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カルドセプト リボルト 評価・レビュー

このゲームのプレイ日記は無し。

 

プレイ済みナンバリング

カルドセプト,カルドセプトDS

 

評価を書いた時点でどこまで進んでいたか

エンディング確認
プレイ時間:132時間14分
(内オンライン対戦約75時間)

 

評価ゲームタイトル

『カルドセプトリボルト』
大宮ソフト 2016年7月7日 発売
対応機種:3DS

 

このゲームってどんなゲーム?

ボードゲームとカードゲームが合体したゲーム。土地にモンスターを配置して、その土地に止まった敵からお金(カルドセプトでは魔力)を奪う。ジャンルはカードゲームやボードゲームに相当する。どちらかというとオンライン対戦メインだが、オンラインせずとも一人プレイでも十分な量のクエストがある。ただしクエストのストーリー性はあまりないので、オンライン対戦をプレイすること推奨。

tanpatu20 (1)

前作やってなくても大丈夫? 今作からでも大丈夫?

前作のカードも登場するが、10年振りの新作なので問題無し。

 

総合得点 70/100点 ランクA

70/100点 ランクA

個人評価29/40点 ランクB
個別評価41/60点 ランクB

 

レーダーチャート

 

個人的評価 29/40点 評価B

『10年振りの新作。キチンと進化していました』
最初に発売されたカルドセプトから10年。カルドセプトDSはPS2のリメイク版なので、本作は待望の続編である。知っている人しか知らないといったレベルの若干マイナーなゲームであったが、カードゲーム+ボードゲームという珍しいジャンルで、固定ファンは少なからず存在していた。自分もその一人である。大多数の人にとっては完全新作みたいなような今作だが、なぜかこのゲーム専用のニンテンドーダイレクト(任天堂商品の宣伝動画のような物)が配信されるなど、かなり優遇されていた。なぜこのゲームをそんなに推したのかは不明だが、推されただけあって良作に仕上がっている。ゲームバランスを壊さないか不安であった多数の新要素も、全て綺麗にまと まっている。DLCもキャラグラやダイスを変える為の物。追加クエスト等。元々あるべき姿のDLCで、対戦等には影響無し。カルドセプトの続編に恥じない出来に仕上がっており、プレイ時間を見てもらえればわかると思うが、ファンとしては十分満足している。

 

 

システム面 13/15点 評価A

『新しさ』 5点

対戦カードゲームとボードゲームが融合したゲーム。ありそうで地味にないジャンル。今作では新たに「秘術」「合成」「ブリードカード」他。多数の要素が追加された。これだけ色々と追加すると訳がわからなくなりそうだが、メインストーリーを進めて行くと徐々に解禁されるような形なので、新しいシステムはすんなりと受け入れられるようになっている。逆に言うとメインストーリーをクリアしないと、こういった新要素のカードが手には入らない。新カードも大幅追加。既存カードのグラフィック描き直しもあり、ブリードカードという自分専用のオリジナルカードを作れる要素もあり既存プレイヤーでも新鮮に楽しめた。

 

『快適さ 』 3点

ゲームシステムの関係上仕方ないが、一試合がとても長い。ストーリーのボリュームがすごいので、CPU戦では相手の行動を早送りにする機能くらいは欲しかった。それ以外は結構快適。特に5枚目以降のカードを自動で全て選択して一括売却出来る機能は非常に良い。カードゲーム全てに備わって欲しい素晴らしい機能。

 

『システムのおもしろさ 』 5点

対戦カードゲームの戦略性とボードゲームの運要素が非常にマッチしたシステム。相手のカードが常時見えることも手伝い、非常に戦略性があるゲームといえる。もちろんボードゲームの要素もあるので、全勝全勝とはいかず、運に左右される展開も度々遭遇する。運に左右されるのが嫌いな人にとってはマイナス要素であるが、逆に言うといついかなる時でも運によって逆転出来る可能性もあるので、格上だからと言って全戦全敗にならないというプラス要素でもある。最後の最後で逆転したり、接戦になるような展開も度々遭遇する。カードゲームが好きでボードゲームも好きな人間なら、このゲームは非常に面白いゲームになりうる。

 

 

ストーリー面 11/15点 評価B

『ストーリーのおもしろさ』 2点

ストーリーは圧政に立ち向かうレジスタンスという王道的展開……かと思いきや、非常に規模が大きい(むしろ大きすぎる)カルドセプトらしいストーリーとなってくる。メインストーリーは良いのだが、それ以外は別に面白い訳ではない。一試合が長いことや結構敵が強いこともあり、あまりストーリーを楽しめない。むしろ試合に負けるとまた長い試合をプレイしなければならないという恐怖により、ストー リーどころではない。仲間と共闘するステージもあるのだが、仲間が足手まといになるシーンも多々あり、イライラ感が半端ない。

 

『ストーリーのボリューム』 5点

メインストーリだけでもかなりのボリュームがあるが、それが終わった後もかなり数のクエストが追加される。一試合の時間が長いことを考えると、面白くないか面白いかは別として、このゲームだけで非常に長い時間遊べる。オンライン対戦を絶対にしたくないという人や、オンラインに繋いで遊べない人であっても、一人で十分に楽しめる。ただしチャレンジ的な水増しクエも多いので、何度も書くが面白いかは別である。

 

『グラフィックと音楽 』 4点

カードのグラフィックはどれも綺麗である。カードを拡大して見れる機能も完備しているので、グラフィックを更に楽しめる。ストーリーのキャラ絵も非常に良い。特に女の子のキャラクターが非常に可愛い。ゲーム中は、相手の手札確認や状況確認に気 を使っているのであまりジックリ聞けないが、BGMもなかなか良い。メインストーリーのラストバトルで流れるBGM等は中々神々しくてカッコイイ。

 

 

キャラクター面 7/15点 評価C

『個性』 2点

個性抜群というキャラはいない。「こいつは個性抜群だ!」というキャラは存在せず。まぁオリジナルのカードゲームで、キャラの個性抜群かつストーリーも最高のゲームを作るというのは無理な話である。ただ女性キャラが非常に魅力的。痴○や双子ロ○や女騎士や妹や女神等、バリエーションも豊富で色彩豊か。逆に男性キャラは硬派っぽくて皆地味である。オンライン対戦でキャラグラを変更出来るのだが、なぜ本編女性キャラのグラが無いのか? 非常に残念。

 

『スポットライト』 2点

各キャラ のちょっとした物語もあるのだが、それを見るためには何回も同じキャラと戦わないといけないので非常に面倒くさい。ものすごい盛り上げる内容でもないので、一応用意されてると言った感じである。

 

『キャラ数』 3点

普通といったところ。特筆すべき点は無し。多くも少なくも感じない。キャラではないし課金しないといけないが、アバターだけではなく振るダイスを自由に変えられるのは良かった。

 

 

ゲーマー面 10/15点 評価B

『やりこみ』 2点

やりこみ要素はそれほど無いかなといったところ。まぁカードゲームのやり込み要素=カード収集みたいな物だが、全てのカードを集めるのにはさほど苦労はしない。一応「○○ダメージを達成」のような、実績要素があるのは頑張ったと評価したい。そもそもクエストの量がかなり多く、クエストを全てクリアするのがやりこみ要素みたいなもの。

 

『次回作の期待』 4点

貴重なゲームオリジナルカードゲーム。そして数少ないシリーズ物ボードゲームとして、今後も生き残って欲しい。今作の新要素はどれもこれも素晴らしい物だと思うが、如何せんカード枚数の都合からか、その要素を存分に活かしきっていない気がした。次回作は、カード枚数が更に+200枚くらいされていることに期待。シリーズが続くと仕方ないのだがカードのインフレが激しくなり、次回作のバランスに若干の不安要素が残る。

 

『ゲームバランス』 4点

前作と違ってゲームバランスが大幅変更されたが、それにしては上手くまとまっている。どの属性にもそれなりに強力なカードが存在する為、この属性を使わなければ勝てないといった物はない。自分で成長させられるのがウリで あり、いかにもバランス崩壊を引き起こしそうな新要素ブリードカードが、ゲームバランスを崩壊させていないのは実にお見事。各属性に対するメタカードも存在しており「このカードを使ったら勝てる」といったようなことが起きておらず、オンライン対戦でも様々な属性のデッキと対戦出来る。もちろん存在意義がわからないカードもあるにはあるが、全てのカードに活躍の場を与えろという方が無理な話である。むしろこれだけの新システムを追加して、ゲームバランスを崩壊させていない本作の調整は賞賛に値する。しかし、このゲームは初心者にとっては難しい。相手のカードが見える前提でバランス調整をしている為、まずはカードの効果を把握しないといけなかったりと、難しい要素盛りだくさん。それでも前作よりマシだが。初心者が4人でじっくり考えながらオンライン対戦が不可能な仕様なので、次回作はプレイヤー同士で部屋建てした、フリーバトル的な物があった方が良いといったところ。

 

 

コメント

  1. 更新乙であります。なに、たべっ子どうぶつだとッ?きさま!見ているなッ!
    「たべっ子どうぶつひとつどう?」ジョジョ4部だね?(原作では1994年)
    なおクリスチャン・スレイターの映画「トゥルー・ロマンス」(1993年)で類似が。
    「動物ビスケットを?」(御菓子を差し出す)「ゴリラは返せよ」と続くシーン。
    妹君を説得の際に、なにかの足しになりましたら幸いです。前置きなげーよ。

    Onlineをする前にソロで稼いで揃えなきゃと思ってたら、時間掛かり過ぎたでござる。
    4枚揃えてデッキに入れるのが大変なのです。ま、2枚あればなんとか他で代用可能か。
    青デッキでマカラとインドつながりで入れたかったアプサラスが、揃わなくてねぇ…
    (パイロットのアイナ嬢がシロー君と駆け落ちしちゃったんで仕方がないことである)
    ブリードカードは成長させて戻して利鞘を稼ぐためのもの。本来は不使用派です(笑)

    結局運の要素が大きいのは麻雀でも同じ事。CPUが嵌張待ちをピンズドでツモるやつ。
    抜き打ちで強スペルを連打されるのは防ぎづらいし、勝てないと分かる局面も多い…
    CPUだと相棒が足を引っ張ってくれやがりますので、対人戦では逆に驚いちゃった。
    それにしても、ストーリーのインフレっぷりが無駄に壮大だ!ドラゴン○ールの如し。
    あ、ネットに繋ぐだけで毎日何か貰えるのは、貧乏症としては地味に嬉しいっす(笑)

    ★小物についてのどうでもいい雑感
    えっと、うーん、マジックテープの財布はやっぱり、ないんじゃないかなー………
    経年劣化で留める部分がダメになるし、開けるときのバリバリバリバリィが嫌らしいし。
    見られていないようで案外チェックされているのが、オトコの財布・時計・靴などです。
    日常使う分はさておき、いざ勝負の場合は、それなりにお気配りのほどを(要らぬ世話)
    「…え、キティちゃんやチョッパーの財布使ってますよね?」←ちゅぴーん。
    「…え、フランク三浦を買ってきてませんでしたっけ?」←ちゅぴーん。沈黙の掟。
    ま、まあ、財布は目立たないけれど靴はバレバレ。いつも綺麗にしておきましょう!!

    更に戯言ですが
    妹さん、お兄ちゃんが心配なんじゃないのかなーいろいろと。
    姉は馬鹿弟が、妹はぐーたら兄が気掛かりなものです幾つになっても(放っておけない)
    ちょうど有田哲平さんが御結婚との由。合コンを繰り返して知り合ったお相手とか…
    (ローラちゃんじゃ無かったと苦笑するとともに、こまめな努力の必要性も再確認ダナ)
    ま、マジックテープ財布をはたいて、妹さんへのおみやげでも如何でしょうか?(笑)

    • >くろねこさん
      コメントありがとうございます!

      乙ありです!
      そういえばジョジョ4部にもたべっこどうぶつ出てましたねw
      自分は最初青だけ集めまくって、後はオンラインでカード集めてくって感じでしたね。
      ストーリーは壮大すぎてヤバイですねw 毎日カードが貰えるのは嬉しい。

      (オトコの財布・時計・靴
      全部くっそ安物ですw
      っというかなぜそんなところを見てくるか不明。
      財布が良くて時計が良くて靴が良かったら良い男なのかって感じですわ。

  2. 唐突なレヴュー記事お疲れ様です。私も個人的に好きなシリーズですが、DS持ってないよ。ビータにはこういうシュミレーション系が少ないので、もっと出してほしい!

    • >ノビータさん
      コメントありがとうございます!

      レビュー記事は時間掛かる割には人気ないですし、どこに入れるか迷いますね。
      こういった止まらないでゆっくり考えられないゲーム(リアルタイムストラテジー)は日本人にウケが悪いので
      難しいかと思います。