スポンサーリンク

ナイト・イン・ザ・ウッズ 感想41話 『やつらはなんか、悲しいんだよね』

今回の記事について一言
『希望をたくしたいおじさんと、たくされたくない若者』

 

※注意※
この感想日記は、ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
筆者は初見プレイなのでネタバレコメントはお控えください。
なにとぞよろしくお願いします。

 

本編感想

前回のあらすじ:ポッサムの犠牲になったのだ・・・犠牲の犠牲にな

地元(ポッサム・スプリング)愛がすごすぎるおじさん集団。
地元好き好きアピールを、地元の子供(メイ)達へ語り続けます。

メイ
「なんでこんなことまで話すの?」

先頭のおじさん
「俺らはだんだん老いていってんだよ」
「幸いなことに、なんとか健康だけどな」
「若くて新しい仲間を増やして
この役割を引き継いでもらわなきゃいけないんだよ」

地元大好きおじさんもいずれは老いて死んでしまうので
若者を加入させたい模様。

希望はいずれ、若者へと託す物である。


しかし地元の若者(メイ)達は──

ビー
「コスプレ殺人サークル」
「ボス(先頭のおじさん?)に殺されると嫌だから皆入ってるだけ」

アンガス
「これは最悪だよ」

グレッグ
「狂ってんだよ」

という感じで、大不評。

たぶんおじさん集団的にも
あまり人生上手くいってる感じじゃない若者をスカウトしたんでしょうけど
失敗でしたね。


人生うまくいってる奴は、こんな集団入らないので。
ビーもそれっぽい事を言っている。
(鉱山労働の時代、金銭的に苦しいので集団に入らざるを得なかった的な)

メイ
「警察に話すっつったらどうすんの?」(選択肢)

先頭のおじさん
「何て・・・言うんだ?」
「鍵のかかった廃坑に勝手に入って、身元の特定できない男たちと
穴を見ましたって?」

メイ
「じゃあさ、助けようって思える理由あんの?」


おじさん曰く
誰もやらないとポッサムが自然災害にあったり
経済が悪化して、若者が帰って来なくなってしまい
いずれポッサム・スプリングが死ぬとの事。
もうポッサム・スプリング死んでね?

先頭のおじさん
「そしてみんな死ぬんだよ」
「この町はなくなって、ただの畑と森になっていく」

メイ
「それ・・・見たことある」

先頭のおじさん
「知ってる」

 

 

~ スカウト終わり ~

先頭のおじさん
「いろいろな考えなきゃいけないだろうし
決める前に時間がいるのもわかるよ」

ビー
「じゃあ、もう帰っちゃっていいの?」

先頭のおじさん
「誰も止めはしないよ」
「ただ覚えといた方がいい」
「俺らが誰なのかわからんだろ」
「地上に出ればな」
「俺らは君たちの名前も家も知ってる」


既におじさん集団がメイ達を知っている事から
おじさん集団の中には、普段メイ達が接している人もいるかも知れない。

っというコメントを前回の記事で頂き
中々良い目の付け所が良いなーっと思いました。
そう考えると怖いね。


グレッグのボウガンで撃たれたおじさん(アイデ)は
納得がいってないようですが、先頭のおじさんに怒られたので
その後は何も言ってきませんでした。

 

 

~ 老いてけボウガン(誤字ではない) ~

おじさん集団による若者への企業説明会が終わったので
メイ達は帰ることに。

先頭のおじさん
「坊や、クロスボウは置いていけ」

グレッグ
「はあ? なんで?」

先頭のおじさん
「まあ、誤魔化してもいいんだけどな」
「正直に言うと、信用してないからだよ」


っという訳で、ボウガンも壊れてるので
おじさんの言う通り、置いて帰ることに。

メイ
「あたし・・・動けないんだけど」

アンガス
「僕がおんぶしてあげるよ」

 

 

~ 帰り道 ~

ビー
「もうどう考えればいいか、全く分かんなくなったんだけど」

メイ
「ただの・・・恐怖?」
「みたいな?」

アンガス
「『恐怖』って、あまり使わないね」

メイ
「あたし、もうそれしかないよ」
「なんかさ、頭ん中にそれ以外は何もかもなくなっちゃってる」

グレッグ
「とにかく早く出ようぜ」

メイ
「あたし、もしかしたら・・・」

アンガス
「シーッ、話は後にしよう」


「もしかしたら・・・」
何だ?

 

帰っている途中、メイが
「あたし・・・多分理解出来た」と言います。
(「もしかしたら、奴らの言ってる事理解出来たかも」でしょうね)


理解出来たのは、どうやらおじさん集団の事っぽい。

メイ
「やつらはさ、将来期待してた物を失っちゃったんだけど」
「それがずーっと前に起こったのと一緒だったっていうか」
「昔にも同じことが起こったって思いこんでるだけかもしんない・・・」
「とにかく与えられるはずだった『物』がなくなることを恐れてたからさ・・・」
「そのせいでケイシーと収穫祭の時の子も・・・」
「・・・ごめん、やっぱ考えがまとまんない」

つまり、どういう事だってばよ・・・・・・
昔何も無かったけど、今起きている不幸が
昔にも起きてたって勘違いしてるって事か?
勘違いっというか、そう思いたい的な。


「やつらはなんか、悲しいんだよね」
なんて言ってるので、メイ達も成長の仕方によっちゃ
おじさん集団みたいになったのかも知れませんね。

 

アンガス
「っえ?」

ビー
「『シーッ』」
「今、何か聞こえ・・・」


突如現れたおじさん(たぶんアイデ)により、足を掴まれるメイ。
手を出すな言われてたのに・・・・・・


しかしおじさんの乗っていたエレベーターを
強制降下させ、メイは無事脱出。
(おじさんはこの影響で、腕がちぎれました)

 

 

先ほどのエレベーターの影響か、廃坑が崩壊。

グレッグ
「うっわああー!!!」

アンガス
「みんな大丈夫?」

ビー
「メイ! メイ!」
「大丈夫!?」
「メイ! 何か言ってよ!!!」

メイ
「へへ」
「へへへ」
「ヘヘヘハハハハハハハハ!」

ビー
「メイ・・・?」

メイ
「ハハハハハハハハハハハハハ!」
「ハア! ッヘ!」
「グスン、エ~ン」

ビー
「大丈夫、大丈夫」
「大丈夫だよ、あたしはここにいるからね」
「やつはもういないから」


──っが、メイ達は何とか無事っぽい。
ここのビーとメイ、最高に百合百合しい。

グレッグ
「チキショー」
「どうやったらこっから出れんだろ・・・」

アンガス
「どこかから空気が流れてきてるんだよね」
「だから最低でも窒息死はないよ!」

グレッグ
「なんでわかんの・・・?」

アンガス
「ボーイスカウトだったんだ」
「ボーイスカウトだよ」

グレッグ
「なあ、アンガス」

アンガス
「ん?」

グレッグ
「愛してるよ」


ボーイスカウトだとアピールしたいのか
二回言ったのは、ちょっと面白い。
ここのグレッグとアンガス、最高にホモホモしい。

 

 

次回:ナイト・イン・ザ・ウッズ 感想42話 『うるせーよ』
前回:ナイト・イン・ザ・ウッズ 感想40話 『あんたらみんなバケモノなんだよ』

コメント

  1. 更新乙です!
    なんだかすごい展開に・・・
    しかしホラーゲーでも、こんなに腕がちぎれるゲームはあまりないですよ?
    大詰め感ハンパない!
    更新気になる!!

    ホライゾンとラスアス2は自分は両方やりましたが、ホライゾンが動画でラスアス2が
    記事がいいと思います。
    両方ステルスあるとはいえ、ホライゾンの方がアクション寄りで、大きな敵もいて
    動画映えすると思います。
    (ラスアス2の方が、ストーリーも重いし)

    GW中ですが、誕生日なので仕事は休む。連休欲しいな~

    • >きんちゃさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      陽ゲーだと結構ポロポロ取れますけどw
      一体どういうオチに向かうのだろうか・・・・・・

      (ホライゾンとラスアス2は自分は両方やりましたが
      皆様の意見を参考に、ホライゾンは動画で
      ラスアス2は記事でやりたいと思います!

      (GW中ですが、誕生日なので仕事は休む。連休欲しいな~
      休みましょう休みましょう!
      人間たる者、休む事が重要!

  2. 更新乙であります。ふむふむ、法螺依存か羅須明日か。どっちかが次回連載?
    別にどっちがブログでも良いのですが、半分忘れちゃったよアーロイちゃん(笑)
    どっちの作品も「ヒロインがロリのままだったら良かった!」と言いそうな?

    なんだこれ。過疎化に悩む田舎町のヴィジランテが、新人リクルートする話?
    でも哀しいことにこれ、世代間の意識の隔絶なのよね。全くもって話が平行線。
    例えるなら、田舎の保守(共和党)と都会のリベラル(民主党)。USA!USA!USA!
    ここでしか生きられない世代と、まだ可能性を信じたい世代。混ぜるな危険。
    「自然災害にあったり経済が悪化して若者が帰って来なくなってしまい、死ぬ」
    ……日本でもそーだろ?地方の小さな農村なんて、既にどーしよーもないんだよ。
    ……人口減、高齢化、経済格差、理由はなんでもいいけれど。もう地方はダメさ。
    結局さ、ポッサムが滅びようが生き延びようが、他から見ればどーでもいいのよ。
    行くところまで行かないと何も変わらない。でも壊れたものは元には戻せない(嘆)

    どーしよーもない空気が漂ってる。このままグダって未消化で終わるのかなあ……
    「やつらはみんな悲しい」と憐れんでるけど、実はメイたちは立派に犯罪者だぞ。
    ・ボウガンで一人負傷させている。
    ・エレベーターを強制降下させ、オッさんの腕をもぐ。
    ・廃坑を崩落させる。下手すると全滅だッ!殺人……だよね?
    ・土地工作物責任は占有者にあるし廃坑崩落の賠償責任は、まあいいか。
    ・ぶっちゃけ証言できるものがいないなら、裏切り者が出ない限り大丈夫かな(笑)
    ……自分たちが殺人者になった可能性。メイも気付いているのでしょう、たぶん。
    ……青春映画なら、このまま助かってエンドロール。ホラーなら、もう一波乱。

    百合ップルと薔薇ップル。みんな違ってみんないい。
    ・ここのビーとメイ、最高に百合百合しい。
    ・ここのグレッグとアンガス、最高にホモホモしい。
    んちゅーーーーーー。幸せなキスをして終了。古き良きアメリカ映画の伝統さ。
    とりあえず。居なくなった者がいたらソイツはカルトだ。誰かな誰かなぁ?(笑)

    眠い。ちょっと仮眠をとって作業再開と行きたい。もう歳じゃよゴホゴホ。

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      たぶんどっちかが連載。
      どっちのヒロインも可愛くない・・・・・・
      せめて1のエリーたそを返して!!!

      (過疎化に悩む田舎町のヴィジランテが、新人リクルートする話?
      その通りです。
      闇の組織の隊員も、若い世代に引き継がないといけぬのです。

      て話が平行線かも知れませんが
      おじさん達は頭が固いので、ポッサムを救う使命感しか頭にないのです。
      悪い事をしているのではなく、良い事をしていると思っているので
      多少の無茶も可能なのです。

      (実はメイたちは立派に犯罪者だぞ。
      そこらへんはメイはともかく。ビーやアンガス等は感じているので・・・・・・
      このゲームは青春映画や!

      (古き良きアメリカ映画の伝統さ。
      そうなんですかw
      同性同士イチャつくのは構いませんが
      やはり男には女。女には男です。

  3. ブログ更新 ありがとうございます

    なんか進撃の巨人のサネスを思い出すような集団でしたね
    「こういう役には順番がある」云々

    そしてメイちゃんはSANチェックに失敗して半ば半狂乱と
    この先どうなるかって感じですね

    • >T.T.さん
      コメントありがとうございます!

      ありありです!
      それ自分も少し感じました!
      サネスと少し違うところは、サネスは罪悪感を持ってましたが
      このおじさん集団は、たぶん罪悪感を持っておらず
      良い事をしていると思っているのでしょう、

      メイちゃんの精神がヤバイ!!

  4. お疲れ様です
    お前も集団に入らないか?
    地元のために人を殺す簡単なお仕事。
    ヤギは人食えるなら誰でもいいけどおじさん達は有能な人物を食わせるのは良くないので社会貢献しないやつらを狙っていると勝手に思っている
    メイが脳に干渉を受けてたのはヤギのせいか新聞記事に書いてあった地下ガスのせいか…
    廃坑に住んでいたおじさんたちはエレベーターが無くなったことによってあとは死を待つのみとなった。
    そして精神がガチでヤバくなったメイ。崩壊しかけている

    • >ポケ丼さん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      地元のためだから仕方ないね。
      殺すのはクズだから仕方ないね。
      おじさん達が死ぬのは確定ですが、またいつか黒いヤギを見つける人が現れ
      新しいおじさん集団がいずれ結成されるかも知れませんね・・・・・・

  5. ・更新お疲れ様です!
    メイ「ゴオオオオオオオオオオオオルデエエエエエエエエエエエエエエエンンウィイイイイイイイイイイイイイイクウウウウウウウウウウウウウ!!!」

    > ポッサムの犠牲になったのだ・・・犠牲の犠牲にな
    グレッグ「つまり…どういうことだってばよ?」

    >希望はいずれ、若者へと託す物である。
    ・但し、押し付けるものではない。

    >もうポッサム・スプリング死んでね?
    ・そういえば、地震とか洪水とか起きやすい風土って話でしたな。

    >先頭のおじさん「この町はなくなって、ただの畑と森になっていく」
    ・ジャーム君も似たような事言ってましたな、「自然は根性あるから、人間がいなくなったら、再び蘇る」的な。

    >~ 老いてけボウガン(誤字ではない) ~
    ・~ もってけセーラーふく(脱字はある) ~

    >メイの理解
    ・おそらくですが、20年前……「炭鉱労働を継いで、働いて金稼いで家を買って…」といった「地元で生まれ育ち、地元で生きる」って希望が、閉山で失われた→盗掘による黒ヤギ及び昔のカルト教会発見から、「大昔の炭鉱のピンチやポッサムの危機は黒ヤギ=神頼みで乗り切った」と思い込んだ→おじさん教団結成…この流れと犠牲を哀れに思ってるのかもしれませんな。
    ・メイちゃんは夢で薄々気づいてるんでしょうね、黒ヤギが生贄調達をやりやすくするため「だけ」にギフトを与えてるって。他は特に「何もしてない」って。

    >ここの「ビー」と「メイ」、最高にホモホモしい。
    ビー&メイ「「女なんですけど!?」

    ・失礼しました!次回も期待です!

    • >にわか三級さん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      ワシご機嫌!!!!!!!!!!
      しかし既に9連休が3日終わった。
      死は確実に近づいているのである。

      (但し、押し付けるものではない。
      確かにw
      引継ぎって難しいなあ・・・・・・

      (ジャーム君も似たような事言ってましたな、「自然は根性あるから、人間がいなくなったら、再び蘇る」的な。
      おぉ、よく覚えていますな。
      自然は蘇りますが、人間は蘇らないという。

      (この流れと犠牲を哀れに思ってるのかもしれませんな。
      たったこれだけの文章でここまで理解するとは
      にわか氏も神の意志を受信してる説。

      (ビー&メイ「「女なんですけど!?」
      グレッグとアンガスだったw