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ナイト・イン・ザ・ウッズ 感想18話 『全然わかんない』

今回の記事について一言
『自分が大人だと思えない理由が判明』

 

※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。

 

本編感想

前回のあらすじ:ビーと一緒にお買い物

※前回の補足
かつてメイ達の音楽の先生であったアーミステッドさんは
今はもうスーパーでお出迎え係として働いているらしいです。

日本人的感覚だとわからんけど
海外にはお客様お出迎え係的なもんがあるっぽい(?)

つまり、メイの父もアーミステッドさんもポッサムスプリングではもう職がなく
こういった大型スーパーの店員くらいしか職がないという事である。

 


っという訳で、ビーの夕飯を選んだメイは
そのままビーの家で夕飯を一緒に頂く事になりました。
(頂く事になったというより、メイが押し掛けた形っぽいが・・・・・・)

ビー
「ご飯だよ!」


ビー家の食卓にお邪魔するメイ。
てか相手の親父もいるのに、よく夕飯をお邪魔しようと思ったなメイは。

ビー父
「ふん」

ビー
「うん」

メイ
「ん? 何?」

ビー
「ピザを頼もうか?」

ビー父
「いいよ、サンドイッチなら作れるし」

ビー
「わかった」

メイ
「ええ、もしかした晩ご飯を台無しにしちゃったとか・・・?」

ビー父
「うん」
「死にはしねーから大丈夫!」
「ハッハッハッハ!!」
「魚がちょっとなあ・・・」

メイ
「『唐揚げ』は美味いし、魚も美味いし、いけるかなあと・・・」
「もしかしたらあたしって、何もかも下手くそなだけ?」

ビー
「いや、『物を直す』のと、『料理』だけだよ」

メイ
「どっちも大人には、欠かせないスキルじゃん!」

ビー
「メイは?」
「美味しいと思った?」

メイ
「いや、最高にまずかったよ」


『物を直す』のと『料理』が大人に欠かせないスキルなら
トモイナも大人じゃないやんけ・・・・・・
っあ、だから自分で自分が大人だと思えないのか。

 

 

晩ご飯を食べ終わった三人。
テレビを見る、ビーとビーの父親。


そしてメイ。
飯食った後も帰らねーで居座るのかよw

ビー
「来月15日分までは払っといたから」

ビー父
「わかった」

・・・・・・

ビー父
「岩塩の件は?」
「もう片付いたのか?」

ビー
「うん、大丈夫なはず」

ビー父
「ロブはまだ、でっかいトラック乗ってんのか?」

ビー
「多分」
「後は、いくつかサインが必要だから」
「カウンターに置いてる」

ビー父
「後でいいか」

ビー
「お願いだからちゃんとやって」
「明後日には給料を払わなきゃいけないし」

ビー父
「いちいち言わなくたって、わかってんだよ」

ビー
「わかってるけど、でも…」

ビー父
「だからいらねーって」
「誰の名義で借りてると思ってんだよ」

ビー
「お父さんの」


ビー父
「みんなの給料は、誰の名義で支払われてんだ?」

・・・・・・


ビー
「お父さんの」

メイ
「・・・」

ビー父
「胃が落ち着かなそうだ」
「今夜はスメルターズの試合だ」

※スメルターズ
この世界の野球チーム。

ビー
「あたしたちは向こうの部屋にいるから」

メイ
「うん…」

ビー父
「じゃあ、お前らは楽しんどきな!」
「メシ、ありがとメイ!」

メイ
「は~い!」


ビー父は、最悪という訳じゃないんでしょうけど
こう、なんというか、娘のこと分かってない系父親ですな。

 

ビーは一足先に向こうの部屋へ。

メイ
「スメルスターズか」

ビー父
「お前もファンなのか?」

メイ
『そうでもないね』 ←
『あたしはアイスホッケーが好き』

ビー父
「残念だよ、面白いぞ!」

メイ
「それは十分承知してます」
「親がいっつも試合見てるからね」

ビー父
「ハハ!」
「じゃあいい環境で育ってるじゃねーか!」
「なのに興味ないのか?」

メイ
「全然わかんない」


これは遠回しにメイがビー父に
「お前テレビばっか見てないで、もっとビーの事を気にかけろ」
っと、言いたいように見えてならない。

 

 

~ 向こうの部屋 ~


片付けの終わっていない
恐らく自室と思わしきベッドの上で、横たわるビー。

※補足
ビーは元々一軒家に住んでいましたが
母親の治療費のために家を売り払い、今はボロマンション住み。

メイ
「最近引っ越してきたの?」

ビー
「10ヵ月ぐらい前かな」

メイ
「荷物は整理してないの?」

ビー
「・・・・・・」

メイ
『いいね、レコードプレーヤー』
『前の家の方が、こう・・・』 ←

ビー
「広かった?」

メイ
「散らかってた」
「すげー散らかってた」

ビー
「まあ、子供の頃はずぼらだったからね」

メイ
「歳とったら良くなったんじゃない?」

ビー
「いや、お母さんに何回も怒られて治っちゃった」

メイ
「『お母さん』ってそういうもんだよね」

ビー
「言えてる」


そして沈黙。
空気が重いですな。

 

メイ
「で、ちょっと質問」

ビー
「ふむ」

メイ
『ビーのお父さんって、いったい『何を』してんの、お店で』 ←
『ビーのお父さんって、アップダウンが激しいよね』

ビー
「最近?」
「あまり何もしない」
「まあ、管理関係とかさ」
「修理工を雇ったりとか…」
「たまに修理に行ったりとかね」
「そこらへんはたまにやってくれるんだけど」
「そんくらいだね」

メイ
「でも全部お父さん名義でしょ?」

ビー
「うん」

メイ
「なのに全部やってんのは、ビーなんだよね?」

ビー
「うん」


ビー母が亡くなってから、ビー父はロクに仕事もせず
ビーがその身を削って家庭を支えているという感じですね。

 

 

次回:ナイト・イン・ザ・ウッズ 感想19話 『ビーはだって…すげーやつじゃん』
前回:ナイト・イン・ザ・ウッズ 感想17話 『職安って?』

コメント

  1. お疲れ様です
    全く関係ないけど魚と唐揚げ粉でムニエルが作れるらしい
    こういう人の家庭の事情とか見てしまって首突っ込むべきか見知らぬフリしとくかいつも迷って「ああ、うん…」みたいな反応になるあるある

    余談
    どうやら今日スマブラの新ファイター発表が来るらしい。
    スティーブまで来たから予想がつかねえ…
    アマテラス…(´・ω・`)

    • >ポケ丼さん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      魚と唐揚げ粉でムニエルなんですね。知らんかったw
      トモイナさんが人生で学んだ事は「見て見ぬフリをするのが正解」です。

      (余談
      まさかのセフィロスでしたね!
      スティーブの後と考えれば、中々良いチョイスかと。

  2. 更新乙であります。サイバーパンク買ったった。また、3本進行体制に突入さ。
    まあ来月の「ディスガイア6」までには、2本程度は終わるじゃろ……たぶんね。
    朝クリバル腹→もうストーリーだけ追うよ、やむなし。余裕ができたら細部を。
    ガレリア→最初のダンジョン終了後、初めからやり直す。もっと上手く出来る。

    実態は投げ出しているにせよ商店はまだ、ビーパパの名義。彼は「経営者」です。
    じゃあ、なぜ「最近は何もしない」のか?……ぶっちゃけ、もう「投げた」んだ。
    ・開業していても儲からない。多少工夫してみても、もうどうにもならない。
    ・娘から言われなくても「ちゃんとやって来た」つもりなのに、現状はこれだ。
    ・日々の実務は娘に一任して、自分はそれを認可している権限者。それがなにか?
    ……経営よりも贔屓のプロ野球。田舎の商店主には多いと思うけどね、そんな人。
    ……肝心の娘さんにはフラストレーションが溜まっているよーですが。そんなもん。
    ……実際のところ、ビーパパが店に顔を出してもどーにもならない段階だとは思う。

    >メイ「もしかしたらあたしって、何もかも下手くそなだけ?」
    >ビー「いや、『物を直す』のと、『料理』だけだよ」
    たしかに、この日に限って言えばそーです。ビーの優しいフォローに感涙せよ駄猫。
    でも、上手い事だってあると思うぞ?全くの「無能」なんかいないの、使い方次第。
    ・問題の中核に首を突っ込んで引っ掻き回すことは得意。トリックスター気質。
    ・見なくてもいいものを見たり気付いてしまったり。家政婦が見たりする、アレ。
    ・どんなに無茶をしても付き合ってくれる友を作れる。憎みきれないロクデナシ。
    ・毒舌暴言妄言が、なぜか許される。射殺も逮捕もされない「主人公特権」あり。
    ……要するに「ムテキキッズ」なのだ。心配すんなオメーは世渡りは上手いぞ(笑)

    「親がいっつも試合見てるからね」でも「全然わかんない」……そりゃそーだ。
    どこかの地域では、某特定球団をネタにするのが生活の日常化してるんだけどさ?
    通常は「やきうは唯一の国民的スポーツではないッッ!!」ってだけなんッス(笑)
    やきうファンは周囲に布教したがるけれど……人それぞれに宗派があるってもんさ。
    (「オンナはイケメン選手にしか興味が無い」なんて、最近まで言われてたものだ)
    ……スメルスターズ。たぶん、いい匂いがするんだね。汗と土埃と噛みタバコの。
    ……メイは何も考えてはいないぞ。熟慮深読みなしに抉り取るのが、ガキの特権。

    ビーちゃんは限界が近そう。メイの暴虐を笑って許すのは、そこらもあるのか。
    部屋を片付ける気力もない……マンションは仮の住まい、って感覚が抜けてない。
    来客があってもベッドでぐったり……ま、それだけ心を許されてるんだぞ、駄猫。
    メイ「誘ってんの?」ビー「そんな気分じゃない」メイ「ふーん。じゃあ揉むぞ」
    ……フリーダムキャットファイターの前に理屈は通じない。て、手が勝手に!?

    なんにせよ。毎回毎回が鬱展開じゃの〜。好きな人は好きそう。
    「サイバーパンク」はディスク2枚組。オマケの多さに驚いたぜ。好きな世界っぽ。

  3. 更新お疲れ様です。

    ビー父はなんというか興味が薄いのか、それとも気力が無くなっているのか…。
    でも「誰の名義で~」とか「誰の金で~」とか言っちゃうあたり、自分の影響力だけは残しておきたいみたいな考えもあるのかも。

    ビーは家のこと、父との関係のことなどで今いろんな物が堰を切って溢れ出してきそうな状態ですね。
    ここにメイという障害物(酷いww)が加わったらもう限界なのでは…!?

    • >もっちりけだまさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      病気の奥さんの介護や、資金の調達で疲弊し
      その奥さんが亡くなってしまったので
      生きる気力がなくなってしまったんでしょうね。
      ビーもそれを理解しているので?父親を見捨てていないのでしょう。
      (最初からクソ親なら、ロ〇コン店員から守ったりしていないでしょうし)

      (もう限界なのでは…!?
      お察しの通り爆発しましたw