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スレイザスパイア 評価・レビュー

このゲームのプレイ記事はこちら

 

プレイ済みナンバリング

シリーズ初

 

評価を書いた時点でどこまで進んでいたか

全キャラエンディング確認
プレイ時間:約39時間28分57秒

 

評価ゲームタイトル

『Slay the Spire(スレイザスパイア)』
(発売元)フライハイワークス 2019年6月18日 発売
対応機種:PS4他

 

このゲームってどんなゲーム?

ローグライク+カードゲーム。一部引き継ぎ要素はあるが、基本一周したらまた初期状態からプレイし、繰り返し遊ぶタイプのゲーム。周回毎に手に入るカード等はランダムであり、プレイする度に戦略性が大きく変わる。

前作やってなくても大丈夫? 今作からでも大丈夫?

問題無し

 

総合得点 87/100点 ランクA+

87/100点 ランクA+

個人評価39/40点 ランクA
個別評価48/60点 ランクB

 

レーダーチャート

 

個人的評価 39/40点 評価A

『ハマりすぎて会社をサボるレベルなので、封印されたゲーム』

昔は様々なカードゲームをプレイしていたが、最近カードゲームをプレイしていなかったので、生放送中にその趣旨を伝えたところ、視聴者様からオススメされたインディーゲーム。任天堂のインディーゲーム紹介の時にも紹介されていたが、正直その時は別に面白そうではなく、すっかり存在を忘れていた。今回もそんなに購入する気はなかったが、ちょうどセールで1000円を切っていたので購入。これが非常に自分にマッチしたゲームであった。周回するごとに状況が変化し、運ゲーと見せかけた高い戦略性は、フルプライスのゲーム以上の完成度。派手なアクションやグラフィックは全くないので人を選ぶが、ハマる人はとんでもなくハマる。ハマりすぎで連日夜中までプレイしてしまい、日常生活に支障をきたす程だったので、全キャラのエンディングを見た後封印(アンインストール)されたという。

 

システム面 15/15点 評価A

『新しさ』 5点

ローグライク+カードゲームというあまり見た事がない組み合わせ。PCゲーム界隈におけるデッキ構築型カードゲームブームの火付け役らしく、このゲームの登場後、似たようなゲーム性の物がたくさん出たらしい。それくらいに新しい発想だったのだろう。

 

『快適さ』 5点

周回プレイが前提のゲームにおいて、快適さはかなり重要な要素の一つであるが、このゲームは実に快適である。全体的にスピーディーであり、サクサクと進む。そのおかげで死んだ後も、もう一回もう一回とプレイしている内に、気が付けば朝になっている罪深いゲーム。通常のプレイでもそれなりに快適だが、オプションに”高速モード”という項目もあり、更に快適に周回プレイ出来るように配慮されているのも良し。カードや敵にカーソルを合わせると、状態異常等も全て表示してくれる為、とても親切。

 

『システムのおもしろさ 』 5点

周回する度に入手出来るカードが変わり、どのように進めていくかを考える面白さ。レリックと呼ばれる特殊能力が付与されるアイテム等でも、戦略性は大きく広がる。プレイヤー一人一人によって様々な進め方があり、どれもこれも正解はない。よって、このゲームは”攻略”という物が存在しない。全て自分の力で、道を切り開くのである。自分で切り開いた道を突き抜けた時、それが面白くない訳がない。

 

ストーリー面 6/15点 評価D

『ストーリーのおもしろさ』 1点

断片的にストーリーは語られるが、ストーリーはあってないような物。ニンジャぽい奴やロボや騎士がいたりと、世界観はゴチャゴチャ。敵の外見もバラバラで、世界観とかそういう設定はあまりなく、プレイヤーはよくわからん塔に上り、なんかよくわからん心臓を倒したら終わり程度の物語でしかない。

 

『ストーリーのボリューム』 4点

選べるキャラは4名。各員一度は塔の3階まで登り、その後真のラスボスを倒して終わりである。塔が3階と聞くとボリュームが無さそうにも聞こえるが、ゲームを理解しなければ、そう易々と突破出来る物ではない。また、キャラクターごとにカードの性能等がガラっと変わる為、ストーリーをクリアするだけでそれなりにボリュームがある。

 

『グラフィックと音楽 』 1点

グラフィックと音楽はお世辞にも良いとは言えない。エフェクトもスーファミよりもショボく、カード使用時の爽快感は皆無(カードコンボが決まった爽快感はあるが、それはグラフィックのおかげではない)音楽もあまり耳に残らず、グラフィックと音楽(と物語)は、ゲームシステムのオマケである。

 

キャラクター面 12/15点 評価B

『個性』 5点

プレイ出来るキャラクター4名は、キャラごとにカードが全く異なるので、新鮮な気持ちで楽しめる。敵も一筋縄ではいかない奴が多数存在。カードも多種多様な物があり、それ単体では効果が薄くても、他と組み合わせる事によって効果を大きく発揮する物等がある。入手出来るカードは周回ごとに変わるので、プレイする度に個性的なデッキになる。

 

『スポットライト』 5点

様々なカードがあるが、その全てに様々な使い道がある。使いたくなくても、デッキの形状使わざるを得ない状況になったりもする。普段使わないカードも使ってみたら強かった。とある敵には強いが、とある敵には弱い。等など、全てのカードをどれだけ効率的、かつ有効的に使っていくかを考えるゲームなので、全てのカードにスポットライトが当たる。

 

『キャラ数』 2点

キャラごとにカードの内容が変わるが、周回を重ねると、昨今のカードゲームとして見れば、圧倒的に物足りないカード量。敵の種類やステージその物も少なく、そういった面ではマイナス。敵の行動を把握して適切なカードを使っていくゲームなので、あまり敵の種類やカード枚数が多いと、プレイヤーがそれらを把握できないという問題もあるが、それでも周回を重ねて行ったり、他のカードゲームをプレイ済みであれば、物足りなさを感じる。

 

 

ゲーマー面 15/15点 評価A

『やりこみ』 5点

塔の3階(一応の最上階)まで制覇すると、次回プレイ時、敵が若干強化された状態でプレイが可能。これが20段階あり、全てのキャラで別々に管理される。強化されていない状態でも、それなりにやりこみがいがあるのにも関わらず、それが20段階もあるのだがらやりごたえ抜群。

 

『次回作の期待』 5点

インディーゲームの中でこれだけハマったゲームは初である。次回作にも大いに期待できる。

 

『ゲームバランス』 5点

様々なカードが存在するが、初期にあるカード以外ほぼ全てのカードに使い道がある。初期にあるカードでさえ、そのカードをどれだけ使わずにデッキを回すかということを考える必要があるので、不必要なカードでさえ”戦略”に組み込まれている。ボス等も周回ごとに変わるので、様々なカードを使っていく必要がある。一度クリアすると、段階ごとに敵を徐々に強化してプレイ出来るのも良い。強いて悪い点をあげるとすれば、三階層のとあるボスが、デッキ構築の幅を狭まるくらいか。

 

コメント

  1. めちゃくちゃ高評価…!
    ウィッチャー3でもグウェントはまってましたね!
    久しぶりにグウェントやったらまた面白いかもですよ…!

    • >たんたらすさん
      コメントありがとうございます!

      いやー、このゲームは久しぶりに”当たり”でしたね。
      安いのも素晴らしい!

      グウェントは、初期の方からずっとプレイしていましたが
      システムがリニューアルして動作が重くなってしまい
      勢力毎の差があまりなくなってしまったので、やめてしまいましたね。

  2. 更新乙であります。最近は珍名馬の勝利が目立ってるけど、今日も変な名前が!
    オニャンコポン。進撃みたいだけれど、実はアフリカ・ガーナの神様の名らしい。
    先日はスモモモモモモモモ(スモモもモモも桃)という馬が勝ってた……適当やな(笑)
    トモイナ「僕の馬は『ヨウジョシコリタイ』だ」JRA「変えてください」せやな。

    億が一ですがトモイナさんが馬主になれたら、ゲーム関連のネーミングだろーか?
    「スレイザスパイア」とか、めっちゃ強そうな名前だと思うんだよ。版権?知らん。
    まあ、トモイナさんが絶頂していたこのゲーム。評価が低いわけもなく……
    ・1位/ゼルダ・ブレワイ (90点)
    ・2位/ウィッチャー3 (89点)、同じく2位タイ/スプラ (89点)
    ・4位/フォールアウト4 (88点)…
    堂々「5位」ですな!思っていたより高かった。ちなみに6位はデトロイト(86)ッス。
    もしもグラがもう少し頑張っていたら……インディーでなかったら、あり得たかな?
    でもこーいうゲームはインディーでなければ出てこない気もするし。ʅ(◞‿◟)ʃ

    個人的には、もう少し評価は下げておきます。やはり「一期一会」は辛いのだ。
    苦労してカード資産を貯めても次回には消えて無くなる儚さよ。もったいない精神。
    やはり『MTG』のように、限られた枚数に資産を圧縮するシステムのほうが好き。
    (まあそれはそれで結局「資金力」がモノを言う世界なのですが。課金ってやーね)
    個人的ハマり度で言えば『カルドセプト』や『いたスト』以下だったのが残念ッス。

    システム面では、そこまで目新しさはなし。つーか後発のアレコレを見てるとさ(笑)
    まあ「これはダメだな」という見極めがつくのはありがたい。(途中で結構投げた)
    ある程度計算が出来るだけに、無駄なトライを続けるよりも次回に移る方が良さげ。
    各キャラごとにクリアしたら継続意欲を持てないのが、難点と言えなくもない……

    ストーリー。世間には「フレーバーを読み繋いでいけば見えるゲーム」もあります。
    でもこれは、そこまでして世界観を知りたくなるゲームじゃなかった。そんなもん。
    わざわざ20段階フルコンプしたくもなかったので、最近は触ってませんね〜(苦笑)
    ……まあ消すほどでもないので。麻雀とか上海とかと同様に、残してはいますぜ?

    もしこれが「コエテク級プリティロリキャラ」だったら、トモイナさんは……
    程々で現世に帰ってこられたから、まあ良かったのかも知れませんね。重畳重畳。

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      競走馬の名前って、ユニークな名前が多いですよね。
      やっぱ馬主さんが自由に決められるのかな?
      実際『ヨウジョシコリタイ』にしたら、NGが出るんだろうかw

      “スレイドスパイア”は、トップクラスに強そうw

      (ちなみに6位はデトロイト(86)ッス。
      自分で点数付けといてなんですが、デトロイトよりも高いのは意外w
      たぶんリプレイ性の差でしょうな。

      デトロイトもルート分岐はありますが
      スレスパのようなランダム要素はないので
      決まったルート見たら終わりですからね。
      一度見たシーンを飛ばせないのも、快適じゃない。

      でもデトロイトも大好き!
      てか世間一般的には、圧倒的にデトロイトの方勧めますw

      (もしもグラがもう少し頑張っていたら……
      グラはショボイですが
      グラが良くなっても面白くなるタイプのゲームじゃないからなあ・・・・・・
      刺さる人には刺さるタイプのゲーム。

      (苦労してカード資産を貯めても次回には消えて無くなる儚さよ。
      うちの母親もそういったタイプですねw

      息子(自分)は風来のシレン大好きですが
      母親はめっちゃ嫌ってますw

      (つーか後発のアレコレを見てるとさ(笑)
      このゲームが発売されて以来、スレスパっぽいゲームが大量に出てますな。

      (もしこれが「コエテク級プリティロリキャラ」だったら、トモイナさんは……
      ブレワイ超え待ったなし!!!

  3. お初です

    僕も、このゲームは ハマりすぎて、封印しました。
    封印するには もったいない神ゲーですが、このゲームの中毒性はヤバイ

    • >マスさん
      コメントありがとうございます!

      初コメありです!
      ランダム性とテンポと難易度上がるのが全てマッチしていて
      ついもう一回もう一回とやってしまいますよねw

  4. 更新お疲れ様です

    アプデされたあつ森+ハッピーホームパラダイスやってみました
    料理が作れるのがとても楽しいんですが小麦などがまだ手に入ってないのでほぼ作れず
    せっかく畑用の場所も整地したのにぃ
    ハッピーホームパラダイスはまあまあ楽しい
    自由度があるよりもこういうテーマがあったうえでの設置がすきですねえ
    雑談失礼しました

    > 87/100点 ランクA+
    この1つ前の記事が38点とかだったから落差に草生えるww
    インディーに負ける大手よ・・・
    ここに各キャラのストーリー性がついてグラが上がればもっと行きましたね

    > PCゲーム界隈におけるデッキ構築型カードゲームブームの火付け役
    おおーもとはPCゲームだったんですね!火付け役とはすばらしい
    そろそろ自分もローグライクやりたい病が発症しそう・・・

    > プレイヤーはよくわからん塔に上り、なんかよくわからん心臓を倒したら終わり
    ゲーム性に特化されているようですしね
    物語とは他人が作るものではないのです。自分で作り上げるものなのです。
    つまり妄想補完して楽しみましょう

    > キャラ数
    ストーリー重視な自分としてはやはり物語性が薄いのは残念
    それでもキャラ数があればそれなりに補完でたのしめるとは思うんですがちょっと少なめ
    据え置きではなくスマホであれば通勤タイムとかにやるのでちょうどよさそうだなと思いました。まる

    • >ワトソンさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      自分も”小麦”と”さとうきび”は、未だ入手出来てません。
      かっぺーが連れて行ってくれるそうですが、いつ連れて行ってくれるのやら。

      (インディーに負ける大手よ・・・
      まあ販売してるだけで、実際作った訳じゃないのでセーフ!

      (ここに各キャラのストーリー性がついてグラが上がればもっと行きましたね
      ストーリー性付けるとテンポ悪くなるかも知れないので
      そこんところ難しいんですよね・・・・・・

      (そろそろ自分もローグライクやりたい病が発症しそう・・・
      風来のシレンの新作発表されたら、ずっとシレンだけやってしまうかもw
      アスカ見山とか、3000時間くらいやってた気がしないでもない。

      (つまり妄想補完して楽しみましょう
      忍者いたりロボットいたり騎士もいたりするので
      妄想補完も難しいw どういう世界観なんだこのゲーム!

      (スマホであれば通勤タイムとかにやるのでちょうどよさそうだなと思いました。
      面白いゲームですが、正直スマホでも作れそう感は半端ないですw