しました!
    ・次回も期待しております!

    • >にわか三級様
      コメントありがとうございます。
      良いように悪魔にコキ使われている零ちゃん……はっ、会社の私……。

      零ちゃんが他人に優しくないから仕方ないですね()

      なるほどそのための黒パンツ。クライスタ侮れない。

      零ちゃん口では自罰的なことを言うんですけどそういう甘さが利己的に繋がるので引きこもりになるのもやむなしなのでしょうね。何もかも幽鬼のせいだと言い出した時は笑ってしまいました。

      シレンやったことないんですよねえ。レベル上げるの大好きな人間なのでレベルがリセットされるのが耐えられないです(笑)
      メフィス「( ・´ー・`)ドヤァ」
      スマホゲーならワンチャンあった……あったかなぁ……今どきのスマホゲーすごいからな……。

  3. 更新乙であります。

    辺獄、ねえ……こりゃまた、キリスト教的な(カトリック的な)ネタが出てきたぞ。
    ・天の国(パラダイス)→キリストを信じ徳を積んだ人が行く。最後の審判後に復活。
    ・地獄→邪悪な人間が行く。基督教迫害者はココ確定。ダンテ君が楽しげに書く。
    ・煉獄→キリストを信じているが罪科が残っているものの、刑務所。贖罪の苦行。
    ・辺獄→キリスト以前に生まれた徳の高い人や偉人たちを押し込めたエリア。
    ・幼児の辺獄→洗礼以前に死んだ幼児たちの救済エリア。教父たちの苦心の作。
    カトリック的には、人間は生まれながらに罪を持っているわけで。(=「原罪」)
    それを祓うには基督教に入信・改宗して「洗礼」を受け、契約を結ぶ必要が……
    ならば「洗礼を受けられなかった人々」はどーなるのか?そこらは神学者泣かせで。
    ……まあ、地獄と煉獄の間にある「辻褄合わせの謎エリア」ぐらいに思ってちょ。
    ……カトリック流に考えればブッダもモーゼも辺獄に燻ってそーだけど。知らん。
    ……なおイエスは処刑から復活までの三日間、辺獄の征服をやってたそーな(笑)
    まあプロテスタントなどでは、煉獄や辺獄とかの面倒なエリアは省略してますね。

    この作品での「辺獄」は、語感だけを採用したオリジナルエリアのような気が……
    「幽鬼」はghost。「死者の霊魂、およびそれに類したモンスター」ぐらいかな?
    それが輪廻転生だの結晶化だの精神が具象化するだの……うーん、厨二設定やな!
    こーいうのって楽しいんですけど、(ウケないなら)ちょっと痛々しくもあります。
    見せ方の問題もあるんでしょーけど……ちょっと生温い目で見守ってあげたい(笑)

    死者回想録。こーいう「ネタを小出しにしてやんよ!」ってノリは、好き。
    「やり込ませたい」という制作サイドの意向は見えますけれど、面倒なのはなぁ。
    ……まあ実際に自分がプレイするなら、時間があるなら付き合えるんですけどね。
    ……トロコンする趣味はないので、私には無駄無駄無駄ァ!な要素な気もする。

    走り切れメロス。結末が気になるので、未完で終わらせる事なかれ(笑)

    • >くろねこ様
      コメントありがとうございます。
      そうですねえ。この作品に於ける「辺獄」は名前だけの物のように見えます。代行者の守護者は哲学者の名前で統一されてるようなのでそこら辺は意図したものなのかなあと考察できます。
      零ちゃん→ヘラクレイトス
      小衣さん→ディオゲネス

      筆者的にもこういう収集要素のあるものを好むのですが如何せんどうもゲーム部分の致命的な退屈と面倒さが手伝ってとても面白いとは思えないものでした。
      ただエピソードとして面白いものも多くありました。苦行に見合ってるかは分かりませんが……。
      例として挙げると一緒に想い合い自殺した恋人同士が幽鬼になってるのですが片方はそう思ってなかったなど一筋縄にはいかないものがありました。
      どう終わるのか気になる作品ですよね。更新続けますので次回もよろしくお願いします。

  4. クライスタって検索したら関連ワードにクソゲーがあって草生えた
    ゲーム音楽大好きだからいつでもサントラ聴けるのは評価点(震え声)

    プレイ動画ちょっと見ましたが、アクション部分がしょっぱいw
    話とキャラは個人的に良いと思うだけに勿体ないですねー。

    • >マサキ様
      コメントありがとうございます。
      ゲームとしてはかなりのお察しな出来なので仕方ないですね() アクションがチープな出来なのでストーリーで琴線に触れた人以外はやっぱり続かないと思うんですよね……。
      BGMと言えばOPとEDはやなぎなぎさんが担当しています。両方ゲームテーマに合った曲で思わずAmazonに注文してしまいました‪w
      せめてコマンド式RPGだったらもっと評価されていただろう作品なだけに勿体なかったです。

  5. 戦闘以外は優秀なんだが一番肝心な部分がこれじゃな
    悪い所挙げると
    難しい以外の難易度が簡単すぎる
    キャラ性能格差が酷過ぎる
     千はスキル弱すぎ、零は体力低すぎ、小衣は混乱付与とHP・近距離火力No.1、777は遠距離高火力チート
    武器リーチ短すぎて初撃当たらない
    高速ダッシュ可能になるまで約2秒長すぎる
    ジャンプ操作が探索において何の役にも立たない
    カメラ視点移動とロックオン切替をRスティックにしたせいでロックオン使いにくすぎ
    &Rスティック左右のロックオン切替はランダム選択で敵を狙い撃ち出来ない
    必殺技発動後の微調整不可、外してノーダメージ大損も多々ある
    敵がクソ
     逃げ足が速い
     ホッブズ状態異常連射ほぼノーダメ回避激難。オートにすると一瞬でアイテム溶ける
     777、エピクロスはバックステップから遠距離攻撃しかしてこない
     モンゴメリ系は距離取りながら突進してくるスキル必須級

    序盤だが遊びこめばもっと不満出て来るだろう。爽快感とは程遠い操作性・快適度

    • >匿名様
      コメントありがとうございます。

      ・難しい以外の難易度が簡単すぎる
      そうですね……。ある程度「難しい」の難易度でプレイしていましたが敵が異様に硬すぎるので断念しました。そもそもアクション部分が面白くないので早くアクションを終わらせるほうにシフトしました。

      ・キャラ性能格差が酷過ぎる。敵の逃げ足が速い。
      その通りですね……。あまりにももっさりとした挙動のため基本的に密着しないと当たらない。そのうえ敵がふわふわと動くせいでさらに当たらない。遠距離で攻撃をばらまくなななちゃん一択では?と思ってしまいました。

      ・ホッブズ状態異常連射ほぼノーダメ回避激難
      これより前が固いだけのボスだったのに急に狂った攻撃してきますからね……。密着しないと当たらないので自然と至近距離で戦っているのがクライスタくん。ゼロ距離マシンガンなんて避けられるわけないでしょう……。

      ・遊びこめばもっと不満出て来るだろう。
      困ったことに「ゲームクリア」するには周回しないといけないのでその不満にぶち当たるでしょう……。