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タクティクスオウガR オマケ6話 『欺き欺かれて 後編』

今回の記事について一言
『裏工作は騎士としてアリなのか?』

 

※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。

 

本編感想

前回のあらすじ:社畜騎士ディダーロ

ヴァイス達ネオ・ウォルスタ軍が囮になってる間
ガルガスタンの城を攻め込むデニム君たち。

騎士ディダーロ
「む、無念── ここまでか──」
「父上── あとは────」


行く手を阻む イケメン顔グラを貰った
ガルガスタンの騎士ディダーロを撃破。

 

城の奥へと進んで行くと、爺と数名のガルガスタン兵が。

ブライアム翁
「私がブライアム・ディダーロ」
「この城を預かる者として降伏を願う」
「生き残った兵はすでに武装を解き
甘んじて虜囚(りょしゅう)の身となることを決めておる」

デニム
「ディダーロ?」
「では、あなたは──」

ブライアム爺
「先刻、貴公が倒したヘクターは私の息子」
「だが、それを気に病む必要はない」
「王家に対する忠義を尽くし、また我が家名を守るために勇敢に戦って死んだ」
「──ただ、それだけのこと」


城の牢獄に監禁されている者は
現ガルガスタンの政策に異を唱える者たちである事を説明。

爺から
「ガルガスタン人だけど、反体制派も敵なの?」
と聞かれるデニム君。


「そんなことはありません」
と答える。

デニム
「僕らの敵はあなた方ではありません」
「──そうです、敵はガルガスタン人という民ではないのです」


人種ではなく、いつだって一部の権力者が悪いという
己の思想を語るデニム君。

ブライアム爺
「そうか、貴公の言い分はよくわかった」
「その言葉が真であることを神に祈るとしよう」
「たとえ、それが若さからくる言葉であったとしてもな──」

デニム
「────」


若干嫌味っぽく返す爺。

本人は覚悟していたし、爺も納得した上で討ち取られた息子のディダーロですが
やっぱ息子が死んでしまった事に、ちょっとは思うところがあるんでしょうね。

 

ブライアム爺
「──ジュヌーンよ、そなたはどうする?」

竜騎士ジュヌーン
「はい、私はこの若者に賭けてみたくなりました」
「信じるに値する──、そう思います」

ブライアム爺
「そうか」


誰?

どのルートでも出てこない、謎の男ジュヌーン。
爺の説明によると、ガルガスタンの”民族浄化”政策に関わってたが
その罪を償おうとしており、デニム君たちの仲間になりたいらしい。
美女以外歓迎しない。

 

 

~ 騎士的にそれは良いんか? ~

ガルガスタンの本城へと向かうデニム君たち。
その途中、敵の補給部隊と鉢合わせ。


敵の補給部隊は
騎士ディダーロが守るブリガンテス城が落ちた事について
知らないようだ。


ガルガスタンの本城であるコリタニ(城)へ連絡が届いていないのは
ヘクター(騎士ディダーロ)のおかげと、ジュヌーン。

デニム
「え!?」
「それはどういう意味ですか?」

竜騎士ジュヌーン
「ヘクターは我々と同じように
内心では枢機卿の政策に反対をしていたのだ」
「だが、君も知っての通り、あの親子はとても忠誠心が高い──」
「それゆえ、公然と反対派の立場を取れなかったのだ」
「しかし、きみがあの城にやってきた」


ディダーロ家はデニム君たちの作戦を看破していたようだが
あえて見過ごし、裏から色々協力してデニム君たちに協力していた模様。

デニム
「何故?」
「そこまでするなら、何故、僕らと共闘しようとはしなかったのですか?」

竜騎士ジュヌーン
「第一に、きみらが共闘するに値するのかどうか」
「公爵と同じなのではないか、そこに疑問があった」
「第二に、彼らの忠誠心は並大抵のものではない」
「王家を裏切ることができなかったのだ」


ガルガスタンに仕える騎士という関係上
表立ってデニム君には協力出来ないけど、裏から協力してくれてたのね。
それも十分裏切りだと思うけど、それはいいんかい。

デニム
「そんな!」
「では、彼はわざと僕に倒されることを選んだのか!」

竜騎士ジュヌーン
「ああ」
「ヘクターはそういう男だ、そして──」
「そして、父親のブライアム卿も今頃は──」


この時点では説明されないが
後に百科事典の説明をみると
城が陥落した責任を取って、自刃したようだ。
死んでまで反対したいなら、騎士やめれば良いのに……

 

 

~ ??? ~

ガルガスタンの本城、コリタニ城にて──

バルバトス枢機卿
「そうか、ついにウォルスタ軍を討ち破ったか」

千人長アポリネール
「御意にございます」
「さすがは猛将と名高いローゼンバッハ将軍です」


ガルガスタン軍は、ウォルスタ軍を討ち破った模様。
だがしかし──

ガルガスタン兵
「た、たいへんです!」
「う、ウォルスタ軍が、ウォルスタ軍が!!」


ガルガスタン軍が撃破したウォルスタ軍は
ヴァイス率いるネオ・ウォルスタン軍囮であり
デニム君達率いるウォルスタ軍本隊が、コリタニ城に進軍。
驚くバルバトス卿だが、時既に遅し。

デニム
「コリタニ城は我々が占拠した」
「あなたはもう終わりだ!」


デニム君達は、コリタニ城を陥落させるのであった。

 

 

次回:タクティクスオウガR オマケ最終話 『この混沌の時代に、無力であることは許されなかった』
前回:タクティクスオウガR オマケ5話 『欺き欺かれて 中編』

コメント

  1. 【アンケート】鯛焼きの中身は何が良いのだろうか【人生不可解】
     ①粒あん ②こし餡 ③カスタード ④チーズ ⑤抹茶 ⑥ようぢょ
      回答者の中から抽選で1名様に「ねん泥いど1017 孤独トモイナ」を進呈!

    更新乙であります。おはようじょ〜!ちょっとお茶請けで悩んじゃってさ?
    王道は餡子だと思うんだけど、近年はカスタード派も多くなってるし(懊悩)
    ちなみに。本家「ねん◯ろいど」における“1017番”は……
    『トールビョーン クラシックスキン・エディション (オーバーウォッチ)』です。
    どことなく共通点が無いわけでもないんだよにゃあ……工学系とか眉毛とか?(笑)

    >今回の記事について一言『裏工作は騎士としてアリなのか?』
    誉れは浜で死にまみた。(噛)
    >ガルガスタンの騎士ディダーロを撃破。
    トドメをさして確認しておくのが礼儀。アンデッドが横行する世界ですし(苦笑)
    もちろん戦国武将なら首を取り、死化粧を施して首実験ッス。怖いのう。
    >ブライアム翁
    降伏交渉って大事なんだよね。城将の切腹と引き換えに兵士の助命、は王道。
    政宗「知らんがな全員死ねや」(小手森城/婦女子から犬猫まで800名ほど)
    浅野長政ら「降伏したら助命したる」(九戸城/当然のように反故、鏖殺・焼却)
    ……見せしめのため殺処分されることもあります。ギャンブルですね、はい。
    >人種ではなく、いつだって一部の権力者が悪いという己の思想を語るデニム君。
    理性的に考えると、まあ正しいのさ。これを「人種間闘争」にすると泥沼化する。
    特にデニム軍は寄せ集m…多様性に満ちた勢力ですから、建前を貫かないと厳しい。
    >爺「たとえ、それが若さからくる言葉であったとしてもな──」
    言いたくもなるよね。言っても仕方ない事だけど。グラサン「これが若さか…」

    >どのルートでも出てこない、謎の男ジュヌーン。
    いやLルート専攻だから。一応、(固有では)貴重な「ドラグーン」やぞ。
    渋い脇役……なんだけど、加入が遅めな上に“おっさん”だモンニ〜。レギュ落ち確。
    >敵の補給部隊
    多くの物語においてはボーナスステージ。打ち滅ぼして行くことで逆転に繋がる。
    二戦級の将兵がダラーっと付随している印象ですが、仕様です。全滅はノルマ。
    >ディダーロ家はデニム君たちの作戦を看破していた
    別に大した作戦でもないので、ベテランからは読まれ放題ですな。やむなし。
    >デ「では、彼はわざと僕に倒されることを選んだのか!」
    騎士も武士も(時には軍人も)、“名を惜しむ”生き物なんですよ。
    自分は戦場で散っても、名は後世に伝わる。史書とか、伝承とか、歌とか……
    「売国の輩」として子々孫々にわたって生き恥を晒すのに耐えられない人もいる。
    ……まあ、武人とはそーいう生き方なんですよ。無碍に否定も出来んわなあ(苦笑)
    >死んでまで反対したいなら、騎士やめれば良いのに……
    智に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。
    意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。  漱石『草枕』
    ……世間は生きにくいよね、だから“芸術”って大事なんだぜ。(って続くんだけど)
    ……トモイナさんなら騎士をやめて吟遊詩人にでもなるのかにゃ?!(苦笑)

    >バルバルトス枢機卿
    誰だよお前。三日月くんが乗ってそうな御芳名ですな。バルバルトスルプス。
    >千人長アポリネール
    名前だけ見るとフランス系っぽいよね。詩人のギョーム・アポリネールかよ。
    ・20世紀初頭の詩人・小説家・評論家。経歴が波瀾万丈。結婚直後に病没(38歳)
    ・モナリザ盗難事件に巻き込まれて逮捕された事も。恋多き男。でも実らない。
    ・こっそりエロ小説も書く。「一万一千本の鞭」「若きドンジュアンの冒険」等。
    ……アングラ系の連中は割と好きッス。感想文で書くと呆れられるのですが。
    >だがしかし──
    駄菓子菓子。トモイナさんはサンデー系よりもジャンプ系・マガジン系の印象。
    トモイナ放送で「サンデー系漫画の話」になってて、ちょっと感服致しやした。
    >ヴァイス率いるネオ・ウォルスタン軍囮であり
    うまく誘引して持ち堪えて時間を稼ぐ。予定される敗退の被害を最小にする。
    ……何だかんだ言っても、ヴァイス君の有能さが際立つ。ええ漢やで〜(笑)

    ーーーーーーー
    『メジャー 2nd』という(怪)アニメがありますけど。
    トモイナさんは「お嬢ちゃん野球」がお好きそうだなーと思いました。
    「ショートパンツ女子小学生が嬉々として球と戯れる」やきうゲームとかさ(笑)
    パワプロでJS・JCバージョンがあったら、マ◯キ様も喜んで買いそう。ƪ(˘⌣˘)ʃ

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙あり幼女はエンジェルof天使。
      たいやきの中身は「ようぢょ」が良いですね。
      タイ焼きコスプレ幼女を食べたい今日この頃。

      (ちょっとお茶請けで悩んじゃってさ?
      くろねこ氏は優雅な毎日で羨ましいぜぇ……

      (本家「ねん◯ろいど」における“1017番”
      可愛くないオッサンだったw
      まあゲーム関連なだけ良いかなという所。

      (誉れは浜で死にまみた。(噛)
      八九寺好き~! 大人verは嫌い~!

      (トドメをさして確認しておくのが礼儀。アンデッドが横行する世界ですし(苦笑)
      実際死者の宮殿で、ニバスに復活させられる奴結構いますしね。

      (……見せしめのため殺処分されることもあります。ギャンブルですね、はい。
      ワイも幼女以外殺しますね。
      いつ裏切るかわからないし。

      (グラサン「これが若さか…」
      殴られてその感想とか、グラサン結構良い人よね。

      (渋い脇役……なんだけど、加入が遅めな上に“おっさん”だモンニ〜。レギュ落ち確。
      一応、(固有では)貴重な「ドラグーン」やぞ。

      (別に大した作戦でもないので、ベテランからは読まれ放題ですな。やむなし。
      まあ確かに大した作戦じゃないですが
      ガルガスタン本陣に軍師はいなかったんか。

      (自分は戦場で散っても、名は後世に伝わる。史書とか、伝承とか、歌とか……
      余程の事やるんと、結局忘れるけどね。

      (……トモイナさんなら騎士をやめて吟遊詩人にでもなるのかにゃ?!(苦笑)
      ワイは遊び人になって、幼女達と仲良く暮らす!

      (誰だよお前。三日月くんが乗ってそうな御芳名ですな。バルバルトスルプス。
      つぃかにw 修正!

      (駄菓子菓子。トモイナさんはサンデー系よりもジャンプ系・マガジン系の印象。
      ちょうどその話題が最近のLive放送でありましたねw

      (……何だかんだ言っても、ヴァイス君の有能さが際立つ。ええ漢やで〜(笑)
      なお、Lルート以外。

      (トモイナさんは「お嬢ちゃん野球」がお好きそうだなーと思いました。
      メジャーは1も2も大好きやで!
      2に着替えシーン挟まりまくるのは草

      (マ◯キ様も喜んで買いそう。ƪ(˘⌣˘)ʃ
      パワポケ新作の幻想を追い続けておる……

  2. 更新お疲れ様です

    なんか新キャラ出てきましたね。余計なことをしなければいいんですが…。

    それにしても騎士というのはよくわかりません。ディダーロの忠誠心もここまでくると恐ろしいですよホント。

    • >匿名さん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      ジュヌおじは普通に良い人でした!
      でもサブクエにちょっと関係してるだけで
      本編的にはいてもいなくても変わらないw

      (ディダーロの忠誠心もここまでくると恐ろしいですよホント。
      ブラック企業に勤めてやめたいけど
      使命感とかでやめられないのと同じなんだろうなあって思いますw

  3. ジュヌーンおじ様は、ザエボスと共に民族浄化の政策の当事者だった人物の1人、そして竜使いのあの子は民族浄化に巻き込まれて人間不信になってましてね・・・彼に弁明の機会を与えられる唯一のルートだったり。(ヴァレリア戦線とネオウォルスタの影響で全然関われないのでそっち方面の人物軒並み全滅しますが・・・)

    そしてウォーレンレポート百科事典扱いは草w

    • >縁側さん
      コメントありがとうございます!

      ジュヌーンおじ様、Lルートで民族浄化の罪滅ぼしが出来て良かった。
      でも他ルートだと、影も形もないというw

      (そしてウォーレンレポート百科事典扱いは草w
      確かに、自然と百科事典扱いしてましたw

  4. なんかこのルートが正史な気がするぐらいここは気持ちよかったな。
    敵も敵で目立たないんだけど物語的には大事なとこだし死に方も武士道的な感じだけどやっぱ息子は可愛いからちょっと言っちゃうってのが好き。

    • >匿名さん
      コメントありがとうございます!

      自分もここの描写は大好きですね!
      ディダーロ家の人達の事考えると、こんな事言うはずがないのに
      やっぱ息子の事大事にしてたんだなあってわかる良い描写。
      この後自害してしまうのもなあ。
      敗戦国の騎士って哀しい。

  5. 更新おつかれさまです

    ようやっと次のゲームに手を出し始めました
    『ディズニー イリュージョンアイランド』
    ディズニーの横スクロールアクション。ミキフレ達を操作して島をめぐり飛んだり跳ねたりする
    絵柄やノリは最近のミッキーマウス!系列のあたおか具合がちょっぴりでているやつ
    とりあえず密輸商人とかさらっとでてきて、おいっいいんかい!って突っ込みました
    攻撃アクションは今のところ見当たらないんでほぼ避けて進みつつギミックでボス倒す感じ
    チェックポイントも多くノーマル難易度ならそんなに難しくないかな
    最初にキャラ選んだら切り替えとかないのがちょっと残念
    『ポケモンSV DLC 緑の仮面』
    実は悪かった桃太郎。DLCメインとなるポケモンの仮面の下のお顔が意外と可愛いい
    鬼退治ミニゲームがむずくて中級以上にいけなくて時間を喰いそうだったので粘るのはやめた。諦めが肝心
    DLC地方用の図鑑画像が本編とはちゃんと違うのいいなって思いました
    雑談失礼しました

    > ヴァイス達ネオ・『ウィルスタ』軍が囮になってる間
    開幕一番。『ウォルスタ』軍ですねー
    このルートは綺麗なヴァイスなので間違えてもきっと笑ってくれるさ
    あっちのヴァイスだとしたら・・・うん皮肉と嫌みでしょうねきっと!

    > 若干嫌味っぽく返す爺。
    ずっと忠誠誓って仕えてきた爺ですからね~
    息子のこともありますしデニム君みたいに理想から堕ちていく人たちを色々見てきたんでせうね

    > デニム「では、彼はわざと僕に倒されることを選んだのか!」
    家族や親族のこともあるから目立って動くことはできない
    騎士の忠誠があるから王家に直接刃向けることは騎士という生き方的にきっと難しかった
    裏から協力もギリギリアウトな自覚もあったから騎士として戦いの中倒れることを選んだ
    そんなところでしょうか。生きにくそうだなあ

    > デニム君達は、コリタニ城を陥落させるのであった。
    まさにネオウォルスタの働きあってこそでしたね
    こういう時の囮って如何に最小被害で時間を稼ぐかなので無茶苦茶大変ですよね
    やはり基本性能が優秀な男だヴァイスは

    • >ワトソンさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      スーファミでディズニーの2Dアクションやってましたが
      アレはめっちゃ難しかった思い出。

      (あたおか具合がちょっぴりでているやつ

      初期の方のミッキーは結構過激でしたよねw

      (実は悪かった桃太郎
      あいつ悪役だったんか!

      (開幕一番。『ウォルスタ』軍ですねー
      開幕誤字修正! ありがとうございます!
      もう片方のヴァイスだったら、誤字も許され無さそうw

      (デニム君みたいに理想から堕ちていく人たちを色々見てきたんでせうね
      爺さんから見たら理想に燃える若者は
      輝いても見えるが、愚かにも見えるんでしょうね……
      ワカル!

      (そんなところでしょうか。生きにくそうだなあ
      ワカル!
      騎士には絶対就職したくないw

      (やはり基本性能が優秀な男だヴァイスは
      優秀な男も”運命”によってどうなるかわからないって事ですな。