このゲームのプレイ日記はこちら。
目次
プレイ済みナンバリング
1,2
評価を書いた時点でどこまで進んでいたか
全エンディング確認
プレイ時間:約22時間13分
評価ゲームタイトル
『~零~濡鴉ノ巫女』
コーエーテクモゲームス 2014年9月27日 発売
対応機種:wiiU
このゲームってどんなゲーム?
日本を舞台にしたホラーゲーム。霊にダメージを与えるカメラ『射影機』を持ってのバトルが特徴。三人の主人公が交互に切り替わりながら、日上山という山での出来事に巻き込まれていく。
前作やってなくても大丈夫? 今作からでも大丈夫?
前作のキャラが一人登場。プレイしていないと、いきなり出て来た感が否めないが、まあ問題無し。知っていればより楽しめる、ファンサービス的な感じ。
総合得点 66/100点 ランクB+
66/100点 ランクB+
個人評価26/40点 ランクB
個別評価40/60点 ランクB
レーダーチャート
個人的評価 26/40点 評価B
『ホラーよりも濡れる美少女が気になって仕方ない』
零シリーズの6作目。久しぶりの零である。ずっとソニー製だったのだが、途中で任天堂製のゲームに出ることに。それで怒ってる人もいるが、ソニー製品で売れなくなったので、それを任天堂が拾ってくれたらしい。なので任天堂に文句言うのは小門違いも甚だしいので、そこんとこ注意。まあ本当かどうかは、ゲームユーザーにはわからないので、出たハードでゲームを楽しむが、真に素晴らしきゲーマーである。wiiUで出た零だが、実に上手くwiiUの機能を使っているゲームである。全ての点が高水準なゲームで、特にゲーム初心者向けに造ってあるのが、目に見えてわかる。ホラー感も薄いので「ホラーやってみたいけど怖いのは嫌!」っという人にもオススメ。難易度も低いどころか、復活するアイテムもたくさん持って行けます。ただ、怖いホラーゲームを期待してた人にとっては残念な怖さ。その代わりに女の子の可愛さにとんでもなく磨きがかかりった本作。オマケの衣装のシコリティはとんでもなく、この衣装のままDOAXシリーズに行けそうな勢い。いつか零シリーズのギャルゲーをやるのが夢である。零はもっと評価されても良いゲームだと個人的には思うのだが、なぜかイマイチ浸透してる感がない。日本に残る数少ない和製ホラーゲーなので、これからも応援したいところ。
システム面 12/15点 評価B
『新しさ』 5点
今まではマップが繋がっている探索型であったが、今作はステージクリア型になった。また、最初からある程度アイテムを所持しており、ポイントを消費することによって、最初から持っていけるアイテムも増やせる。ポイントはクリア評価に関係するだけなので、復活できるアイテムを初めから多く持った状態で始めることも可能になった。ポイントは各章ごとに決まっているので、ポイントが尽きて『詰み』ということはない。しかし、これによってアイテムがなくなるという恐怖(サバイバル感)が皆無に。そういったサバイバルを楽しむタイプのゲームじ ゃないにしろ、ホラーゲームなのだから、消耗品が無くなっていく恐怖は失くさないで欲しかった。全体的にゲーム初心者に配慮した作りになっている。章クリア型で比較的迷わないゲームなのに、影身というナビゲーターまであって道に迷わないという、ゲーム初心者至れり尽くせりである。戦闘面については、基本カウンター攻撃でしか大ダメージを取りにくかったが、こちらからの攻撃でも大ダメージを取れるようになったはとても良い。しかもその大ダメージの取り方が、被写体が多い程大ダメージを取れるといった感じなので、これもまた戦闘のテクニカル感が増していて良い。更に今回はwiiUの長所を活かし、カメラを傾けることが出来る。これによって、斜めや縦にカメラ(っというかファインダー)を傾けて、被写体をたくさん写したりすることが可能。これをPS3でやるとすると、カメラを構えて移動する為の十字キー操作と、カメラを傾けるアナログスティックを同時操作しないといけなくなる為、ゲーム慣れしていない人じゃないと難しい操作になってしまう。まさにwiiiUを活かした機能であることがわかる。しかし初期設定のままだと、カメラの操作全てがwiiUを動かさないといけなくなる為、非常に大変。ちょっとwiiUを動かしただけでカメラが明後日の方向を向いてしまう。カメラの移動は十字キー操作にして、傾きはwiiU操作に設定変更した方が良い。章クリア型に変更・戦闘の更なる戦略性・wiiUの性能を活かしたシステム。新しいことに挑戦出来たのは、間違いないだ ろう。ただアイテムを取ろうとする度に、幽霊の手が出るか出ないかみたいなシステムがあるのだが、これを考えた社員はクビである。アイテムを取ろうとして手を伸ばした手を掴まれるか掴まれないか? っというのは、ホラー演出の定番だが、バイオでいうハンドガンの弾取るのにもイチイチそんな演出が入ってテンポを損なう。しかもランダムで幽霊の手に掴まれるというオマケ尽き。幽霊の手が見えた瞬間手を引っ込めれば良いのだが、なぜどうでも良いアイテムを取る為にビクビクしないといけないのか? 『水によって女の子が濡れる』という、男の子にとっては夢のような『濡れメーター』システムも、ぶっちゃけ空気である。グラフィック的には良い。
『快適さ 』 2点
前述のとおり『手』のせいで快適性がない。アイテムを無視すれば良いだが、物語を良く知るためのファイル等もある為無視する訳にはいかず、マップに落ちているアイテムはクリア評価にも関わる。移動もなんかモッサリしているが、これは昔からなのでご愛嬌。主人公たちの身体能力は一般人なので、まぁ良いかとい感じ。しかし今の御時世クイックターンがないのは最悪。影身システムで道に迷わない点は良い。
『システムのおもしろさ 』 5点
昔から変わらないが、カメラで幽霊を撮り、撮影する距離が近い程ダメージが高くなることや、敵の攻撃した瞬間を撮るとダメージが上がるといった、カメラとホラーの長所を活かした戦闘システムが逸材。初代から完成されている素晴らしい戦闘システム。この戦闘システム考えた人は間違いなく天才である。今作で更にパワーアップしたのはとても良い。今までは完全にカウンターゲーだったが、今回はこちらから攻められるのが特に良い。カウンターからの連続撮影、被写体をたくさんファインダーに映しての攻撃等が上手く決まると、とても快感。
ストーリー面 10/15点 評価B
『ストーリーのおもしろさ』 3点
いかにも零らしいなーって感じのストーリーでした。悪くない。零恒例の胸糞悪い儀式(褒め言葉)も、もちろん登場。基本的に今作のみで物語は綺麗に終わる。グッドエンディングもあればバッドエンディングもある。主人公が三人いるのだが、その中の一人が過去作の登場キャラに関連する人物。それは良いのだが、そのキャラだけ家庭内問題みたいな感じで、主人公として必要あったのだろうか? っという疑問が残る。他二人は今作の黒幕的な人物に誘われたという設定なのだが、この主人公だけは誘われていない。ストーリー自体はホラーより、どちらかというと感動物(?)であるのだが、いきなり感動的展開になった感がして、そんなに感動出来る感じはしない。どちらかという幽霊が可愛そうな物語。まぁ零ってそんな感じなのだが。
『ストーリーのボリューム』 2点
普通というところ。長くもなく短くもないのだが、時間が余ってる人には短いかな? っという感じ。ストーリーが終わったら、ストーリー的にはやるこもないので、ボリュームはあまりないのかも知れない。クリア後にオマケ的なストーリーもあるのだが、これまた短いうえ、別ゲームのキャラが主役である。オマケ的なストーリーを入れるなら、本作のキャラの後日談にして欲しかった。
『グラフィックと音楽 』 5点
グラフィックは綺麗。特にコーエーの女性キャラのCGは(筆者的に)定評があり、美少女キャラが水で濡れて、なんと服が透ける!!! キャラによっては、よーく見れば下着がうっすら見えてくれるという造り込み。霊も怖いというかエロイ。走るとギリギリパンチラが見えたり、クリア後の衣装がとんでもなく露出が多かったりと、どこに気合いを入れてるんだと言いたい。賛否両論だと思うが、私は男の子なので大賛成である。キャラだけでなく、日本の和風建築や、一枚絵になるような美しいシーンも魅力。特に章の始めに表示される一枚絵や、ムービーに映る女性達は綺麗である。それと今作のED曲『鳥籠 in this cage』は、今まで聞いたゲーム主題歌の中でも10指に入るくらい良曲。
キャラクター面 12/15点 評価B
『個性』 4点
こういったゲーム(ホラー)なので仕方ないのだが、皆幸が薄そうな女性ばかりである。奇抜なキャラもいないので、個性というのはあまり感じない。っが! 今回の魅力は、今まではただの敵だった幽霊に個性が追加されたことだ。ほとんどの幽霊に、幽霊になった経緯がショートムービーとして流れるようになった。文章で長々と説明するのではなく、ショートムービーで造られているのがものすごい評価出来る。幽霊によっては、中々ホラーなムービーもあるので、これを見るのも非常に楽しい。今作の数少ないホラー要素である。
『スポットライト』 4点
主要キャラクターは平等に出番があるが、前述したショートムービーにより、雑魚敵全員にスポットライトが当たっている。捨てキャラという者が存在しないのである。
『キャラ数』 4点
キャラ数は特に言う事無し。多くもないし少なくもないかな。っという感じ。そもそもホラーゲームでキャラがいっぱいっていうのもおかしな話しである。特筆すべき点は無し。
ゲーマー面 11/15点 評価B
『やりこみ』 3点
衣装変更やマルチエンディングが存在するのだが、最終ステージを4週すれば良い。一応全ステージを高評価でクリアすれば特別なレンズが貰えるので、やり込み要素がない訳ではない。しかしそれくらいしかないので、やりこみ要素が多いとは言えない・・・のだが、さすがコーエーと言うべきか、オマケで入手可能な『水着』の出来がヤバイ。もちろん良い意味である。雰囲気はブチ壊しだが、オマケなので問題無し。水着衣装は必見。こういう造り込まれた(?)衣装を手に入れる為には、かなりの労力を強いるゲームが多いのだが、今作では結構簡単に手に入るのも良い。制作陣もきっと見て欲しかったのだろう。しかしその服以外では、せめて見つけた地縛霊ファイルくらい追加して欲しかったし、隠れ幽霊みたいなのも欲しかった。高難易度ボスというのも存在しないので、戦闘のやりがいもない。
『次回作の期待』 5点
今作はホラー感がだいぶ薄れてしまったが、それでも数少ないキチンとした和製ホラーゲーム。薄れただけでちゃんとホラーゲームにはなっている。零はもっと評価されても良いゲームだと思うので、今後も頑張って欲しいところである。
『ゲームバランス』 3点
簡単すぎる。しかも最初からハード的な物が選べない。しかし零の戦闘システムを考えると、あまり難しくなると初心者お断りになってしまうので、誰でも出来るような難易度にしたのであろう。最初からアイテムをたくさん持って行けることも考えると、初心者向けとして作ったのが安易に想像可能である。そう考えると悪くない難易度かも知れないが、やはりゲーム慣れしてる人からしたら簡単すぎて歯ごたえがない。
オマケ
2016/6/12日の時点での、美少女結果発表!
零 濡鴉ノ巫女 NO1美少女決定戦
(いつまでも投票可能です)
1位:不来方 夕莉 66票
さすが主人公。記事ではそんなにネタにしていないのに、見事一位。
たぶん最終話の笑顔でもすごい投票を稼いだに違いない。
男性にも女性にも人気でした! 僕はゆーりちゃん!
2位:百々瀬 春河 65票
ほとんど記事に出てないのにこの投票数ありえんだろ(笑)!
誰かが面白がって投票したとしか思えないのだが・・・・・・
それともおっ○いか!? おっ○いあれば良いんか!?
3位:黒澤 密花 53票
夕莉ちゃんの保護者だからなのか
夕莉ちゃんとセットでの投票も多かった密花さん。
「顔」という、率直なコメントで投票してくれる方もいました。
※余談
トモイナが一番好きなのはもちろん『白菊』ですが
二番目に好きだった『氷見野 冬陽』が、18票でビリというのは驚き。
ブラコンにも負け、逢瀬さんにも負けるとか・・・・・・
NXで零の新作出るなら買う