今回の記事について一言
『心臓が痛くなる会話』
※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。
本編感想
前回のあらすじ:悪事を働くメイ達
軽犯罪ショッピングを楽しんだ二人。
メイ
「ここって、昔はいろいろあっていいとこだったのになあ」
ビー
「まあ、今もいろいろあるのはあるよ」
メイ
「ほとんど空っぽだけど」
「周りに何もないしさ」
ビー
「必死に生き残ろうとしてる感はすごいよね」
メイ
「もう二度と来ないね」
ビー
「言われなくても来ないよ」
「メイが行きたいって言ったからだし」
メイ
「ルセンヌ・モールは楽しいとこだったのに」
「もう終わってるしね」
ビー
「行こう」
「安らかに死なせてあげよう」
メイ
「レット・イット・ダイ
「帰りは運転させてくれる?」
ビー
「ダメ」
ルセンヌ・モールが楽しいところじゃなくなったのか
それともメイ達が大人になったのか・・・・・・
それは誰にもわからない。
~ メイ父 ~
メイ
「よお、お父さん」
メイ父
「昨日(パーティー)は相当暴れちゃったみたいじゃないか」
メイ
「飲んでないからね!」
メイ父
「容疑を否定する前に、非難させてくれないと」
メイ
「あ、そうだね」
メイ父
「二日酔いの特効薬を授けよう」
「『前の晩に飲まないこと』」
メイ父
「今夜は何してたの?」
メイ
「ビーと遊んできた」
メイ父
「そうか、楽しかったか?」
メイ
「うん」
「でも、ちょっと・・・何だろう」
メイ父
「?」
メイ
「なんか、自分よりずっと大人な感じがする」
「それとなんか・・・どっか寂しそうな・・・」
メイ父
「確かにいろいろと大変だからな、昔から」
メイも自分よりビーが大人になってしまった事に
薄々と気づいている様子。
~ 悪夢? ~
今日も変な夢を見るメイ。
夢の内容は、暗い森の中で彷徨い
謎の演奏者を4人探すという物。
演奏者を4人探し終わると
なんか豚鼻の巨大な獣が現れ
夢の世界が崩壊してしまいました。
夢の内容は特に意味はなく
メイの深層心理を抽象的に表現しているのかな?
~ 心臓が痛くなる会話 ~
メイ母
「おはよう!」
「昨日の夜中アレを感じた?」
メイ
『感じてない』
『何なの?』 ←
メイ母
「近所に大きな陥没穴ができちゃったの!」
メイ
「え、そういうのって、まだ続いてんの?」
メイ母
「続いてるというか、なくなることは多分ないと思うわ」
「沼炭地(でいたんち)だからね、それに氾濫原だし」
メイ
「不気味だね」
メイ母
「行っちゃダメだからね?」
「危ないから」
ポッサム・スプリングは経済的にも沈んでるし
物理的にも沈んでいるようです。
まさに終わってる町ポッサム・スプリング。
ビーとショッピングモールで遊んだ会話を、メイ母に話すメイ。
そしてとうとうメイ母が──
メイ母
「というか、帰ってきて何日か経ってるしね・・・」
メイ
「ん?」
メイ母
「もう考えてるんじゃないかな?」
「就しょ・・・」
メイ
「あらもういかなきゃ、ごめんばいばい!」
メイ母
「へへ」
「は~いはい、またね」
心臓が痛くなる会話ですね。
トモイナさんも新卒の就職活動失敗したからわかります。
しかしメイは今後どうするのだろうか?
全く就職活動しているようには見えないですし
かといって夢を追いかけてるように見えない。
母親としては早く就職活動して欲しいけど
あまり口うるさく言うのも良くない。
メイとしても現状をどうにかしたいけど
どうしようもない。
どうすればいいんだ!!!
でもこういう「どうすればいいんだ!」状態って、よくある事だと思う。
~ 今日も沈みゆくポッサム・スプリング巡り ~
メイ母の危険な発言をなんとか(?)回避しつつ
今日も目的もなくポッサム巡り。
ブルース(不法入居者=ホームレス)の様子を確認しに来た
ポッサム・スプリングのお偉いさん(役人)と思われる皆さん。
ブルースを追い出す事はしない模様。
ブルースはちゃんと働いていたようですが
本人曰く「不運が続いちゃって」ここに辿り着いたようです。
メイの独り言から
高校のクラスの男子は10人ぐらい軍隊に入った事が判明。
微妙にリアル。
どこの国も自衛隊は人手不足なのだろうか?
ちなみに自分の大学の知り合いも
「どこにも就職先がなく、公務員で安定しているから」
っという理由で、自衛隊に入った奴がいます。
そんな奴が日本の自衛隊やってるとか、おじさん不安ですよ。
~ 少子高齢化の先に待つ物は滅亡 ~
メイ
「まだ開いているんだ、すげー」
「歴史的に重要だからな」
「それかじいちゃんばあちゃんは、ピロシキ屋さんが好きだからか」
「じいちゃんばあちゃんが怒り出すと
州政府はすぐ資金を出してくれるんだね」
超少子高齢化の日本も全く同じ状況なので
笑えない冗談ですな。
おじいちゃんおばあちゃん増える
↓
おじいちゃんおばあちゃんの声が大きくなる
↓
おじいちゃんおばあちゃんの為の町になる
↓
いずれ人も若者もいなくなって廃れる
↓
滅亡
日本はこの現象が国単位で現在進行中。
そういえば日本の政治家が「若い女性は子供を産もう」
的な至極全うな事を言ったら、ものすごく炎上したの思い出す。
終わってるぜ日本。
ちなみに男性も若い時の方が子供を作りやすく
元気な子供が産まれてくる可能性が高いので、頑張りましょう!
トモイナおじさんはもう若くないので良いのです。
メイ
「今日はまた雨だね」
若者B
「ここは関係ないけどな」
メイ
「ここはもうアジトみたいだなあ」
若者A
「ふ~ん」
若者B
「はいはい」
メイ
「あたしが子供だった頃・・・」
若者A
「聞きたいと思ってる人は一人もいねーよ」
メイ
「でもね・・・」
若者B
「は~いはい」
メイ
「・・・」
「じゃあいいよ、もう」
ポッサム・スプリングにも若者(っと思わしき人物)はいますが
夢や希望や目標を持っているようには見えず
地下でくすぶっているだけでした。
かつてはメイもこの子達と同じような感じだったので
先輩として何か発言したかったようですな。
次回:ナイト・イン・ザ・ウッズ 感想14話 『遊べないんだったら、何のために働いてんの?』
前回:ナイト・イン・ザ・ウッズ 感想12話 『店を出ちゃったんだから、時効みたいなもんだよ』
コメント
お疲れ様です
関係ないけど、飲食店が潰れると90%の確率でマッサージ屋になるのはなんでだろう…
夢のBGMはどれも好き。私が1番好きなのは3番目の夢の「Astral Coal Town」です。NITWのBGM、いいぞ!良かったらぜひ聴いてみてください
雨の日になるとBGMが変わります。これまた静かで良い。白い空を見るとなぜか親の実家を思い出す…かなりの田舎だからもう寂れかけてて悲しい
余談
ブレワイ無双楽しい!でも他にもやりたいゲームいっぱいあって大変だ。今年は見識を広めようとめちゃくちゃ色んなゲームをプレイした結果やりたいゲームとクリアするスピードが追いつかず…あと描きたい絵も増えたからとても大変です。トホホ…
>ポケ丼さん
コメントありがとうございます!
乙ありです!
マッサージ屋は、あまり経費が掛からないからでしょうかね?(適当)
うちの近くにもやたらマッサージ屋がありますが、食っていけるのだろうか。
エッチなマッサージなら行くけど。
(余談
ブレワイ無双購入されたのですね! わりと評判が良いと聞きます。
社会人になってしまうと、今の1/10くらいの事しか出来ないので
めっちゃ恐ろしいですぞw
更新乙であります。>種付けプレスなる物をするのが夢
……なあトモイナさんよ、それってただの「屈曲位」じゃないんかいのぉ?(笑)
……おデブなオッさんとイタイケな少女だったら、ものすごい犯罪者臭が漂う。
……どっちかっつーと「だいしゅきホールド」のほうが。足の絡め方がポイント。
なにウッズか知らねーけど、相変わらず退廃臭がするぜ……(ゴルファーにあらず)
まあ、アメリカンな現実をビミョーな角度から抉ったゲームだなー、とは思うよ?
★DOLLAR EMPIRE
うーん、アメリカンな100均ですな!一応さ、100均のルーツはアメリカなんだわ。
・19世紀後半にウールワース兄弟が東海岸で、「グレイト5セントストア」を開店。
・彼らの商売はヒットして1913年に、NYに60階建て自社ビルを造るまでに成長。
(ウールワースビルディングは1930年まで世界一高いビル。建設費現金一括払い)
・商品は5セント〜10セント。工場で働く男性の月給は40ドルほど。薄利多売。
・ウールワースはスーパーマーケットに転身、でもアメリカでは1997年に倒産。
・現在は名前をフットロッカーと変えて、スポーツ用品/スニーカーの専門店に。
・そのコンセプトの後継者は、ジャックス。いわゆる「99セントストア」ッス。
(業態としては、閉店時の在庫整理品を集めて販売する「クローズアウトストア」)
……まあ、日本から「ダイ◯ー」も進出してますけどね?(さらに、中華コp…も)
★ポッサム・スプリングは「ラストベルト」の街
ペンシルベニア、古びた工業都市、未来がない閉塞……そう「ラストベルト」さ!
2020大統領選の激戦地であり、トラ◯プ躍進の原動力でもあった地域ッス……
・ラストベルト(Rust Belt)……直訳すると「赤サビ地帯」で、五大湖〜東海岸まで。
・石炭・鉄鋼・自動車などの斜陽産業を多く抱える。「アメリカ製造業」の中心地。
・最後の画像が「地下の記念館の壁画」っぽい。ここはどーやら炭鉱地区らしいね。
・炭鉱地区であれば、街全体の地盤沈下はつきもの。(日本でも街の陥没があるぞ)
・陥没穴、泥炭地、氾濫原。地盤が弱いので、耐震性は激ヤバでしょうなあ……
……最後の「地下エリア」は何かの伏線かにゃ〜?地下、若者、潜伏、テロ?
……さすがに「武装蜂起で革命万歳!」にはならんじゃろ。ここはアメリカさ(笑)
★アイ・ワンチュー・フォー・ゆーえすあーみー!
アメリカは軍事国家であります。軍隊が巨大であるが故に、維持する人員も必要。
で、人口3億人超に対して、軍隊は137万人。リクルート活動でかき集められる。
そのターゲットとなるのは、中間・低所得層。(金持ちは前線には行かないものさ)
・「大学にタダで行けますよ。教育を受けられるし国に貢献することもできます」
・その「新人勧誘」に当たるのがリクルーター(広報官、募兵官)。若い下士官兵。
・低所得者層向けスーパーマーケットに平日の昼間からたむろする若者が狙い目。
……こーいうのもなんですが田舎は昔から、軍人の供給源でもありまする。
……旧帝国陸軍でも東北や九州は精兵の産地。(逆に大阪は弱卒扱いでのぉ・・・)
★ピロシキは爺婆の好物、か?
特別「ピロシキが好き」って印象はないぞ。ドーナツでもバーガーでも何でもOK。
高齢者でもファストフードや高カロリー食を貪るイメージですが……まあいいや。
・ピロシキってのは、東欧起源の惣菜パンのこと。発音は「ピラシキー」に近い。
・日本だと揚げパンのイメージだけど、ロシアなどの本場ではむしろ「焼きパン」
・具は何でもいい。挽肉、魚肉、卵、チーズ、キャベツ……ジャムやフルーツも。
・実は日本のカレーパンは、昭和初期にピロシキから派生したともいうぞ。
……アメリカには東欧からの移民も多かった。ピロシキ屋も、あるにはあるでよ?
★少子化問題に解決策はないぞ?
いやね、あるにはあるんですよ。「政府/公権力による全面的な統制」が出来れば。
でもさ〜?「自由恋愛ガー」「人権ガー」「平等ガー」……あー、無理だわこれ。
産むのが自由なら、産まないのも自由。強制できなければ、しょせんは無理ゲーぞ。
とはいえ当事者の我ら臣民にとって、本当に「少子化」って絶望なんですかね〜?
そりゃ為政者サイドにとっては困るでしょうが、シモジモにとっては多子も困る。
被相続者が増えれば増えるほど遺すものも微細に分割されるだけ。まさに、田分け。
どのみち「自助」を求めるんだからさ、なるよーに放置していても良いじゃんよ?
「XX年後には日本人が消滅する」って言うけれど、綺麗に消滅にはならねーよ(笑)
……どのみち、その頃には自分は生きてないからね。後は野となれ山となれ?
ねこの本性は黒いのであります。にゃふー!?
>くろねこさん
コメントありがとうございます!
乙ありです!
実際あの体位の名前知らないんですが、そういう名称だったんですねw
体格差&ロリ属性に効果抜群なのが好き。
100均のルーツはアメリカとか知らんかった!
なぜか100円ショップって日本特有の物だと思ってましたw
100円で物が買えると、お得感が半端ない。
ポッサムスプリングは、ラストベルトが元ネタかも知れませんね。
日本だとあまり鉱山とか地盤とか、考えて生きて来た覚えが無いw
アメリカは軍事力がスゴイと思っていますが、それ相応の人材も必要ですね。
日本でもそうですが、軍隊に行かせられる人たちはどこの国も一緒ですなあ。
低所得者層向けスーパーマーケットに平日の昼間からたむろする若者が狙い目とか
まんまメイじゃないかw
少子高齢化どころか、超少子高齢化ですからね。ヤベーっすよ!
もう人権無視して、24歳くらいの男女くじびきで結婚相手決めるっきゃねえw
まあ正直自分も、自分が死ぬまでに日本が持ちこたえていれば
その先は知ったこっちゃねーですわ。未来を託す子供もいませんしな!
HAHAHAHA!
更新お疲れ様です。
自分も大学卒業後に無職の期間があったので、メイの気持ちもメイ母の心配する気持ちもわかります。
(自業自得なのですが)
ポッサム・スプリングが沈んでいるというのが比喩でなく、物理的にも沈んでいるというのは驚きでした。
ブルースさんや軍隊に行った同級生、色々先に絶望している若者とかもう……辛い。
昔よく買い物に行っていたそこそこ活気のあった商店街が近くに大型スーパーが出来てから数年して久々に行ってみたら、8割くらい店が潰れて住宅や介護施設になってしまっているのを見て複雑な気分になった……みたいな感じに近い? 違うか…。
>もっちりけだまさん
コメントありがとうございます!
乙ありです!
自分も卒業後無職(バイト)期間あったので、この二人の会話はよくわかりますw
経済だけでなく物理的にも沈んでるとか、ポッサム・スプリングやばいですよねw
未来がないってレベルじゃない。
もっちりさんの例では、一応住宅や介護施設になってるのでワンチャンありますが
ポッサムではそのまま8割閉鎖して終了という感じですね。
新しい店等も入ってこない。